クジラを追跡する新ツール
仮想通貨(暗号資産)市場ではいわゆる大口投資家「クジラ」が存在することは、一般的に認知されている。ビットコイン投資家がクジラの動向をより容易に把握できるために、Bitcoin Wisdomはクジラの動きを追跡する新たな「アグリゲートヒートアップ 」ツールを公開した。
従来の取引所ヒートマップでは独自の注文板のみを表示するが、このアグリゲートヒートマップでは、BitMEX・Bitfinex・Coinbaseの米ドル建て注文板を集約している。
具体的には、横の青い色のバーは流動性を示すもので、色が明るいほど、流動性が高くなるという。
また、右側にある緑と赤の線は買い指値と売り指値を示し、相場の推移によってそれぞれが実行されることが確認できる。
Not for BitcoinWisdom, but this video gives a good explanation for heatmaps in general https://t.co/JBWEZhi40e (11:48)
— BitcoinWisdomIo (@BitcoinWisdomIo) February 27, 2020
tl;dw More saturated color means more liquidity was available at given time. E.g. the yellow line on the screenshot was ~500 BTC wall, which is a lot for BFX pic.twitter.com/jvzw1uIIBb
Decryptの取材に応じて、Bitcoin Wisdom側は「トレーダーはこれを利用することで、容易に流動性レベルと大口の移動を確認することができる。頻りにマーケットデプス(厚み)をモニターする必要はなくなる」とコメントした。
現時点では日本語に対応しておらず、チュートリアルもないため、一部機能の説明は行われていない。