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ビットコインSV、前週に続き再び+50%の価格高騰|フェイクニュースが要因か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインSV、継続した上昇の要因とは
仮想通貨ビットコインSV(サトシ・ビジョン)が再び前日比+50%の高騰を記録した。5月全体で見ても高い騰落率を維持している通貨の上昇要因を解説。

ビットコインSV、風説の流布で価格高騰か

時価総額上位のビットコインSV(サトシ・ビジョン)が再び50%近い高騰を記録している。仮想通貨市場の主要銘柄は全体的に落ち着いている中で、唯一11月BCHハードフォークで派生した通貨が一際高く上昇した。

出典:CoinMarketCap

BSV高騰の要因

ビットコインSVの高騰要因として浮上しているのは中国の投資家層を中心としたフェイクニュースの拡散(風説の流布)だ。ブロックチェーンを中心としたVC企業「Primitive Ventures」の創設者で仮想通貨やブロックチェーンの専門家であるDovey Wan氏は価格高騰の直前に「ビットコインSVがバイナンスで再上場するとの虚偽の情報が拡散されていた」と説明している。

 

(偽情報は)上昇の1時間前に拡散されていた。完全なる「フェイクニュース」だが、中国の一般投資家を騙すには十分だった。

ビットコインSVは4月中旬にバイナンスのCEOであるCZ氏が強行的に上場廃止を発表。後に続く形でその他の仮想通貨取引所でも同様の動きが見られており、その要因としてはBSV開発者クレイグ・ライト氏の詐欺行為が挙げられていた。

今回中国の一般投資家間で流通した「速報」にはライト氏がサトシ・ナカモトのものと思われるウォレットから50,000BTCをバイナンスに送金して、彼がサトシ・ナカモトであることを証明したと記述されている。

なおバイナンスのCEOであるCZ氏もBSV高騰の要因は「中国でフェイクニュースが流通している」ことだと説明した。

好調続くビットコインSV

ビットコインSVは先週にも開発関係者のクレイグ・ライト氏が米国の著作権局にビットコインのホワイトペーパーの著作権を申し出ていたことが話題となり、価格が50%も高騰していた。その後、米国当局に申請することは実際の本人ではなくてもできるため、この事例がライト氏をサトシ・ナカモトと証明することはないことが明らかとなっていた。

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「サトシ・ナカモト」を自称するクレイグ・ライト氏が米著作権にビットコインのホワイトペーパーの著作権を申し出ていたことが判明。発表を受け、ビットコインSVは一時的に120%の急騰を記録した。

前週比で見るとビットコインSVは+77%の上昇を見せており、これは上位通貨の中でもダントツの騰落率だ。

出典:CoinMarketCap

なお5月全体を振り返るとビットコインSVは全体で+250%近く高騰するなど、好調を維持している。

出典:CoinMarketCap

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