TOP 新着一覧 チャート 資産運用
CoinPostで今最も読まれています

SECが再び別のBitcoin ETFに関してコメントを求めている

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SECが意見の共有を求める
米国証券取引委員会は投資家などビットコインに詳しい人から様々な意見を聞いています。今回が初めての事例ではなく積極的に業界の声を聞く姿勢が見られています。
ビットコイン関連のETFは実現するのか
いまだにETFの取り扱い申請を受け入れていない証券取引委員会ですが仮想通貨のETF取引は実現するのでしょうか。現状を見ていきます。
ETFとは
Exchange Traded Fund (上場投資信託)の略でインデックスファンドの一種。 日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)等に連動する運用成果を目指し、東証などの金融商品取引所に上場している投資信託のこと。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

証券取引委員会が再びコメントを求める

米国の証券取引委員会(SEC)が再びビットコインを主体としたETFに関する意見の共有を求めています。

既に昨年末からビットコインの先物取引を扱っているシカゴオプション取引所(CBOE)は26日、新たにVanEck SolidX Bitcoin Trustが提案したETF商品の取り扱いを申請する書簡を提出しました。

今回書簡を提出した資産運用会社、VanEckは今月6日にSolidXとの提携を発表。

両社とも以前にETF商品の取り扱い申請を提出していましたが、SECに申請を取り下げられていました。

VanEckは昨年9月にSECに企業として初めて申請を取り下げられており、翌月以降からSECが続々と申請を却下するというパターンが定着しています。

SolidXも今年3月に申請取り下げを余儀なくされ、今回の提携はVanEckがSolidXのETFをスポンサーする形で、VanEckがSECに申請を送りました。

過去に証券取引委員会が意見を求めた事例

今回のVanEckの新たな申請を踏まえた上で、SECは投資家やビットコインに詳しい民間層から意見を募っていますが、過去にもこのように意見を募った経歴があります。

今年1月には証券取引委員会の投資管理部門のディレクターが仮想通貨関連のファンド運営についてのオープンレターを公式ホームページで公開しました。

出典:SEC公式HP

文書の中ではなぜ米国の証券取引委員会が仮想通貨のETF認可に対して慎重な姿勢を示しているかの理由が挙げられました。

  • 価格のボラティリティ
  • 流動性
  • カストディ
  • アービトラージ(特にETF)
  • 相場操縦のリスク

また証券取引委員会はこの姿勢を5月に行われた世界最大級のカンファレンス、コンセンサスでも示していました。

コンセンサス中のパネルディスカッションではSECとCFTC(商品先物取引委員会)が共に動いていく姿勢が強調されていました。

詳細はこちらから

SEC・CFTC:連携して調和性を保った政策や規制を築いていく事の重要性を強調
米国政府関係者がニューヨークで行われたコンセンサス2018で仮想通貨やICOについてパネルディスカッションを行いました。現在米国内で揺れている仮想通貨に関する統一見解に迫る注目スピーチです。

申請後認可された取引所

現段階ではビットコインのETFはまだ実現していませんが、希望が無くなったわけではありません。

5月にはウィンクルボス兄弟が経営するWinklevoss IP社の仮想通貨を含むETPの扱いに関する特許請求が受理され、特許の取得が確定しました。

この特許により、

ビットコインやリップル、ドージコインやイーサリアム、またBBQCoinなどの仮想通貨を含むETPの取引を実行するためのシステム

の登録がされており、ETFはETP(Exchange Traded Product)の中に含まれています。

Winklevoss IPは今月も似たような特許を取得しましたが、実際どのように使われるかはまだ現状不明です。

Notice of Filing of Proposed Rule Change to List and Trade Shares of SolidX Bitcoin Shares Issued by the VanEck SolidX Bitcoin Trust

June 26, 2018 by SEC

参考記事はこちらから

CoinPostの関連記事

CBOEビットコイン先物上場、一時サイトクラッシュもBTC価格上昇へ
CBOE(シカゴ・オプション取引所)は、アメリカ初となるビットコイン先物取引を上場しました。来週18日にはCMEの先物上場も控えていますが、今回の相場の上昇が安定して続けば、BTC価格に更にいい影響を与える可能性もあります。
BTC先物取引の開始、ビットコインの次のイベントは?
規制などの問題もありましたが、仮想通貨やビットコインにとって2017年は歴史的な年になりました。今後は新規参入者や企業が入りだし、ビットコインの空売りとマイニングを利用し、利益化を図るフィンテック企業が増えるでしょう。
CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
11/22 金曜日
13:50
米SEC敗訴、連邦地裁がディーラー規則は無効と判断 「仮想通貨業界全体にとっての勝利」
米連邦地裁がSECのディーラー規則を無効と判断し、SECの敗訴が確定した。原告の米ブロックチェーン協会CEOは、この判決は仮想通貨業界全体の勝利であると表現。ディーラー規則は分散型金融に重大な影響を与える可能性が危惧されていた。
13:10
トレードの機会損失を最小限に、メタマスクがイーサリアムガス代込みスワップを新たに導入
仮想通貨イーサリアムの主要ウォレットMetaMaskは新機能「Gas Station」の導入を発表した。ガス代不足によってスワップが中断されることを防ぐものである。
11:26
チャールズ・シュワブ次期CEO、規制緩和で仮想通貨現物取引への参入示唆
米大手ブローカー、チャールズ・シュワブの次期CEOが、規制環境の変化があれば仮想通貨現物取引へ参入すると述べた。トランプ新政権に期待する格好だ。
10:10
仮想通貨擬人化BCG「コインムスメ」、板野友美がアンバサダー就任
タレントの板野友美氏がWeb3ゲーム「コインムスメ」のアンバサダーに就任。板野氏プロデュースのアイドルグループとのコラボユニットも結成する。
09:55
Suiブロックチェーン、稼働停止の原因や対策を公表
約2.5時間稼働を停止していた仮想通貨SUIのブロックチェーンが復旧。その後、原因や今後の対策を公表している。
08:20
マイクロストラテジー、ビットコイン追加購入のための30億ドル調達を完了
米マイクロストラテジーは21日に仮想通貨ビットコイン追加購入のための、2029年満期の無利息転換社債の募集を完了したと報告した。
07:50
金融庁、仮想通貨仲介業の新設を検討
仮想通貨のイノベーションと利用者保護の両立に向けて、金融庁が仲介業の新設を検討。この会議ではステーブルコインも議題に上がった。
06:45
トランプ氏のメディア企業、「TruthFi」仮想通貨決済サービスの商標出願
トランプ次期大統領が保有するトランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループは今週、デジタル資産取引やその他決済処理サービスのプラットフォーム「Truthfi」の商標出願を行った。
06:25
SECがソラナ現物ETFの審査開始、2025年承認へ期待高まる
米証券取引委員会はソラナ現物ETFの上場申請に関する審査を開始したようだ。SOLは本日8%上昇している。
06:08
トランプ次期政権の仮想通貨諮問委員会、ビットコイン準備金設立の可能性=報道
トランプ次期大統領が提案した仮想通貨諮問委員会は、米国のビットコイン準備金を設置する可能性があると報じられた。
05:45
SOL史上最高値更新やXRP高騰、ゲンスラーSEC委員長の退任確定を受け
仮想通貨のソラナやXRPなど、SECが規制の標的としている銘柄は22日、ゲンスラーSEC委員長の退任が確定したことを受けて大幅に上昇した。
11/21 木曜日
17:00
BitwiseがソラナETF準備開始 デラウェアで信託登録完了
暗号資産運用大手Bitwiseが、ソラナ(SOL)ETF組成に向けデラウェア州で信託登録を完了した。VanEck、21Sharesに続く参入となる。
16:59
バイナンス、5種類の仮想通貨取引ペアを11月22日に取扱い中止
大手取引所バイナンスが、THETA/ETHやRARE/BRLなど5種類の仮想通貨取引ペアの取扱い中止を発表。11月22日12時より取引停止へ。各トークンは他の取引ペアで継続取引可能で、価格への影響も限定的。スポット取引ボットサービスも同時終了。
15:27
ビットコイン1500万円突破 ETFオプション解禁で資金流入加速
ビットコインが史上初めて1500万円を突破した。米国でETFオプション取引が解禁され、機関投資家の参入が加速。IBITへの1日1000億円規模の資金流入が継続する中、トランプ政権への期待も相場を押し上げる。バーンスタインは3100万円到達の強気予想を見立てている。
13:10
ソラナPhantomウォレット、米AppStoreの無料ユーティリティアプリ部門でトップに
ソラナ基盤のPhantomウォレットが米AppStoreで無料ユーティリティアプリ部門1位を獲得。無料アプリの総合部門でも5位に躍進した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
イベント情報
一覧
2024/12/01 09:30 ~ 20:00
東京 墨田区文花1丁目18−13
重要指標
一覧
新着指標
一覧