はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米トランプ政権、株式投資に「税制上の優遇策」検討か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

トランプ政権、株式への投資に税制上の優遇策を検討

トランプ大統領率いる米政権が、株式投資に対し、税制上の優遇策を検討していることが分かった。

CNBCなどの報道によれば、家庭所得から401k(民間営利企業の従業員対象の確定拠出個人年金制度)といった伝統的な制度以外の方法で投資を行う分を非課税とするというものだ。非課税となる額には上限があるが、詳細は決まっていない。

米国では401kやIRA(個人退職講座)といった老後資金のための投資を促進させるような制度が充実しており、IRAであれば種類にもよるが運用による収益は非課税であるといった特徴がある。

また、クドロー国家経済会議(NEC)委員長がCNBCに語った内容によると、株式だけでなく債権への投資もこの減税プランに含まれる可能性がある。

ビットコインを初めとした仮想通貨への投資については言及がなかったが、仮想通貨のIRA(個人年金制度)もすでにあることなどから減税対象に含まれる可能性も十分にある。

これはトランプ政権の行う一連の減税プランのなかの一つとなる。プランの中には、ほかにも中間所得者層への10%の減税を行うことなどが盛り込まれており、今年の初秋に政府から減税の発表が行われると報道されている。

米国は今年の秋に大統領選を控えており、再選を目指すトランプ政権にとっては、これまでの任期中の米株式市場の好調さを選挙まで維持することが必要な要素となってくる。

トランプ政権は株式市場において、S&P500の最高値更新といった株価指標のパフォーマンスが良いことを政権の成果として喧伝してきた。株バブルのリスクオン相場で個人投資家の”金余り状態”が長引けば、リスクアセットへの投資意欲が促進されることで、間接的にビットコイン(BTC)市場にも好影響をもたらすという見方もある。

参考: CNBC

CoinPostの関連記事

ビットコインで老後の資産形成? 仮想通貨個人退職口座の米Bitcoin IRA、累計取引高4億ドル突破
仮想通貨個人退職口座を運営する米国企業Bitcoin IRAの累計取引高が、4億ドル(約437億円)を超えた。高いセキュリティや自動取引など新サービスを追加、ユーザー推移も好調だという。
米仮想通貨大手三社、確定拠出年金と個人退職口座を提供へ BTCからアルトまで30銘柄に対応
アメリカの仮想通貨関連大手3社が提携し、仮想通貨ベースの個人退職口座(IRA)と確定拠出年金(401K)の提供を開始する。保険補償付で、多様な仮想通貨からポートフォリオを組むことができる。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/14 日曜日
11:30
来週の米雇用統計に注目、労働市場減速ならビットコイン相場に追い風か|bitbankアナリスト寄稿
BTC相場は1450万円周辺で推移。FOMCで利下げ決定、流動性供給再開で中期的な下支え期待。来週の米雇用統計で労働市場減速が示されれば、追加利下げ観測強まりBTCの追い風となるか。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|仮想通貨税制に関する国会質疑に高い関心
今週は、ストラテジーによるビットコイン押し目買い、仮想通貨税制に関する国会質疑、仮想通貨マーケットメーカー大手Wintermuteの市場分析レポートに関する記事が関心を集めた。
12/13 土曜日
14:05
米インタラクティブ・ブローカーズ、ステーブルコインでの口座入金を開始
ステーブルコイン入金を導入 ブルームバーグが報じたところによると、オンライン証券大手インタラクティブ・ブローカーズ・グループが、個人証券口座へのステーブルコインによる入金を可能…
13:35
仮想通貨業界団体ら、シタデルに反論 「DeFiは仲介事業者ではない」
DeFi教育基金など仮想通貨業界団体らが米SECに書簡を提出した。シタデル・セキュリティーズによるDeFi規制要求に反論し、自律的ソフトウェアは仲介者に該当しないと主張している。
11:55
ブラジル金融大手イタウ、3%のビットコイン配分を推奨
ブラジルの金融機関イタウがポートフォリオの1%から3%をビットコインに配分するよう推奨した。米国のバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレーも最大4%の配分を提案している。
11:20
ファントムウォレットが予測市場機能を導入、カルシと提携
主要仮想通貨ウォレットのファントムが予測市場プラットフォームのカルシと提携し、ウォレット内で政治、スポーツ、文化イベントの契約を可能にする新機能を発表した。
10:25
Pyth Network、トークンの買い戻しメカニズム「PYTH Reserve」を導入
分散型オラクルPyth Networkが、収益の一部で仮想通貨PYTHを毎月買い戻す新メカニズムを導入する。DAOの資金残高の3分の1程度を購入に充てる予定だ。
09:20
テザー、イタリアサッカー名門ユベントス買収を提案
ステーブルコイン発行企業テザーがサッカークラブのユベントス買収を提案した。エクソール保有の65.4%株式を現金取得後、残る株式も公開買付けし、10億ユーロの投資を準備している。
08:30
テザー、自社株のトークン化や買い戻しを検討か
仮想通貨ステーブルコインUSDTなどを発行するテザー社は、自社の株式の流動性を確保するためにトークン化や自社株買いなどの手段を検討していることが報じられた。検討の背景が明らかになっている。
07:40
ソラナDEX大手ジュピター、7つの大型アップグレード発表 オンチェーン金融強化へ
ソラナ上のDEXアグリゲーター「ジュピター」がレンディングのオープンソース化、ステーブルコインジュプUSDローンチ、トークン検証システムVRFD拡張など7つの包括的アップグレードを発表した。
07:05
バンガード幹部がビットコインを投機的収集品と指摘、仮想通貨ETF取引解禁も慎重な姿勢
バンガードの責任者ジョン・アメリクス氏がビットコインを人気玩具ラブブに例え投機的資産と指摘。同社は仮想通貨ETF取引を解禁したが、独自商品提供や投資助言は行わない方針を維持。
06:35
ソラナ「ファイアダンサー」がメインネット稼働開始、100万TPS目指す
ソラナの新しいバリデータ・クライアント「ファイアダンサー」が3年間の開発を経てついにメインネット稼働を実現。1秒あたり100万トランザクションの処理を目指している
06:10
米ムーディーズがステーブルコイン格付けフレームワークを提案、準備資産評価へ
米大手格付け会社ムーディーズがステーブルコインを評価するための新たなフレームワークを提案した。ステーブルコインを裏付ける準備資産プールの各適格資産タイプを評価し、信用力に基づいて格付けを付与。
05:45
リップルやサークルなど5社、米連邦信託銀行免許の条件付き承認を取得
米通貨監督庁がリップル、サークル、ビットゴー、フィデリティ・デジタル・アセッツ、パクソスの5社に連邦認可信託銀行免許の条件付き承認を付与した。ステーブルコイン発行企業を連邦規制監督下に置く重要な一歩となる。
12/12 金曜日
16:19
ソラナ公式が「XRP登場」を発表 wXRPが同日ローンチ
ソラナ公式が12日、XRP統合を発表。ヘックス・トラストもwXRPのソラナローンチを同日発表し、1億ドル超のTVLを確保。レイヤーゼロ技術を活用したクロスチェーン機能で、ソラナDeFiでのXRP利用が実現へ。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧