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平将明議員、高市内閣で新たなポジションに就任 引き続き「Web3政策」の中核担う

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

政府のデジタル政策推進へ

日本のWeb3推進の第一人者である平将明議員が、高市内閣発足後も、自民党内でデジタル政策の中核を担う役職に就任した。

石破前政権でデジタル大臣を務めた平議員は、自民党 国家サイバーセキュリティ戦略本部長、デジタル社会推進本部本部長代行兼AI・web3小委員会委員長に就任。引き続き、Web3および暗号資産(仮想通貨)関連政策への影響力を維持する見通しだ。

Web3業界を主導してきた実績

平議員はこれまで、自民党デジタル社会推進本部の「Web3プロジェクトチーム」座長として、暗号資産税制改革などを主導し、日本のWeb3業界の環境整備に貢献してきた。

また、国際Web3カンファレンス「WebX」に毎年登壇し、民間企業やスタートアップとの対話を積極的に行うなど、Web3業界への理解や造詣が深い。

WebX2024登壇時

今後の展望

今回就任した新たなポジションは、デジタル資産のセキュリティやブロックチェーン技術の国家戦略への組み込みを推進する上で重要な役割を担うと見られる。

平議員はこれまでの会見で、NFT(非代替性トークン)を活用した地方創生や日本の潜在価値の最大化、ステーブルコインを活用したメタバース経済圏の構築、分散型IDの行政活用など、幅広いWeb3技術の可能性に言及してきた。

高市内閣においても、平議員のWeb3・暗号資産分野での専門性と党内での影響力が、日本のデジタル資産政策の前進に寄与することが期待される。

関連:暗号資産の税制改正にも言及、自民党の平議員と越智議員が語る「日本のWeb3戦略と展望」|WebX2024

関連:金融庁、暗号資産の税制見直しを正式要望 分離課税導入も検討対象に

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