利便性向上
米国商品先物取引委員会(CFTC)の規制下にある予測市場プラットフォームのカルシ(Kalshi)は22日、BNBスマートチェーン(BSC)を通じた入出金サポートを発表した。
今回の統合により、BSCユーザーはブリッジ処理やネットワーク切り替えなしに同プラットフォームにアクセスできるようになる。
米国国内のカルシアカウント保有者はBNBとUSDTの入出金が可能となり、国際アカウント保有者は接続された取引所を介してBNB、USDT、USDCを利用できる。BSCエコシステム内で活動しているユーザーは、既存のワークフローを変更せずに予測市場に参加できるようになった。
カルシは仮想通貨、スポーツ、金融指標などの分野で、将来の結果に対するポジション取引を提供している。CFTCの規制下で運営されており、米国内で合法的に予測市場サービスを展開する数少ないプラットフォームの一つとなっている。
BNBスマートチェーンは低い取引手数料と高いスループットを特徴としており、予測市場のような高頻度取引アプリケーションで利用されている。今回の統合により、BSC上の資産を保有するユーザー層へのリーチが拡大することになる。
予測市場業界は2025年に急成長を遂げている。業界調査によると、2025年1月から10月までの取引高は279億ドル(約4兆2000億円)に達し、年間では400億ドルに達する見込みだ。
米国では規制環境の明確化に伴い、ドラフトキングスやロビンフッド、コインベースなど大手プラットフォームが相次いで参入している。今回のカルシによるBSC対応は、仮想通貨エコシステムとの統合を進める動きの一環と見られる。
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