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北欧議員、ビットコイン準備金を提案 米国を参考に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの準備金保有

スウェーデンのリカルド・ノルディン議員は、財務相に書簡を送り、同国の準備金に暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を加えることを検討しているか質問した。

米国などでビットコインを準備金として保有しようとする動きがあることに言及し、特に現在のように地政学的かつ経済的に不確実性が高まっている状況では、ビットコインを保有することにゴールド(金)を持つのと同様のメリットがあるともみなされていると伝えている。

書簡は財務相に回答を求める形式で書かれており、今週に引き渡された。背景には、米トランプ政権の仮想通貨に対する前向きな考え方、それに合わせた他国の動向、トランプ関税の影響に対する懸念などがあるとみられる。

関連:トランプ関税と貿易摩擦はビットコインに有利に働くか グレースケール考察

ノルディン氏は今回、米国などの動向に触れた上で、スウェーデンは保守的な伝統があり、これまでは主に外貨やゴールドを注意深く保有してきたという現状を指摘。その上で、現在はデジタル資産が急速に発展してきていると伝えた。

そして、世界の多くの場所で決済やインフレヘッジ手段としてビットコインが使われていると説明。また、独裁的な政権下では決済の自由をもたらすというメリットもあると伝えた。

インフレヘッジとは

法定通貨の相対的価値の減少を回避する行動のこと。一般的に現金や預金をゴールドなどの資産に替えることを指す。

ノルディン議員は、米国が予算に中立な方法(納税者に負担を与えない方法)でビットコインを保有しようとしていることにも触れており、間接的にビットコインを準備金に追加することを提案しているとみられる。

関連:トランプ政権、予算中立のビットコイン取得計画進行中か 高官発言

一方、欧州ではチェコでもビットコインを準備金として保有する動きがあるが、実現するかは不透明だ。

欧州中央銀行(ECB)のクリスティーヌ・ラガルド総裁は今年1月、欧州連合(EU)加盟国の中央銀行の準備金に含まれることはないだろうと述べた。スウェーデンもチェコもEUに加盟している。

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