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「仮想通貨の魅力は世界中に広まって行く」 米CFTCコミッショナーが発言

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「暗号資産の魅力は世界中に広まって行く」 CFTC
米国商品先物取引委員会(CFTC)のコミッショナーの一人であるBrian Quintenz氏は、米CNBCのインタビューで同委員会の規制アプローチと、これからの仮想通貨業界の見通しについて、非常に前向きな姿勢を表明した。

「暗号資産の魅力は世界中に広まって行く」 CFTC

米国商品先物取引委員会(CFTC)のコミッショナーの一人であるBrian Quintenz氏は、米CNBCのインタビューで同委員会の規制アプローチと、これからの仮想通貨の見通しについて、非常に前向きな姿勢を表明した。

まず、CFTCの規制に対する基本的な姿勢として、「原則主義」に基づく規制を心がけているとして、次のように語っている。

CFTCは伝統的に原則主義的な規制機関だ。そのため、ある一時点における市場のスナップ写真的状況に基づいたルールを規定するような、規則づくめの規制機関にならないよう努めてきた。そのような規則は進展することができず、更新されていかなくてはならない。

トウモロコシや小麦、石油といった伝統的な商品であれ、金融商品であれ、また、新たな仮想通貨商品であれ、どんな製品にでも適用できる原則を考え出すことができれば、ただ周りに「ガードレール」を設置するのみだ。あとは、市場が、それらの製品に対し、ビジネスケースやユースケース、また投資事例を見出せるのか決めるのに任せる。それらの製品が、適切な信用取引を設定し、容易に操作される恐れがないと、CFTCが納得できれば十分だ。

そして実際、当局のビットコイン(BTC)に対するアプローチも、この原則に基づくものだと説明した。

2017年のビットコイン先物契約(現金決済)開始から、決済手法や市場操作の可能性に関し、市場の動向を注意深く監督してきたCFTCだが、市場が拡大し、Bakktが提供する現物決済のビットコイン先物契約が始まることにより、新たにデリバリーの担保として保有されるビットコイン現物を管理する「カストディ」という課題が生まれたことにQuintenz氏は言及した。

仮想通貨のカストディに関する最善の実践方法については、しっかりと取り組まなくてはならないため、これまで多くの労力を割いてきた。

仮想通貨の未来

Quintenz氏は、これからの仮想通貨の成長に手応えを感じているようだ。 仮想通貨の将来について尋ねられると、同氏は次のように答えた。

すでに仮想通貨の業界が急拡大しているのを目の当たりしていると感じるし、これからさらに拡大すると思っている。

中央集権的か分散化されているかに関わらず、より多くの大手企業が仮想通貨製品に参入してくるにつれ、世界中の暗号資産の魅力が広まって行くと考えられる。

そして、そのような状況は、規制する立場にとって「多くの挑戦」が作り出されることを意味するが、「その挑戦に応じる準備はできている」と自信のほどをのぞかせた。

CFTCでは、「クリプトの父」と呼ばれ、イノベーションを阻害しない適切な規制の重要性を訴え、仮想通貨に前向きな姿勢を示してきた、Christopher J. Giancarlo氏が7月に会長を退任し、仮想通貨業界からは、新会長となったHeath Tarbert氏のスタンスに注視されてきた。Quintenz氏の発言を見ると、仮想通貨への親和的な態度は保持されているだけでなく、さらに深まった印象があると見られる。

先週、新会長はCFTCの市場監視部門のトップに、米仮想通貨取引所最大手コインベースの元幹部、Dorothy D. DeWitt氏を任命した。仮想通貨業界の状況に精通し、かつ金融や法律分野における豊富な経験を持つDeWitt氏に対し、Tarbert会長は、「非常に貴重な存在で、規制に準拠した新しい商品の提供に貢献するだろう」と高い期待感を示している。

関連:米CFTC、仮想通貨取引所コインベースの元幹部を市場監視部門トップに抜擢

米国初となるBakktの現物決済によるビットコイン先物取引が開始されたが、ErisX社と LedgerX社も同様のビットコイン先物の提供を準備している。 監督機関であるCFTCの「多くの挑戦」はすでに始まっているようだ。

関連:Nasdaqが出資するErisX、年内「仮想通貨現物決済先物」提供へ

参考:Coindesk報道

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