- 「バイナンスシンガポール」が正式にローンチ
- 「バイナンス・シンガポール」は10日、パブリックローンチを正式発表した。バイナンスは、中国のVCとシンガポールのブロックチェーン仮想通貨エコシステムの拡大を目論む。
「バイナンス・シンガポール」が正式にローンチ
4月にソフトローンチを行なった取引所「バイナンス・シンガポール」は10日、パブリックローンチを正式発表した。
正式ローンチをシンガポール版バイナンス取引所は、シンガポールの法定通貨建てによる3つの仮想通貨ペアを提供する。
- BTC/SGD
- ETH/SGD
- BNB/SGD
.@BinanceSGD and Investor @vertexventures Establishes Fiat-to-Crypto Gateway to Set the Stage Beyond the Islandhttps://t.co/2bulCiuz4l pic.twitter.com/vd1sCrt2PM
— Binance (@binance) 2019年7月10日
バイナンス・シンガポールは、バイナンスが3番目に設立した法定通貨取引所系列だ。他には、イギリスポンドGBP建てとユーロEUR建てを提供する「バイナンス・ジャージー」と、アフリカの国ウガンダの法定通貨UGXを提供する「バイナンス・ウガンダ」が設立・運営されている。
今回の発表では、バイナンスはその出資企業である中国VC「Vertex Venture China」などと協力し、シンガポールでのブロックチェーンエコシステムの拡大を計画するという。また、Vertexとの連携で、シンガポールでの新たな法定通貨ゲートウェイを確立することの計画の一環としている。
なお、4月のソフトローンチ以来、ユーザー登録・利用数は毎週およそ20%の増加を記録しているとのことだ。
バイナンスの事業拡大の歩みは止まらないと言えるだろう。先週、CEOのCZは大型カンファレンスにて、先物取引に関する発表を行い、最初に提供する商品が「BTC/USDT」であり、レバレッジ最大で20倍(オープン時)ということが明らかになった。
サービスのパブリックローンチは明確でないが、「数ヶ月以内に実施する」とCZ氏は言及している。
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— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年7月18日
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