はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨ビットコインの購入タイミングはいつ? 曜日別リターン率比較を用いた指摘=theblockの研究責任者

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインは何曜日に利益のリターンが最も大きい?
theblockの研究責任者が17年1月からのビットコイン価格統計データを算出、曜日別に最も高い・最も低い平均リターン率を分析した。日曜日のパフォーマンスが極端に悪いことが判明、投資の一つの指標に。

曜日別のBTCリターン統計=theblock

米仮想通貨メディアtheblockの研究責任者を務めるLarry Cermak氏が2017年1月からのビットコイン価格統計データを算出。平均リターン率からビットコインの購入タイミングでもっとも適している曜日を分析した。

結果では、最も利益のリターンが高い曜日は月曜日、最も低い曜日は日曜日で、平均リターン率の算出では、他の曜日と比較して日曜日が著しくパフォーマンスが悪化していることがわかった。(この統計は、UTC時間(日本はUTC+9)を利用し、取引所コインベースが提供する日足の始値と終値で計測された数値を元に計測されている。)

2017年1月から算出されたデータでは、月曜日の平均リターン率が0.71%、二番目が土曜日の0.62%となる。

一方、パーフォマンスが最も悪い曜日として挙げられた日曜日は、0.04%と平均リターン率に大きな乖離が確認された。

なお、終値を基準価格とした算出ではなく、日間高値で計測した場合は、月曜日が0.71%→0.8%。土曜日は0.62%→0.7%以上のパフォーマンスとなり、日間騰落率でプラスに推移することが多いことを指摘した。

一方、日曜日は始値を基準としてプラスに推移することもあるが、終値より下回る安値をつけるタイミングが多く見られたことを指摘。平均値0.04%からマイナス%〜+0.1%の間を推移しているという。

先日、ブロックチェーンメディア「LongHash」は、過去2年のビットコイン価格統計データから分析した結果として、「日本時間の午前10時がビットコインの最もボラティリティの高い時間帯である」との発表を行なった。

「LongHash」はこのボラティリティについて、アジア諸国で勤務を開始する時間帯と北米の日没時間が重なる点や、アジアに住むトレーダーが起床後にニュースに反応を始める時間帯と北米に住むトレーダーが就寝前にニュースに反応を示す最後の時間帯と重なる可能性を指摘している。

また、米国時間の金融市場が動いていないタイミングとして、出来高が細るタイミングを狙った仕掛けなど、複合的な市場要因がパフォーマンスやボラティリティに影響している可能性もある。

最新のマーケットレポート

ビットコイン100万円割れ回避で急反発 仮想通貨クジラの競争激化を指摘する見方も
ビットコイン(BTC)が再び日本時間早朝の時間帯に価格が乱高下した。海外アナリストなどは、大口仮想通貨クジラによる競争が激化している点を指摘した。

重要イベント予定表

仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/26 水曜日
16:30
MEXC、毎月の準備金監査を導入 Hackenを独立監査人に任命
暗号資産取引所MEXCがブロックチェーンセキュリティ企業Hackenを独立監査人に任命し、毎月の準備金監査を導入。初回報告は11月末に公開予定。マークルツリー方式による検証の仕組みも解説。
15:35
ロビンフッド、予測市場向けデリバティブ取引所を新設 2026年運営開始
ロビンフッドがサスケハナと提携し、CFTC認可の先物取引所を買収。予測市場事業を強化し、2026年の独自取引所運営を目指す。市場規模は2035年までに955億ドルに達する見込み。
14:50
日本の暗号資産規制、具体的な方向性は?──金融審議会WG
金融審議会WGが暗号資産規制の報告書案を取りまとめ。資金決済法から金商法へ移管し、インサイダー取引規制や課徴金制度を新設する。銀行子会社の参入も解禁。座長は「お墨付きを与えるものではない」と強調した。
14:12
仮想通貨企業のベンチャー投資、価格上昇でも活動は低調=レポート
仮想通貨金融大手ギャラクシーデジタルは、2025年第3四半期(Q3)の仮想通貨ベンチャーキャピタル(の現状について、市場心理は改善し活動も増加しているものの、以前の強気相場の水準には大きく及ばないと指摘した。
13:35
F・テンプルトン、ソラナETFの最終上場手続きを完了 まもなく取引開始へ
運用資産255兆円を誇るフランクリン・テンプルトンがソラナETFのForm 8-Aを提出。取引開始が目前に迫る中、既存のソラナETFは20日連続で純流入を記録し、累計858億円の資金が流入している。
13:10
米CFTC、民間企業CEOにイノベーション評議会への参加を呼びかけ 仮想通貨にも対処 
米CFTCのファム代理委員長が「CEOイノベーション・カウンシル」参加者の候補者推薦を呼びかけた。仮想通貨や予測市場の規制策定に向け、業界リーダーを募集している。
11:15
VanEck、BNB現物ETFのステーキング計画を撤回 方針転換に
VanEckが米SECに提出したBNB現物ETFの修正届出書で、当初予定していたステーキング機能を撤回。BNBの有価証券分類をめぐる規制リスクが背景にあるとみられる。
11:05
米上場のリライアンス社、デジタル資産トレジャリーをジーキャッシュ(ZEC)に一本化
ナスダック上場のリライアンス・グローバル・グループがデジタル資産トレジャリーを仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)に統合した。プライバシー機能を持つ仮想通貨への需要が高まる中、サイファーパンク・テクノロジーズも追加購入を発表している。
10:25
予測市場ポリマーケット、CFTC承認受け米国市場に正式復帰
予測市場大手ポリマーケットが米CFTCの承認を受け、3年ぶりに米国市場に正式復帰。2022年の罰金処分後、QCX買収とICEからの投資を経て、完全規制下での事業再開へ。
10:10
スタンダードチャータード銀行、21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定
スタンダードチャータード銀行が21Sharesの仮想通貨カストディアンに選定された。機関投資家の需要に対応し安全な保管サービスを提供。様々な仮想通貨企業とも提携を進めている。
10:05
「仮想通貨交換業者の販売所誘導に懸念の声」金融庁の作業部会
金融庁は、仮想通貨制度に関する作業部会の報告書案を公開。報告書案には、仮想通貨交換業者の販売所誘導に対する懸念が指摘されているとも記載されている。
07:35
仮想通貨支持派のホワイトハウス経済顧問ハセット氏、次期FRB議長の最有力候補に浮上
ホワイトハウス国家経済会議のケビン・ハセット委員長が次期FRB議長の最有力候補として浮上。トランプ大統領の信頼が厚く金利引き下げ方針に賛同する人物で、デジタル資産市場作業部会で中心的役割を果たしコインベース株も保有。
06:58
米銀大手USバンコープ、ステラで独自ステーブルコインをテスト
米国第5位の銀行USバンコープがステラブロックチェーン上で独自のステーブルコインをテストしている。資産凍結機能などのセキュリティを評価し、バンク・オブ・アメリカやシティに続いてデジタル資産への取り組みを拡大。
06:40
メタプラネット、ビットコイン担保に約200億円を借入れ
メタプラネットは、約203億円の借入れを行ったことを発表。調達した資金は、ビットコインの追加取得やビットコインインカム事業、市場環境に応じては自己株式の取得に充当する予定だと説明した。
06:30
ビットワイズのドージコインETFも承認、水曜日にも取引開始見込み
ニューヨーク証券取引所がビットワイズのドージコインETFの上場を承認した。水曜日にも取引が開始される見込みで、グレースケールとREX-オスプレイに続く3番目のドージコインETFとなる。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧