はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

底割れ懸念のビットコイン(BTC)、トレンド転換点「Bullish SFP」を示唆する声も|仮想通貨市況

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

12日の仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比1.68%安の77.4万円と続落した。

4時間足、日足更新の重なる9時までに反発を見せていたが、79万円(7290ドル)で売り浴びせに遭うようにして大幅反落、一時77万円(7080ドル)まで下落した。 「噴けば売り」が市場のコンセンサスと化しつつあり、日足軸で短期では直近高値の7800ドル、中期では7月以降の最重要ライン9100〜9300ドルを明確に超えない限り、軟調な相場が続きそうだ。

一方、TxWestCapitalのThe Wolf Of All Streets(Scott Melker)氏は、再び買いポジションをとったと言及。日足チャートで、トレンド転換の起点となり得る「Bullish SFP(Swing Failure Pattern)」を示唆した。

SFPの性質については今年8月、estetika420氏が、株・先物・FXのトレーダーと投資家のためのソーシャルネットワーク「TradingView」の投稿で解説している。

参考:【BTC短期分析】海外トレーダーの予想で見る”SFP(Swing Failure Pattern)”とは

TradingView

世界有数の仮想通貨デリバティブ取引所、Deribit BTCにおける未決済建玉(OI)の積まれ方にも注意したい。

Trade Blotterに好反響

仮想通貨取引所TaoTaoは、取引情報の準リアルタイムレポートサービス”Trade Blotter”(トレードブロッター)をリリースした。トレーダー需要に応える形で、より利便性の高い、投資判断に役立つサービスを提供したものと思われる。

Trade Blotterでは、他のトレーダーが抱えるポジションの含み損益を踏まえた市場予測に役立つ「未決済建玉(OI)」情報のほか、他投資家の指値情報(板の気配値)や歩み値情報が、一般投資家に開示される。

気配値とは、各価格に対して注文が入っている数量が表示されるもので、歩み値とは、投資家の約定履歴で何時何分何秒にどれくらいの枚数約定したのかが可視化されたものだ。

いずれも大口のポジション動向を察知しやすくなるため、外国為替証拠金取引(FX)市場や株式市場でも、デイトレーダーやスキャルパーといった短期筋を中心に重宝されている。

出典:TaoTao Trade Blotter

また、仮想通貨TAOTAOの荒川社長は11日、noteにて2019年11月の実績報告を行い、現物取引額約1.4億円に対し、レバレッジ(証拠金)取引が約880億円と開業以来最大だった10月の約580億円を上回ることができたと言及。

規制続きで仮想通貨市場低調が長引き、利用者から厳しい目が向けられやすい状況にあるなか、顧客第一主義を掲げてオンライン証券事業でNo.1の座を不動のものにしたSBI証券同様、ユーザー本位の運営体制を支持基盤拡大に繋げていけるか注目される。

CoinPostの関連記事

ビットコインなど仮想通貨市場に大きな影響を及ぼす「半減期」とは、過去の事例から独自考察
仮想通貨市場に大きな影響を及ぼすビットコイン(BTC)などの半減期が、相場に意外な影響を与えることも明らかに。ライトコイン半減期など、過去の値動きから可能性とリスクについて詳しく解説。
仮想通貨市場に影響を及ぼす「重要ファンダ」一覧表|ビットコイン、リップルなど【3/7更新】
ビットコイン(BTC)やリップル(XRP)など、仮想通貨市場に影響を与え得る重要ファンダ一覧はこちら。あらかじめイベントをチェックしておくことで、トレードの投資判断に役立てることができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/26 金曜日
15:05
仮想通貨投資への期待高まる、税制改正で約5割が投資拡大を検討=ビットバンク調査
ビットバンクが発表した2025年仮想通貨投資実態調査によると、2026年の市場期待として「税制改正」が34.3%で最多。税制が20%の申告分離課税に変更された場合、約5割が投資拡大意向を示した。知識不足が投資の障壁だが心理的ハードルは低下傾向。
14:01
ユニスワップ重大提案が圧倒的に可決 1億UNIバーンと手数料スイッチ起動へ
ユニスワップのUNIfication提案が賛成票1億2500万票超で可決。国庫から1億UNIをバーンし、プロトコル手数料を起動。取引量増加が供給減少に直結するデフレ型モデルへ転換。
14:00
ステーブルコインとは|市場規模・取引量・主要銘柄と規制の行方
ステーブルコインとは、価格が安定するよう設計されたデジタル通貨。本記事では仕組み・種類(USDT/USDC/JPYC等)・市場規模・リスク・将来性・国内での買い方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
13:50
フィリピン当局、未登録取引所への取り締まり強化 コインベースなどアクセス遮断
フィリピン規制当局が無登録の海外仮想通貨取引所50社へのインターネットアクセス遮断を命じた。コインベースやジェミニも対象になっている。
13:20
ST市場効率化目指す、SBI新生銀行ら6社が新たな決済実証を開始 預金のトークン化で
SBI証券、大和証券、SBI新生銀行ら6社がトークン化預金DCJPYを利用したセキュリティトークンのDVP決済の実証に関する協業を開始した。
13:00
イオレ、仮想通貨レンディング「らくらくちょコイン」の事前予約開始
東証グロース上場のイオレが暗号資産レンディング「らくらくちょコイン」の事前予約を開始。年利8%〜、約1万円から利用可能。2026年1月下旬の正式リリースを予定し、事前登録者には4月まで13%の特別料率を適用する。
12:50
クシム、社名を「HODL 1」に変更 Web3・仮想通貨トレジャリー事業へ転換
東証スタンダード市場上場のクシムが社名を「HODL 1」に変更すると発表した。Web3・仮想通貨トレジャリー事業を中核とする企業へ転換。
12:25
国内衣料上場企業ANAP、15億円で109BTC追加購入
衣料品販売のANAPホールディングスが15億円で仮想通貨ビットコインを追加購入し、総保有量が1346BTCに達したと発表した。
11:37
中国環境省、環境管理にブロックチェーンなど先端技術を導入
中国生態環境部が12月25日、ブロックチェーン、AI、ビッグデータを環境管理に統合する方針を発表。全国炭素排出権取引市場ではデータ改ざん防止に既に活用。中国は仮想通貨を規制する一方、ブロックチェーン技術応用は国家レベルで積極推進。
10:36
パンテラ専門家の2026年仮想通貨12大予測 DAT企業統合や量子パニックなど
パンテラ・キャピタルのジェイ・ユー氏が2026年の仮想通貨業界12大予測を発表。AI技術の浸透、DAT企業の統合、トークン化ゴールドのRWA主役化、ステーブルコイン決済の拡大、量子コンピューターによるBTC懸念など、注目のトレンドを解説。
10:02
2025年仮想通貨デリバティブ市場レポート、取引高1300兆円突破=コイングラス
コイングラスが2025年の仮想通貨デリバティブ市場に関するレポートを公開。ETFやDAT企業などへの機関投資家による投資が加速したと分析している。
08:54
ビットコインの買い方をやさしく解説|初心者の不安を解消【図解】
ビットコインは500円から購入可能。スマホと本人確認書類があれば最短当日から取引開始できます。口座開設の手順、おすすめ取引所の比較、初心者が押さえるべき投資の心構えまで図解でわかりやすく解説。
06:55
トラストウォレットで9億円以上不正出金、数百人のユーザーが被害か=報告
オンチェーン探偵のザックXBT氏が、トラストウォレットの複数ユーザーから資金の不正流出報告があったと明らかにした。クローム拡張機能のアップデート後に発生し最低でも600万ドル以上が盗まれたと推定。
06:40
金融庁、仮想通貨の担当部署を「課」に昇格へ
金融庁は、2026年7月の次期事務年度に仮想通貨の担当部署を「課」に昇格させる方針を固めたことがわかった。金融サービス変革への対応能力を強化する。
05:45
ロシアの主要証券取引所、2026年の規制発効で仮想通貨取引提供開始へ
ロシアのモスクワ証券取引所とサンクトペテルブルク証券取引所が、2026年に予定される仮想通貨規制の発効後に仮想通貨取引の提供を開始する準備ができていると発表した。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧