TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

ビットコインは2つの抵抗帯を打ち破れるか?Coinbaseのイーサリアム取引高が過去17ヵ月最大に|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場

●BTCは三尊→急落からスピード復帰する浮力の高さも

●イーサリアムの週間取引高が1200億円規模に

金融市場と仮想通貨

本日の東京株式市場は、ファーウェイへの輸出規制などを嫌気した売りが先行したものの下げ渋り、前日比29円安と小幅反落。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は、セレス<3696>が前日比14.87%安と暴落。前日上昇したリミックス<3825>も前日比3.24%安と下落した。

また本日は、国内の自動車大手ホンダ<7267>と米ゼネラル・モーターズが電気自動車を活用してスマートグリッド実現に向けた共同研究を始めることがわかった。ホンダとGMが開発する電気自動車では、このシステムにブロックチェーン技術を導入する。

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

ビットコインテクニカル分析

ビットコインは昨日22:00〜23:00頃、三尊ネックラインの攻防で耐え切れず、堰を切ったように急落(①)した。

そのまま85万円のサポートを割り込むも、17日暴落時の下落幅(12万円)までには至らず、12日の最高値83.5万円のラインで下げ止まった(②)。三尊のサイズ比も調整幅に表れていると言える。

その後、朝方にかけて約5万円幅ほど上昇するも再反落。乱高下しつつ揉み合いが続くも、トレンドラインの角度からも分かる通り、急落後の浮力の強さからも依然として買い意欲は旺盛だと考えられる。

現在は、巨大な三角保ち合いのような状況となっており、上抜け(③)出来るか下抜けするかに投機家の注目が集まっているが、これを上抜けた場合は年初来高値を水平線とする大きめのアセンディングトライアングル(下図)抜けも視野に入ってくる。明確に抜ければ飛ぶ可能性もあるが、この上は売りの厚いゾーンなので急落注意と言えそうだ。

ビットコインETF延期が織り込まれていたとは言え、このまましばらく上値の重い展開で、上下に振られながら調整が続く可能性も十分にある。 VanEck社のビットコインETFは2回目の延期が決定され、次回の判断は90日後の8月19日となる見込みだ。

Coinbase、イーサリアム2017年以来最高の取引高を記録

仮想通貨市場の時価総額において2番目の規模を誇るETH(イーサリアム)の取引高が、米最大手仮想通貨取引所Coinbaseにおいて、過去17ヵ月で最高を記録した。

CoinbaseのETH市場で人気の取引ペアはETH/BTC、ETH/USDで、過去1週間の取引量の合計が約3,675,570ETHとなった。同取引所はETH/GBP、ETH/EUR、ETH/USDCの取引ペアも取り扱っているが、それらも含め合計すると直近1週間で約427万ETHが取引されている。

これは市場価格で約1200億円の価値に及ぶ。その背景には、米NYで開催された「コンセンサス2019」がある。

ETHの取引高を引き上げた好材料として具体的には、世界四大会計事務所の1つ、デロイトがイーサリアム利用の大型プロジェクトをローンチ予定であることを、「コンセンサス2019」にて明かしていることが挙げられるだろう。

ブロックチェーン採用に積極的なデロイトであるが、今月には利用プラットフォームをイーサリアムからVechainへ移行することがサンフランシスコで開催された「VeChain Summit 2019」で明らかになった。しかし、今回の発言によって、同社はイーサリアムも継続して利用していくことが判明した格好だ。

その発表を受け、ETHが特に高い上昇率をみせていたことからも、好調な仮想通貨市場の影響だけでなく、この発表が取引高の増幅につながった主な原因だと考えられる。

なお、Coinbaseで見られた高い取引高は、コンセンサス2019もCoinbaseも米国発のもので、「ETH/USD」のペアを提供する米最大手のCoinbase(ビットライセンス取得企業)は、米国の仮想通貨市場に直接に影響を与えていたと考えられる。

CoinPostの関連記事

国税局、仮想通貨関連ビジネスで3億円の申告漏れを摘発|追徴課税は1億円以上に
仮想通貨関連で情報商材販売などを行い、多額の利益を得ていた経営者が国税に摘発された。昨年11月には、男性会社員が妻名義の利益無申告で、2400万円の重加算税を受けている。
VanEck版ビットコインETFが再び延期へ|BTC相場への影響は
米SEC(証券取引委員会)がVanEck社が今年1月に提出されたビットコインETFを再び延期することを発表。BTC価格への影響も考察した。

免責事項

当ページは、仮想通貨の信憑性・正確性を保証するものではありません。

掲載されている内容やリンク先、サービス等、または投資情報からの不利益や損害については、当サイトでは一切の責任を負いかねます。投資する際は、ご自身の判断の元、自己責任でお願い致します。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOLやXRPが上昇、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。
11:25
半導体大手エヌビディア決算報告 過去最高の売上高
エヌビディアが8~10月期決算を発表。売上高は再び過去最高を記録した。AI需要拡大で業績好調も、成長率の鈍化予想で株価は下落している。
11:05
米SEC、仮想通貨指数ETFの上場判断を延期
ゲンスラー率いる米国証券取引委員会は、米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンの仮想通貨指数ETF「EZPZ」の承認判断を延期した。
09:40
「仮想通貨は申告分離課税で20%に」国民民主党の玉木代表が与党に要望
国民民主党の玉木代表が仮想通貨税制改正を与党に要望した。雑所得から申告分離課税にすることを提案している。
07:50
テザーUSDTが3000億円分新規発行、市場に流動性注入
今週仮想通貨ビットコインの上昇に際し、ステーブルコインのテザー(USDT)が大量に発行されたことが明らかになった。
06:50
米上場のバイオ企業、ビットコイン財務戦略を採用
米上場のバイオ医薬品企業のHoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当の仮想通貨ビットコイン購入を取締役会で承認した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧