WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

「インドが暗号資産業界を避けることは、大規模な頭脳流出を意味する」仮想通貨刑罰化法案に対し

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

インドで「優秀な頭脳」の流出懸念
インド拠点の仮想通貨取引所WazirX担当者は、インドで仮想通貨全面禁止法案が施行された場合、技術力としての優位性を失いかねず、大規模な雇用喪失と頭脳流出を意味するなどと言及した。

「インドが暗号資産業界を避けることは、大規模な頭脳流出を意味する」

インドで、最高刑が10年となる「2019仮想通貨禁止及び公式デジタル通貨規制法案」の草稿が議論を呼んでいる。草稿によると、この最高刑は「マイニング、創出、保有、売却、移転、処分、発行、従事」を行なった、いかなる者に対しても課されるとされている。

RNA TechnologyのパートナーのRachna Bakhru氏は、最高刑が7年のマネーロンダリングに比べ、仮想通貨に従事する者に対して10年の最高刑を設けていることから、「この法案のままでは議会を通過するのは難しく、修正が求められるのではないかと述べた。

また、法案の欠点についても有識者から様々な意見が出てきている。

「仮想通貨の専門家が草稿の作成に関わっておらず、仮想通貨業界も意見の聞き取りもなかった」「銀行のチャンネルを通して仮想通貨の国境間の移転について触れていない」「仮想通貨の定義が広すぎ、細かい説明が必要」という意見がある一方、法案第26項は移行期間について触れており、「該当する者は、法律の施行から90日以内に、申告して、処分しなければならない」と明記されており、投資家の関心に答えているという意見もある。

インド拠点の仮想通貨交換業者「WazirX」のShetty氏は、以下のような見解を示した。

「サービス部門に大きく依存している国であるインドでこの法律が施行された場合、技術力としての優位性を失いかねない。今後5年間で10兆米ドルの産業になると予測されている暗号資産業界を避けることは、大規模な頭脳流出を意味する。」

法案が通過した場合の影響

英ロンドンを拠点とするブロックチェーンのコンサルティング会社の調査によると、インドにはアメリカに次いで世界で2番目に多いブロックチェーンのデベロッパーがおり、ブロックチェーンの金融セクターに従事している。

また、ブロックチェーンは10兆ドル(約1,070兆円)市場と言われており、サービス業が主要産業であるインドにとってブロックチェーン業界の育成を除外することは、他国に大きく遅れを取りかねないリスクになり得る。

2017年には、インド準備銀行が「LAKSHMI(ラクシュミ)」と呼ばれるデジタルトークンの発行を検討していた。

参考:The Economic Times

CoinPostの注目記事

「インドが仮想通貨を全面禁止すれば約130億ドルの損失につながる」米リサーチ企業CEOが指摘
米仮想通貨リサーチ企業のCEOは、インドが仮想通貨を全面禁止した場合の損失額を算出。機会損失の規模を指摘しつつもインドの今後の規制方針に楽観的な見解を示した。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/01 土曜日
13:15
ハイパーリキッドHIP-4、パーミッションレス予測市場をテストネットで有効化
分散型取引所ハイパーリキッドは、誰でも予測市場を作成できる機能をHIP-4のテストネット上で有効化したと発表した。ポリマーケットやカルシとの建玉規模の違いも解説する。
11:12
ビットコイン中心から転換したストラテジー、みずほなど複数証券会社が評価
ストラテジーがビットコイン一辺倒の資金配分から現金積み増しへ転換したことを、TDカーウェンやベンチマークが評価。両社は優先株の額面回復が経営の最優先事項だと分析している。
10:15
イタリア中央銀行、ステーブルコイン送金にコスト優位性なしと結論
イタリア中央銀行がステーブルコイン送金の実証実験結果を公表。伝統的な送金手段と比べ体系的なコスト優位性は確認できなかったとしている。
09:45
FIFAワールドカップ、予測市場での取引が3兆円規模に 公式NFTも盛況
チェイナリシスが2026年W杯が予測市場にもたらしたインパクトを分析。取引総額200億ドル規模となった。FIFA公式NFTプラットフォームでは10万人超がチケット購入権を取得した。
08:15
米財務省がイラン企業2社に制裁措置、デジタル資産決済による制裁回避も主張
米財務省は、イラン関連の新たな制裁措置を発表。今回のホルムズ海峡における制裁の要因となった活動には、デジタル資産の決済による制裁回避も含まれるとしている。
07:15
7件のビットコイン清算連鎖事例、価格の予兆信号は事象ごとに相違=研究レポート
研究者が7件のビットコイン無期限先物清算連鎖を分析した結果、相場崩壊の予兆信号は事象ごとに異なり、共通する指標は注文フロー変動の低下のみだったことが分かった。投資家は単一事象の予兆パターンを過信すべきでない。
06:35
暗号資産取引所BTCBOX、8月3日から段階再開へ
BTCボックスが運営する暗号資産取引所BTCBOXは、長い間停止していたサービスを8月3日から段階的に再開する。ログインにはパスキー認証、日本円出金には2段階認証が必須となる。
06:15
テザー財務報告書、ビットコイン冬相場でステーブルコインの超過準備金が半減
ステーブルコイン発行大手テザーは2026年第2四半期の決算で、資産が負債を上回る超過準備金が82億ドルから41億ドルへと半減したことを開示した。ビットコインや貴金属の評価額低下が背景にある。
05:50
ビットコイン専門ウォレット『コールドカード』流出被害が110億円相当に、ギャラクシーが算出
ギャラクシー・リサーチは、コールドカードの脆弱性に関連する流出被害が1196件のアドレスから1082.65BTC、110億円相当に達したと分析。自己管理型の利用者への影響が大きいことが明らかになった。
05:00
USDC発行企業サークル、ニューヨーク州から信託免許を取得
サークルがニューヨーク州金融サービス局から限定目的信託免許を取得したと発表した。ステーブルコインUSDCの発行体制強化に向け、規制対応をさらに深める。
07/31 金曜日
17:29
レイ・ダリオ、ビットコインは1%保有継続 増刷不可も量子リスクに警戒
米著名投資家レイ・ダリオ氏が英ポッドキャストで、自身のポートフォリオにおけるBTC比率が約1%のまま変わらないことを明らかにした。増刷できない強みを認めつつ、量子コンピューターや政府による監視・課税のリスクにも言及している。
15:32
アルトコイン相場、ビットコインから切り離され値動きに=ウィンターミュート
ウィンターミュート(Wintermute)は30日、2026年上半期のOTCフロー報告書を公表した。機関投資家の現物取引比率が過去最高の72%に達し、オルトコインのオプション取引高は半期比約3.4倍に拡大。銘柄の集中と長期保有の傾向を分析した。
14:20
ビットコイン長期保有者供給、月間21万7000BTC増=アナリスト
オンチェーン分析家ダークフォスト氏によると、ビットコインの長期保有者供給は12月以降増加が続き、直近は月間平均21万7000BTCのペースまで加速。強気相場時とは逆の動きだとし、需要面の弱さも指摘した数値の意味を整理する。
14:00
BIS主導「プロジェクト・アゴラ」、1.6億円相当のトークン化マネーで国際決済の実証実験に成功
BIS主導のプロジェクト・アゴラが、トークン化した中央銀行準備金・商業銀行預金による国際決済の実価値取引テストを完了した。日銀やMUFGなど28機関が参加し、平均80秒での決済を実証した。
13:18
ストラテジー、ビットコイン一辺倒から転換 準備金は動的配分へ
ストラテジーが決算説明会で、今後の調達資金を全額ビットコインに投じる方針を転換すると説明した。市況に応じてBTCとドル準備金を動的に配分し、デジタル信用(STRC等)の安定性を高める狙いだ。背景にある判断材料を読む。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧