はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

大和証券・プログマ・SBIR3が連携 デジタル社債の効率化へ共同検証

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

デジタル社債の効率化へ

大和証券とプログマ、SBI R3 Japan(以下、SBIR3)の国内企業3社は、デジタル社債の発行で連携することがわかった。国内メディアが11日に報じた。

デジタル社債の発行を効率化したり、業務負荷を軽減したりするために、大和証券とプログマのシステムを接続する。両社のシステムはどちらもSBIR3が関与するブロックチェーン「Corda」を基盤にしているため、相互運用がしやすいという。今後は他の証券会社の参加も募る計画だ。

関連デジタルアセットの共創インフラを創出、 Progmatインタビュー記事|SBI R3 Japan寄稿

現在、社債の発行においては非効率なプロセスがある。特に「プレマーケティング」と呼ばれるプロセスでは各社で業務が重複することがあり、他にも電話やメール、チャットでコミュニケーションが行われ、情報の集約にはエクセルを使用しているという。

プレマーケティングとは、社債などを発行する際に、需要を予測するために行われる投資家への意見聴取のこと。こういった課題を解決するために、今回3社は共同検証を行うことで合意した。

関連「イーサリアムでデジタル証券(ST)発行へ」大和証券・Ginco協業

プログマの動向

プログマは最近、他社との協業など事業が活発化している。もともとプログマはデジタルアセットの発行・管理基盤として三菱UFJ信託銀行が開発を進めていたが、今年9月に分社化が発表された。

関連三菱UFJ、国際で利用可能「国産ステーブルコイン」は2024年前半か

デジタル社債のユースケースとしては今年8月、三菱UFJ信託銀行とNTTデータが、発行と管理を効率化するためのブロックチェーン技術を活用した新インフラの構築を発表しており、NTTデータグループはプログマと連携可能なデジタル社債管理用基盤「DBM(仮)」の商用版を実装する方針を示した。

関連三菱UFJとNTTデータ、デジタル社債(STO)促進に向けて連携

また、暗号資産(仮想通貨)領域ではステーブルコインに関する協業を積極的に進めており、今年9月にはBinance Japan(バイナンスジャパン)と新たなステーブルコインの共同検討を開始することが明らかになっている。

関連三菱UFJ信託銀行、バイナンスジャパンと協業で新たなステーブルコイン検討へ

ステーブルコインとは

価格が常に安定するように設計された仮想通貨のこと。法定通貨または仮想通貨に価値が裏付けられていたり、アルゴリズム等で価格を安定させたりする様々なステーブルコインが開発されている。

▶️仮想通貨用語集

関連国内ステーブルコイン解禁の影響は?|WebXレポート&インタビュー

デジタル証券特集

デジタル証券の基礎知識 これからの金融を変える技術とは? 2023年のデジタル証券市場の動向と将来展望
デジタル証券の法的側面:規制とチャンス デジタル証券の技術的側面:ブロックチェーンとの関連性
デジタル証券の成功事例、先進企業の取り組みと成果
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/26 水曜日
15:35
ロビンフッド、予測市場向けデリバティブ取引所を新設 2026年運営開始
ロビンフッドがサスケハナと提携し、CFTC認可の先物取引所を買収。予測市場事業を強化し、2026年の独自取引所運営を目指す。市場規模は2035年までに955億ドルに達する見込み。
14:50
日本の暗号資産規制、具体的な方向性は?──金融審議会WG
金融審議会WGが暗号資産規制の報告書案を取りまとめ。資金決済法から金商法へ移管し、インサイダー取引規制や課徴金制度を新設する。銀行子会社の参入も解禁。座長は「お墨付きを与えるものではない」と強調した。
14:12
仮想通貨企業のベンチャー投資、価格上昇でも活動は低調=レポート
仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは、2025年第3四半期(Q3)の仮想通貨ベンチャーキャピタル(の現状について、市場心理は改善し活動も増加しているものの、以前の強気相場の水準には大きく及ばないと指摘した。
13:35
F・テンプルトン、ソラナETFの最終上場手続きを完了 まもなく取引開始へ
運用資産255兆円を誇るフランクリン・テンプルトンがソラナETFのForm 8-Aを提出。取引開始が目前に迫る中、既存のソラナETFは20日連続で純流入を記録し、累計858億円の資金が流入している。
13:10
米CFTC、民間企業CEOにイノベーション評議会への参加を呼びかけ 仮想通貨にも対処 
米CFTCのファム代理委員長が「CEOイノベーション・カウンシル」参加者の候補者推薦を呼びかけた。仮想通貨や予測市場の規制策定に向け、業界リーダーを募集している。
11:15
VanEck、BNB現物ETFのステーキング計画を撤回 方針転換に
VanEckが米SECに提出したBNB現物ETFの修正届出書で、当初予定していたステーキング機能を撤回。BNBの有価証券分類をめぐる規制リスクが背景にあるとみられる。
11:05
米上場のリライアンス社、デジタル資産トレジャリーをジーキャッシュ(ZEC)に一本化
ナスダック上場のリライアンス・グローバル・グループがデジタル資産トレジャリーを仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)に統合した。プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要が高まる中、サイファーパンク・テクノロジーズも追加購入を発表している。
10:25
予測市場ポリマーケット、CFTC承認受け米国市場に正式復帰
予測市場大手ポリマーケットが米CFTCの承認を受け、3年ぶりに米国市場に正式復帰。2022年の罰金処分後、QCX買収とICEからの投資を経て、完全規制下での事業再開へ。
10:10
スタンダードチャータード銀行、21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定
スタンダードチャータード銀行が21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定された。機関投資家の需要に対応し安全な保管サービスを提供。様々な仮想通貨企業とも提携を進めている。
10:05
「仮想通貨交換業者の販売所誘導に懸念の声」金融庁の作業部会
金融庁は、仮想通貨制度に関する作業部会の報告書案を公開。報告書案には、仮想通貨交換業者の販売所誘導に対する懸念が指摘されているとも記載されている。
07:35
仮想通貨支持派のホワイトハウス経済顧問ハセット氏、次期FRB議長の最有力候補に浮上
ホワイトハウス国家経済会議のケビン・ハセット委員長が次期FRB議長の最有力候補として浮上。トランプ大統領の信頼が厚く金利引き下げ方針に賛同する人物で、デジタル資産市場作業部会で中心的役割を果たしコインベース株も保有。
06:58
米銀大手USバンコープ、ステラで独自ステーブルコインをテスト
米国第5位の銀行USバンコープがステラブロックチェーン上で独自のステーブルコインをテストしている。資産凍結機能などのセキュリティを評価し、バンク・オブ・アメリカやシティに続いてデジタル資産への取り組みを拡大。
06:40
メタプラネット、ビットコイン担保に約200億円を借入れ
メタプラネットは、約203億円の借入れを行ったことを発表。調達した資金は、ビットコインの追加取得やビットコインインカム事業、市場環境に応じては自己株式の取得に充当する予定だと説明した。
06:30
ビットワイズのドージコインETFも承認、水曜日にも取引開始見込み
ニューヨーク証券取引所がビットワイズのドージコインETFの上場を承認した。水曜日にも取引が開始される見込みで、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
06:15
JPモルガン、高リスクのビットコインETF連動仕組債を提案
JPモルガンがブラックロックのビットコインETFに連動する仕組債を提案した。1年後に16%の固定リターンを保証し、2028年には投資額の1.5倍を上限なく受け取れる設計だが、30%超の下落時は損失を全額負担する高リスク商品となる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧