CoinPostで今最も読まれています

Huobiレポート|4/21時点での24時間取引高は前週比+27.0%となる約4.9兆円に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Huobi研究所提供の業界研究レポート
Huobi研究所の業界研究レポートを公開。4/15〜4/21のデータでは、上位100通貨の時価総額は前週比+1.3%の約19.1兆円、24時間取引高は前週比+27.0%の約4.9兆円に増加した。MONAの時価総額と24時間取引高が最も上昇している。

仮想通貨市場 前週比

  • 仮想通貨上位100通貨の合計時価総額:約$1,710億(+1.3%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が上昇した通貨:MONA(+79.4%)
  • 上位100通貨のうち最も価格が下落した通貨:BSV(-20.5%)
  • 時価総額上位100通貨の4/21取引高:$437.7億(+27.0%)
  • 上位100通貨のうち最も取引高が増加した通貨:MONA(+15,526%)
  • 上位100通貨のうち最も取引高が下落した通貨:DCR(-73.4%)

仮想通貨市場

仮想通貨マーケット概況

2019/4/15〜2019/4/21の仮想通貨市場は、時価総額上位100通貨のうち37通貨の価格が上昇した。Coinmarketcapによると、2019/4/21の時点で時価総額上位100通貨の合計時価総額は、前週比+1.3%となる約1,710億ドル(19.1兆円)となっている。

その中でも、時価総額が最も上昇したのは+78.4%となったMonaCoin(MONA)であり、時価総額ランキングは80位にランクアップ。最も時価総額が減少したのはBitcoin SV(BSV)であり、前週比-20.2%であり、時価総額ランキングは14位となった。

新たに時価総額上位100通貨にランクインしたのは、MONA(80位にランクアップ)、ELF(88位にランクアップ)、DGD(98位にランクアップ)、BIX(99位にランクアップ)、POWR(100位にランクアップ)の計5通貨となっていた。

時価総額上位100通貨の中、価格が最も上昇したのは+79.4%となったMONAであり、最も下落したのは-20.5%となったBSVだった。

4/21時点で、ビットコイン(BTC)の価格は、前週比+3.0%の5,315ドルとなり、イーサリアム(ETH)は前週比+1.8%の170.1ドルとなった。

図1:時価総額100位以内通貨の変動率トップ5

時価総額トップ100位通貨の取引高

4/21時点で、時価総額上位100通貨の24時間取引高は前週比+27.0%となる437.7億ドルとなり、内69通貨の取引高は20%以上増加。最も取引高が増えたのは+15,526%となったMONAだった。 

一方で、31通貨の取引量が20%以上減少、1通貨の取引高が50%以上減少、中でも取引高が最も減ったのは-73.4%減となったDCRとなった。

図2:仮想通貨時価総額トップ100位の合計時価総額(左)と24時間の取引高(右、10億ドル単位)

上位10通貨の市場占有率、マーケットシェア

時価総額上位10通貨の時価総額と市場占有率(ドミナンス)と共に増加した。

4/21時点で、上位10通貨の時価総額は、前週比+1.8%の1,501億ドルとなり、総時価総額の84.3%を占め、前週比+0.6%となった。

ビットコイン(BTC)の市場占有率(ドミナンス)は、前週比+0.9%となる52.7%となった。

図3:時価総額上位10通貨の市場占有率(マーケットシェア)

図4:時価総額上位10通貨の市場占有率(ドミナンス)の前週比比較

マイニングに関する統計

ハッシュレート

4/15〜4/21の一週間、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)と共にハッシュレートが減少した。

ビットコイン(BTC)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比-3.0%の44.8EH/sとなり、イーサリアム(ETH)ネットワークの平均ハッシュレートは前週比-0.3%の147.6TH/Sとなった。

図5:ビットコイン(BTC)ハッシュレートの変化

図6:イーサリアム(ETH)ハッシュレートの変化

ディフィカルティ(難易度)

4/15〜4/21の週に、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)のマイニングディフィカルティと、共にやや上昇した

ビットコイン(BTC)の平均マイニングディフィカルティは前週比+0.03%となる6.4Tとなり、イーサリアム(ETH)の平均マイニングディフィカルティは前週比+0.5%となる1,889THとなった。

図7:ビットコイン(BTC)及びイーサリアム(ETH)のマイニングディフィカルティ(難易度)

マイニングプールの市場占有率、マーケットシェア

ビットコイン(BTC)

ビットコインのマイニングプール市場では、ブロック生成数は前週よりやや増加。「ViaBTC」は上位5位のランキングから外れた一方で、「SlushPool」が上位5位にランクインした。

4/15から4/21までに、BTCブロックチェーン上で行われたマイニングのブロック数は、前週比+2.7%の1,013個となった。

    ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率、ハッシュレートの順で記載)

  • BTC.comー170個、16.7%、7.7EH/s
  • F2Poolー125個、12.4%、5.7EH/s
  • AntPoolー122個、12.1%、5.6EH/s
  • SlushPoolー118個、11.7%、5.4EH/s
  • Poolinー110個、10.8%、5.0EH/s

図8:ビットコイン(BTC)マイニングプールの市場占有率(マーケットシェア)

イーサリアム(ETH)

イーサリアム(ETH)におけるマイニングプールのマーケットシェアは比較的安定して推移。

4/15から4/21までの間に、イーサリアム(ETH)ネットワークで生成されたブロック数は前週比-0.4%となる44,886個となった。

    イーサリアム(ETH)マイニングプールの市場占有率

    (マイニングプール名−ブロック生成数、市場占有率の順で記載)

  • Ethermineー11,517個、25.7%
  • SparkPoolー10,147個、22.6%
  • F2pool_2ー5,965個、13.3%
  • Nanopoolー5,392個、12.0%
  • MiningpoolHubー2,462個、5.5%

図9:ETHにおけるマイニングプールの市場シェア

アクティビティデータ

ビットコイン(BTC)

4/15〜4/21の週に、ビットコイン(BTC)のブロックデータサイズとブロック毎のトランザクション平均数と共に上昇。

blockchain.infoによると、4/15から4/21までの間にビットコイン(BTC)のブロックデータの平均サイズは前週比+0.8%で1.21MBとなり、ブロック毎のトランザクション平均数は前週比+0.7%となる2,583回となった。

図10:ビットコイン(BTC)のブロックデータ及びトランザクション平均数

イーサリアム(ETH)

etherchainによると、イーサリアム(ETH)のブロック毎のトランザクション平均数は前週比-0.1%となる102.3回となった。イーサリアム(ETH)のブロックデータの平均サイズは前週比+1.9%の20,606bytesとなった。

図11:イーサリアム(ETH)のブロックデータの平均サイズ及びトランザクション平均数

Huobiについて

Huobi は2013年の創業以来、顧客数·取引量共に世界トップレベルの取引所として、130か国以上のお客様にサービスを展開してきております。

2018年、BitTrade(仮想通貨交換業者関東財務局第00007号)を傘下に安心・安全・顧客本位の金融サービスを日本の顧客に提供いたします。

Huobi研究所

Huobi研究所は、仮想通貨取引所を運営しているHuobiグループによって2016年4月に設立され、2018年3月に、ブロックチェーン分野における技術開発・業界調査分析・応用研究・コンサルティングを目的とした、より高度な組織へ発展を遂げました。

また、経済、金融、AI、法律等様々な分野に精通する人材を多く抱えている他、世界のあらゆるブロックチェーンに関する学術団体や大学、研究施設と提携しており、Huobi研究所の所長を務める袁煜明(Hubery Yuan)氏は、元産業保安研究所の副院長兼TMT(テクノロジー・メディア・通信業界)主席アナリストを務めた人物であり、New Fourtune社から「ベストアナリスト賞」を受賞しております。

また、同研究所はブロックチェーン分野の研究基盤を構築し、業界に対してより明確に根拠のある理論や研究成果を提供する事で、業界及び産業の発展を促進する事を目指しております。

Huobi研究所の理念として、「ブロックチェーンのエコシステムを構築し、より良い未来に貢献する事」を掲げております。

Huobi Japan公式アカウント

Twitter:https://twitter.com/HuobiJapan?lang=ja

Telegram:https://t.me/huobijapanofficial?utm_source=Telegram

Facebook:https://www.facebook.com/HuobiJapan/

YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCpWnfmrT6qyTtkdgZJgNn4w/

※注意事項

今回の記事はあくまで、調査レポートを元にCoinPostの考えを述べたもので、仮想通貨の値上がりを保証するものや、投資を奨励するものではございません。

仮想通貨への投資の際は、価格変動リスク、信用リスク、流動性のリスク等、リスクを確認した上、ご自身の責任の下で投資を行いましょう。

▶️本日の速報をチェック

CoinPostの関連記事

Huobiレポート|Githubコミュニティでイーサリアムのコード更新が頻繁に(12/12〜12/19)
世界有数のHuobi研究所提供。1000BTC以上の大口取引は、前週1143回から1037回へと微減。Githubコミュニティでは、ETHのコード更新が頻繁に行われており、3週連続で大量の更新があった。
「休眠状態のビットコイン」数量と相場の相関性を考察|Huobi研究所が10年間のBTCデータを分析
Huobi研究院のデータによると、永久紛失したBTCは大凡200万〜300万があり、BTCトータル数量の12%〜18%だと予測されている。BitcoinTalkから見れば、10年間に渡り、bitcoinがヒットワードランキングのトップ1となった。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。
06:50
米Stripe、ソラナやイーサリアムでUSDC決済を導入予定
Stripeは2014年に初めて仮想通貨ビットコインの決済を導入した経緯がある。しかしその4年後の2018年にビットコインのバブル崩壊を受け同社はその取り組みを中止した。
05:50
モルガン・スタンレー、ブローカーによるビットコインETF勧誘を検討
最近の仮想通貨ビットコインETF資金流入状況に関しては昨日、ブラックロックのIBITが1月11日ローンチ以来初めて資金流入がゼロとなり、71日連続の流入記録が終了したことが確認された。
04/25 木曜日
17:42
ワールドコイン、仮想通貨WLDのトークンセールを計画
Worldcoinが個人認証に基づくベーシックインカムプロジェクトの拡大へ、機関投資家限定で暗号資産(仮想通貨)WLDのプライベートセールを計画。市場価格に近い価格で提供し、転売禁止やロックアップ措置を導入する。
15:00
ビットコイン強気相場継続の根拠、アーサー・ヘイズ氏語る
仮想通貨取引所BitMEXの創業者で元CEOのアーサー・ヘイズ氏は、世界各国で法定通貨の供給量が拡大し続ける中、ビットコインをはじめとする仮想通貨の強気相場は今後も継続するとの考えを示した。
13:20
2028年の半減期に向けてビットコイン価格など5つの予測=Bitwise
Bitwiseの最高投資責任者は次の半減期までにビットコインに起こる5つのことを予想。ビットコイン価格は約3,880万円以上になるとする予測も含まれる。
10:25
ビットコインの供給インフレ率、金を下回る=レポート
Glassnodeは4回目の半減期についてレポートを発表。ビットコインの供給インフレ率がゴールドよりも低くなり、希少性が増したと述べた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/04/25 ~ 2024/04/26
東京 国立新美術館
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
2024/04/27 10:30 ~ 20:00
東京 東京都渋谷区
重要指標
一覧
新着指標
一覧