東大とマネックスとがブロックチェーンの人材育成 AIをゲームで対決させる競技会を開催

東京大学のブロックチェーン教育
東京大学が、ブロックチェーン技術の人材育成を目的に、人口知能(AI)をゲームで対戦させる競技会を開催。マネックスグループ社と連携する「情報経済AIソリューション寄付講座」が主催する。

「ビザンチン帝国の野望」を開催

東京大学は、ブロックチェーン技術の人材育成を目的に、人口知能(AI)をゲームで対戦させる競技会を8月5日に開催する。

イベントの名前は「ビザンチン帝国の野望」。ブロックチェーン技術で発生しやすい障害に対処しながら、ゲームで勝ち残るプログラミング技術を競う。「Pommerman」と呼ばれる、ボンバーマンをモチーフにしたゲームを用い、AIの強化学習の技術が必要となる。

本イベントを主催するのは、東京大学の「情報経済AIソリューション寄付講座」だ。本講座は、国内最大手の仮想通貨交換業者コインチェックを運営するマネックスグループ社が、東京大学と連携し、今年の9月から開講する予定になっている。今回は、講座開始に先駆けたイベント開催だ。

マネックスグループ社と東京大学の連携の目的は、ブロックチェーン分野での人材育成である。2019年2月には、同社は東京大学大学院情報学環への寄付を決定した。AI ソリューションの定量分析に関する研究を進めることで、経済的な付加価値を生み出すことも狙っているようだ。

本講座は、AIとブロックチェーンソリューションを高齢社会・災害・地方創成等へ応用することも研究目的にしており、非常に興味深い。マネックスグループ社は「金融業界にテクノロジーの新しい風を吹かせ、一歩先を行くサービスの提供が可能になることを願っている」と講座の狙いを説明している。

上記のイベントや講座を担当する田中秀幸教授は、データ駆動型の社会へと変化する中で、革新的なAIやブロックチェーンソリューションを実現して、データを価値に結びつけられるような人材育成や研究開発を目指しているという。

東京大学は7月末に米リップル社の「大学ブロックチェーン研究イニシアチブ(UBRI)」に参加することが発表された。株式会社クリプタクトも、東京大学と医療画像データの流通システムの実証実験を行うことを7月29日に発表している。

参考資料:東京大学

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