
資金調達規模を6倍に
ナスダック上場のシャープリンク・ゲーミング(SBET)は18日、普通株の発行上限を60億ドルに引き上げたと発表した。証券会社A.G.P.とのATM(市場での随時株式売却)契約を通じた調達枠の拡大となる。
すでに約7億2,100万ドル分の株式が販売済みで、調達資金はイーサリアム取得やアフィリエイト関連事業の運営、事業資金などに活用されている。
直近では、7月16日に20,279 ETH(6,838万ドル相当)を追加購入。ETH保有残高は約321,000 ETHに達している。
同社は15日の公式発表で今月7日から13日の間にも、約4億1,300万ドルを調達し、74,656 ETHを購入済み。市場でのETH取得活動を積極的に継続しており、購入するほぼすべてのETHをステーキングで運用している。
シャープリンクは、5月末からイーサリアムを中核資産とする方針を強化。同社の会長を務めるのはイーサリアムとメタマスクの共同創業者であるジョセフ・ルービンだ。
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