- バイナンス・シンガポール取引所、イーサリアムとBNBを上場
- 4月に開設されたバイナンスのシンガポール法定通貨取引所にて、ETHとBNBのSGD建て取引ペアを新たに提供する。今後Binanceの法定通貨建ての取引事業に注目。
バイナンス・シンガポール、ETHとBNBを上場
世界最大手仮想通貨取引所Binanceのシンガポール系列取引所「バイナンス・シンガポール」は、新たにイーサリアム(ETH)とBNB(バイナンスの独自通貨)の取引ペアを上場させた。現在すでに取引ができるようになっている。
取引ペアはシンガポールドルSGDとのペアとなる。
- ETH/SGD
- BNB/SGD
既存のBTC/SGDに加え、バイナンス・シンガポールは現在3つの仮想通貨銘柄の取引を提供している。
YOU GOT IT!!!
— BinanceSingapore (@BinanceSGD) 2019年5月30日
We have opened trading for $BNB / $SGD, and $ETH / $SGD trading pairs on https://t.co/RWC7eE99Gz at 2019/05/30 17:00 (SGT). 🇸🇬 pic.twitter.com/erJs7VQgGV
今年の4月、Binanceは同社の三番目となる法定通貨建て取引所バイナンス・シンガポールを新たに設立した。シンガポールの系列以外にも、イギリスポンドGBP建てとユーロEUR建てを提供する「バイナンス・ジャージー」と、アフリカの国ウガンダの法定通貨UGXを提供する「バイナンス・ウガンダ」が運営されている。
さらに昨日、Binanceは「米ドル(USD)建て」の取引所開設をほのめかす画像を公開した。公式ツイート上では、「ローディング…90%」との進捗度が表示されており、新たに米ドル建ての仮想通貨取引ペアの提供可能性を示唆する。
…loading [■■■■■■■■■□] 90% pic.twitter.com/JvrcwjCFbt
— Binance (@binance) 2019年5月29日
昨年末、BinanceのCEOを務めるCZ氏は、全ての大陸においてそれぞれの法定通貨建ての取引所を開設する目標を発表した。今後の進捗は業界に期待されているだろう。