はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

三菱UFJグループが米仮想通貨企業へ出資 公式文書で公表

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

三菱UFJフィナンシャルグループ、チェイナリシスへ出資
三菱UFJなどから資金調達した米ブロックチェーン調査会社チェイナリシス社は、世界中の法執行機関、規制当局に情報提供する。アジア太平洋地域での事業展開の拡大ならびに同地域でのオフィス開設を検討している。

三菱UFJフィナンシャルグループ、Chainalysis へ出資

世界有数の金融グループである株式会社三菱UFJフィナンシャルグループは、運営ファンドの三菱UFJイノベーション・パートナーズを通じて、Chainalysis, Inc.への出資を行なったことを公式文書を通じて正式に発表した。

資金調達額は、三菱UFJイノベーション・パートナーズと米ベンチャー企業「Sozoベンチャーズ」から6.7億円相当と報じられている。

本出資により、チェイナリシス社は、アジア太平洋地域での事業展開の拡大ならびに同地域でのオフィス開設を検討する。

チェイナリシス社とは

米ニューヨークを拠点とする調査会社チェイナリシスは、世界中の法執行機関、規制当局と調査内容やコンプライアンスソリューションの提供で提携し、米国の内国歳入庁と協定を結んでいる。

情報のプライバシーを守りつつ、機械学習などの技術を駆使し、仮想通貨における違法な取引などの捜査を行う当局のほか、仮想通貨業者や金融機関にも技術を提供している。

仮想通貨領域におけるコンプライアンス・ツールの開発としており、アジア太平洋地域での仮想通貨市場の拡大に伴い、アジア太平洋地域で事業を大幅に拡大している。

2018年には、APAC(アジア太平洋)でサービスを提供するクライアント数を2倍以上に増やし、顧客の契約収益を16倍以上に増やしたとされる。

独自デジタルコインの実証実験を進める

なお、三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は、2019年内の大規模実証実験を目指し、独自デジタルコイン「coin」の開発を進めている。

「coin」は、送金や支払いを簡単に行えるよう設計されており、専用アプリをダウンロードするだけで送金・代金支払いに「coin」を利用できるようになる予定だ。

三菱UFJグループは、コンビニや飲食店での支払いのほか、割り勘など個人間の送金にも利用してもらい、決済がスムーズに行われるかどうかや、セキュリティ面で問題がないかなどを検証するなどしており、独自通貨の実証実験を進めている。

ブロックチェーンを利用することで、個人の特定をせずにビッグデータの収集やマーケティングへの応用を行うほか、小売店などの事業者が社名を冠した通貨として利用することが可能になることが、時事通信の報道から明らかになった。

これらは、加盟店に利用を促す大きな利点となり得るだろう。

CoinPostの関連記事

三菱UFJ 「MUFGコイン」を2019年内に実利用へ|銀行初の仮想通貨技術応用事例となるか
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、開発を進めているデジタル通貨「coin(コイン)=MUFGコイン」を2019年後半に実装する方針であることがわかった。銀行初の仮想通貨技術の応用モデルとなるか注目が集まる。
三菱UFJ:MUFGコイン発行と独自取引所構想、19年に10万人規模の実証実験へ
三菱UFJファイナンシャルグループは、2015年より開発を進めている独自の仮想通貨、MUFGコインの2019年の大規模実証実験を目指し、先月から報道されているように、着実に、小規模な実証実験を重ねています。さらに、同グループによるブロックチェーン技術を応用した高速決済システムの開発も報道されました。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/25 月曜日
12:51
米金融大手キャンター・フィッツジェラルド、ビットコイン貸付・融資事業でテザーからの支援検討か
米金融大手キャンター・フィッツジェラルドがビットコイン融資事業でテザー社と提携することを検討している。ラトニックCEOは商務長官に指名されたところだ。
10:26
米テッド・クルーズ上院議員、「テキサス州をビットコインとイノベーションの中心地に」
米テッド・クルーズ上院議員が、テキサス州をビットコインの中心地にする意向を表明。自身もマイニングマシンを購入し採掘を始めている。
11/24 日曜日
13:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ ソラナやビットコイン史上最高値更新、XRP高騰など
今週の仮想通貨市場の動向を解説。ビットコインやイーサリアム、ソラナ、XRPの最新ニュースを網羅。価格上昇要因やSECの動き、ETFの審査進展、ミームコインBONKの急騰背景をまとめた。
11:30
ビットコイン10万ドル突破で上値伸ばす可能性も、指標後の調整リスクに注意|bitbankアナリスト寄稿
bitbankアナリストが、10万ドルに迫る勢いで高騰するビットコイン(BTC)相場を分析。相場が一層上値を伸ばしている可能性は十分に考えられるが、指標を切っ掛けに調整に入る展開にも注意が必要か。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|ゲンスラーSEC委員長退任に高い関心
今週は、イーロン・マスク氏に対するドージコイン訴訟の取り下げ、国民民主党の玉木代表による仮想通貨減税要望、米SECゲーリー・ゲンスラー委員長の退任確定に関するニュースが最も関心を集めた。
11/23 土曜日
11:30
XRP・SOLOなど高騰、トランプ新政権でリップル技術採用への期待高まる
米SECのゲンスラー委員長が2025年1月に退任することが発表され、過去4年間の厳格な仮想通貨規制からの転換期待からXRPの価格が高騰している。
10:50
米仮想通貨業界団体、トランプ新政権に5つの優先事項を提案
米ブロックチェーン協会が次期トランプ政権に仮想通貨の取り組みにおける優先事項を提案した。SEC新体制など5つの項目を掲げている。
10:20
トランプ次期米大統領、仮想通貨支持派のベセント氏を財務長官に起用する方向
ドナルド・トランプ次期米大統領が、親仮想通貨のヘッジファンド経営者のスコット・ベセント氏を財務長官に起用する方向で最終調整に入っていることが、ブルームバーグなど複数のメディアの23日の報道で明らかになった。
08:40
独保険最大手アリアンツ、マイクロストラテジー転換社債の25%取得
ドイツ最大の保険会社アリアンツが、米マイクロストラテジーが発行した26億ドル規模の2031年満期転換社債の約25%を取得した。ビットコインを間接的に保有することになった。
07:55
L1アルトコイン、米大統領選後に価格が急上昇
仮想通貨を分析するCryptoQuantは、L1アルトコインの価格が米大統領選後に上昇していると報告。この価格上昇は、現物取引の出来高を伴っていると指摘している。
06:45
米マラソン、転換社債販売で1500億円を調達 5771BTCのビットコインを取得
ビットコインをさらに買い増し 米マイニング大手のMARA Holdings(マラソン)は23日、2030年満期のゼロクーポン転換社債10億ドル(1500億円)の発行を完了し、そ…
11/22 金曜日
20:30
XRPのETF承認はどうなる?市場価格への影響を分析
トランプ次期政権下でのXRP現物ETF承認の可能性を詳しく解説。SEC委員長交代や規制緩和への期待、市場への影響を専門家の見解とともに分析。ビットコイン、イーサリアムに続く承認タイミングと価格への影響を予測します。2025年のXRP市場展望を徹底解説。
15:00
仮想通貨XDC(XDC Network)の買い方と将来性は?
ハイブリッド型ブロックチェーンを採用する仮想通貨XDCの特徴や将来性を解説。SBIとの提携や買い方、リスクについても詳しく紹介します。
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧