はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

自己保管型仮想通貨で支払い、マスターカードとMercuryoが新種カードを発行

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ノン・カストディ支払い

仮想通貨決済インフラプラットフォームMercuryoは、ヨーロッパで新サービス「Spend」をローンチした。このサービスにより、ユーザーは非カストディアル(自己保管型)ウォレットを通じて仮想デビットカードを作成し、Mastercard(マスターカード)ネットワークの1億以上の加盟店で40種類の仮想通貨銘柄を使って決済できるようになる。

Quicko社が発行するこのユーロ建てマスターカードは、自己管理型仮想通貨ウォレットと従来の決済手段の間のギャップを埋めることを目的としている。Spendは、仮想通貨保有者に広く受け入れられる決済カードを提供し、数分で開設でき、Apple PayやGoogle Payとの連携も可能だ。加盟店での決済時には、資金は自動的にユーロに変換される。

Spendは自己管理型ウォレットプロバイダーのアプリケーションに「プラグアンドプレイ」ソリューションとして直接組み込むことができ、従来のデビットカードと同レベルの保護を提供する。ただし、追加のKYC(本人確認)とAML(マネーロンダリング対策)の検証手続きが必要となる。

Mercuryoの共同創業者兼CEOであるPetr Kozyakov氏は、「Mercuryoのビジョンは、Web3と法定通貨取引の世界の架け橋を築くことだ。このプロダクトは単なるカードではなく、デジタルトークンが法定通貨と同じように、非常にアクセスしやすく一般的な方法で使用できる未来への一歩となる」と述べている。

Spendは現在、欧州経済領域のユーザーが利用可能で、発行手数料1.6ユーロ、月間維持費1ユーロがかかり、月間利用限度額は4万ユーロだ。Mercuryoは、Spendを他のグローバル地域にも展開する計画を立てている。

今回のサービスは、Mastercardが8月にMetaMaskウォレットと試験的に開始した仮想通貨デビットカードに続くものだ。MastercardのシニアバイスプレジデントであるChristian Rau氏は、「Mastercardでは、パートナーと緊密に協力して自己管理型ウォレットの体験を革新し、向上させている。Mercuryoとのコラボレーションを通じて、ブロックチェーンと従来の決済の間の従来の障壁を取り除き、デジタル資産を使用したい消費者に、Mastercardが受け入れられるどこでも簡単で信頼性が高く安全な方法を提供している」と述べた。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/18 金曜日
13:55
米サムザップ、仮想通貨投資枠370億円に拡大 XRPやDOGEなど6銘柄追加承認
米上場のサムザップメディアが17日、取締役会で仮想通貨投資枠を2.5億ドルに拡大と発表。イーサリアム、ソラナ、XRP、ドージコイン、ライトコイン、USDCを新たに投資対象に追加。
13:30
ハミルトン・レーンのSCOPEファンド、マルチチェーン化
資産運用大手ハミルトン・レーンのプライベートクレジットファンド「SCOPE」がイーサリアムとオプティミズムでマルチチェーン化した。セキュリタイズとワームホールが提携し実現している。
13:20
美容企業コンヴァノ、総額4億円のビットコイン購入を決議
東証グロース上場のコンヴァノが総額4億円のビットコイン購入を決議。インフレヘッジと財務基盤強化を目的に暗号資産保有事業を開始。専門部署「ビットコイン保有戦略室」を新設し、7月末までに購入完了予定。
12:26
スイの注目プロジェクト「Walrus(WAL)」、将来性・購入方法を解説
Walrus(WAL)は分散型ストレージであり、暗号資産(仮想通貨)です。Sui Networkを活用した高度な技術、将来性、買い方、投資リスクまで徹底解説。
11:40
仮想通貨市場の時価総額が初めて4兆ドル突破、上昇余力は?=指標が示す動向
マーケットアナリストは仮想通貨ビットコインの短期保有者利益率13%で過熱感なし、13万7000ドル突破で大量売却の可能性を指摘。ビットコイン優勢に陰り、アルトシーズン指標点灯でアルトコインへの資金回転開始の兆しも。
10:25
サトシ・ナカモトのビットコイン資産推定20兆円、ビル・ゲイツ氏を上回る
仮想通貨ビットコイン価格上昇により、BTC創設者サトシ・ナカモトの資産が約20兆円に達し、ビル・ゲイツ氏らを上回る世界11位の億万長者となった。
10:00
Ondo Finance、米国債と銀行預金に裏付けられた「USDY」をSeiネットワークに導入
Ondo Financeが短期米国債と銀行預金に裏付けられたトークン化商品「USDY」をSeiネットワークに導入。高速処理と並列実行を特徴とするSei上で、DeFiやDAOでの活用が可能に。
09:50
「トランプ政権は仮想通貨の少額免税措置を支持」報道官
米報道官は、トランプ大統領と現政権は仮想通貨の少額免税措置を支持していると発言。仮想通貨決済を容易で効率的にする狙いがあると説明した。
09:45
仮想通貨ほぼ全面高、米下院3法案可決の歴史的ウィークに|仮想NISHI
*本レポートは、X-Bankクリプトアナリストである仮想NISHI(
09:20
アダム・バックのビットコイントレジャリー企業BSTR、3万BTC保有で上場へ
ハッシュキャッシュ発明者アダム・バック氏率いるBSTRが15億ドル調達でSPAC合併。3万21BTCの保有で上場企業ビットコイン資産4位の規模となり、機関投資家向けサービス展開へ。
07:55
XRPが史上最高値を更新、米仮想通貨法案の可決などが追い風に
XRPが12%上昇し史上最高値3.5ドルに到達、時価総額2050億ドルで第3位に。米下院の仮想通貨法案可決とリップル社SEC和解申請が追い風となり大幅上昇。
07:20
コインベースのL2「Base」、10倍の高速化を実現
仮想通貨イーサリアムのL2「Base」のプロジェクトは、Baseの処理が10倍速くなったことを発表。ゲームやリアルタイムのトレードなど、速い処理が必要なユースケースでの活用が期待される。
06:55
9兆ドルの年金市場に仮想通貨投資解禁へ、トランプが大統領令準備=報道
トランプ大統領が401k退職金制度への仮想通貨、金、プライベートエクイティ投資を解禁する大統領令を準備。9兆ドル規模の退職金市場開放で投資選択肢が大幅拡大される見込み。
06:30
シャープリンク、ETH追加購入のため最大60億ドルの株式発行へ
シャープリンク・ゲーミングがA.G.P.との契約を改訂し、最大60億ドルの普通株発行へ。調達資金は主に仮想通貨イーサリアムの追加取得と運転資金に活用。
06:00
ピーター・ティール出資のビットマイン、ETH保有額が1500億円超に
米上場のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズが7月17日、仮想通貨イーサリアム保有量30万ETH突破を発表。10億ドル超の評価額でシャープリンクとともに上場企業最大。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧