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米SECウエダ委員、仮想通貨専用のS1登録フォームの作成を提唱

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

専用登録フォーム作成の必要性

米国証券取引委員会(SEC)のマーク・ウエダ委員は火曜日、韓国ソウルで開催されたKorea Blockchain Week 2024イベントでのファイヤーサイドチャットにおいて、仮想通貨専用のS-1登録フォームをSECが作成する必要があると述べた。

SECのS-1登録は、企業が初めて株式を公開する(IPO)際に米国証券取引委員会に提出する必要がある書類。この書類には、企業が証券を発行し公募する際に、投資家に提供する情報が詳細に記載されている。また、IPOに限らず、ビットコインやイーサリアムなどのETF商品を上場する場合にも必須の登録となる。

ウエダ委員は、SECの標準的な登録書式が特定の金融商品に対して不十分である可能性を指摘し、SECが過去に商品スポンサーと協力して、個別の商品に対応するための登録要件を策定した例を挙げた。

「仮想通貨やデジタル資産証券についても同様の対応を行ってはどうだろうか。我々にはそれを行う柔軟性があるはずだ。これは、部分的に証券と見なされたデジタル資産のスポンサーに対応するため、もっと取り組むべきだという私自身の不満の表れでもある」と述べた。

ただ、ウエダ委員は仮想通貨を「デジタル資産証券」と表現したが、仮想通貨がどのように有価証券に分類されるかについてはまだ明確ではない。

その定義について、「ゲンスラー委員長または彼の後継者が、デジタル資産に関する規制の不確実性が高まる中で、法制化やルール作りを進めることを期待している」と話した。

「デジタル資産証券」というSEC独自の表現に対して、リップル社の最高法務責任者スチュアート・アルデロティ氏はX(旧Twitter)で、「デジタル資産証券という用語は、どの法令にも存在しない。SECはこの用語を使って裁判官を欺こうとするのをやめるべきだ」と非難した。

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