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米最大取引所コインベース、予測市場事業強化へ新興企業を買収

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「Everything Exchange」構想を加速

米仮想通貨取引所最大手のコインベースは22日、予測市場スタートアップ企業The Clearing Companyの買収で最終合意したと発表した。

買収額は非公開だが、現金と株式の組み合わせで支払われる。取引は来年1月に完了する見通し。

The Clearing Companyは今年設立されたばかりで、創業者のToni Gemayel氏をはじめ、予測市場プラットフォームのポリマーケットやカルシで経験を積んだ専門家チームで構成されている。約10人の従業員のほぼ全員がコインベースに参画する予定だ。

同社は今年8月に1500万ドル(約24億円)のシード資金を調達しており、コインベース・ベンチャーズも出資者の一人だった。

The Clearing Companyは先月、米商品先物取引委員会(CFTC)にデリバティブ清算機関(DCO)としての認可を申請しており、承認されれば、予測市場がより確立された金融フレームワークに統合される可能性がある。

コインベースは先週、ユーザーが政治、スポーツ、経済指標などの実世界の出来事の結果を取引できる予測市場機能の提供を開始したばかり。

今回の買収により、仮想通貨、デリバティブ、株式に加え、予測市場も統合した「Everything Exchange(あらゆる資産を扱う取引所)」構想の実現を加速させる狙いだ。

関連:コインベース、2026年の税制変更で予測市場がギャンブルより有利になると指摘

急成長する予測市場

実世界のイベントに基づく市場が規制された金融市場の主流に近づいており、仮想通貨インフラがこうした新興市場タイプのバックボーンとして機能している。

予測市場は近年急速に成長しており、ポリマーケットとカルシの2大プラットフォームは11月に合計約80億ドル(約1兆2560億円)の取引高を記録した。

調査会社の予測によると、予測市場の取引高は2025年に400億ドル(約6兆3千億円)、2030年までには1兆ドル(約157兆円)に達する可能性がある。

関連:米コインベースが株式・予測市場など新サービス展開、総合取引所へ移行

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