来場者にトークン配布も
Aptos Labsは29日、大阪・関西万博で提供された「EXPO2025デジタルウォレット」が約100万ダウンロードを達成したと発表した。
4月13日から10月13日の万博会期中に累計590万件の取引を処理し、登録ユーザー1人あたり平均10回以上のアクションが行われており、来場者が繰り返しデジタル体験を利用したことを示している。
同ウォレットでは、譲渡不可能なトークンであるSBT(Soulbound Token)が活用され、パビリオン訪問の記念スタンプやリワード特典の提供に使用された。
170以上の企業・自治体・政府機関・パビリオンから600万枚以上のSBTを発行。万博開幕直後の4月21日時点では13万アカウント、55万件の取引だったが、会期終了時には約7.7倍のアカウント数、約10.7倍の取引数に達した。
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10月31日にHashPort Walletへリニューアル
同ウォレットは、Aptos Labsが開発するブロックチェーン「Aptos Network」を基盤として運用。会期中にはアプリストアの総合トップ100、ファイナンスカテゴリトップ10に複数回入るなど、一般ユーザーからも注目を集めた。
運営主体のHashPortは24日、10月31日18時より同ウォレットを「HashPort Wallet」へリニューアルすると発表している。既存ユーザーのデジタル資産は引き継がれ、ステーブルコインやポイントとの連携機能が拡充される。
新ウォレットは、Aptos、Ethereum、Polygon、Baseなど複数のブロックチェーンに対応。米ドル連動のUSDCや円連動のJPYCなどのステーブルコインを扱えるほか、分散型取引所(DEX)機能を搭載しデジタル資産の交換も可能だ。
今後さらなるネットワーク対応も予定されている。



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