5億ドルから10億ドル規模に
ブルームバーグが8日に報じたところによると、カザフスタンが5億ドルから10億ドル規模の国家仮想通貨準備基金を設立する。基金は2026年初頭までの立ち上げを予定。
資金源は海外から押収または返還された資産と、国営マイニング事業からの収益で構成される。基金はビットコイン(BTC)などのトークン・仮想通貨を直接保有せず、上場投資信託や仮想通貨関連企業への投資を行う方針だ。
カザフスタンは2024年半ばに国家管理の仮想通貨準備基金構想を公表していた。金融監視庁は当時、違法取得または押収されたデジタル資産を国家準備金として「経済主権の支援」に活用する目標を示していた。
今回の報道で計画の詳細が明らかになった。基金は国営投資機関が管理し、運用開始後は海外パートナーの参加も想定される。運営はブロックチェーンとフィンテック開発の拠点であるアスタナ国際金融センター傘下で行われる見通しだ。
この動きはカザフスタンが国営マイニング事業の試験運用や民間マイナーへの規制強化を経て、仮想通貨戦略の制度化に向けた最も具体的な一歩となる。
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