自動承認メカニズムを活用
ブルームバーグのETF専門家、エリック・バルチュナス氏は7日、X(旧ツイッター)投稿で、ビットワイズが同社のドージコインETFについて「8(a)手続き」を進めていることを明らかにした。同氏によると、この手続きにより、規制当局が介入しない限り、20日以内にETFが承認される見通しだという。
Looks like Bitwise is doing the 8(a) move for their spot Dogecoin ETF, which basically means they plan on going effective in 20 days barring an intervention. pic.twitter.com/y8jyxbYKXQ
— Eric Balchunas (@EricBalchunas) November 6, 2025
この「8(a)手続き」とは、Form 8-Aの提出を指し、遅延修正条項なしのS-1登録声明と組み合わせることで、SEC(米国証券取引委員会)による明確な承認声明を待たずに自動承認メカニズムを活用する戦略である。
通常、この方式では提出から20日後に自動的に効力が発生するため、SECが積極的に異議を唱えない限り、ETFの上場が可能となる。
この手法は、10月の米政府機関閉鎖後にSECが発表した新ガイダンスに基づくもので、最近ではライトコイン、ヘデラ、ソラナなどの仮想通貨ETFが同様の方法で承認を受けている。
SECの文書によると、11月6日付けの予備目論見書(Preliminary Prospectus)が提出されている。11月6日を起点とすると、20日後は11月26日頃となる。これはSECが当初設定していた審査期限の11月12日よりも遅くなるが、従来の審査プロセスを経ずに承認を得られる可能性がある点で注目される。
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