はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

日本で暗号資産古物市場が誕生 仮想通貨で入札可能のプロ向けオークションが可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

世界初:日本で暗号資産古物市場の開設許可

日本暗号資産市場株式会社は19日、2020年3月17日に古物市場主の許可を取得したことを発表。これまで、古物商として許可を取得、活動してきた同社だが、今回古物市場主の許可を取得したことで、暗号資産古物市場の開設に向けて進めていくとしている。

暗号資産による取引が可能な古物市場は世界初だという。具体的には今春に古物商を対象としたプロ向けオークションサービスを公開する予定で、参加希望の古物商の募集を開始している。

取り扱い予定の通貨は以下の6通貨となる。

出典:日本暗号資産市場株式会社

このうち、ALIS、ARUK、DEVの3つは日本の企業が開発した仮想通貨だ。日本では規制の厳しさから、仮想通貨交換業がこういった新しい銘柄を取り扱いすることが容易ではない状況がある。

そこで、日本暗号資産株式市場ではこれらの通貨銘柄を採用し、物の売買に使える場を設けることで流動性の向上に貢献、日本のブロックチェーンスタートアップを支援していくことを目指している。

日本暗号資産株式市場の代表取締役を務める岡部典孝氏は以下のようにコメントした。

(前略)この度実際に古物市場主許可を頂くことができましたので、世界初の暗号資産古物市場の営業を開始できる運びとなりました。

取引に暗号資産を用いることで、より透明で効率的な市場を運営することができるようになります。

暗号資産古物市場は暗号資産交換業者が取扱できない未上場暗号資産の流動性向上を通じてスタートアップによる社会課題解決に大きく貢献できると確信しております。

古物市場主の許可を取得したことで、具体的にはプロ向けのオークションサービスが提供できるようになるという。

古物商とは中古品(古物)の売買をビジネスとして行う者のことを指す。中古品売買では近年、メルカリなどの個人の中古品取引サービスが活況だが、メルカリなどでも、個人の範疇を超えた規模で取引を行えば、古物商許可が必要になる場合もある。

また、仮想通貨でフリマや商品の代理購入マッチングサービスを利用できるサービス「和らしべ」は昨年12月にテストネットが公開、暗号資産古物商協会は和らしべ開発元のWARASHIBEと提携している。

和らしべでもALIS、ARUK(アルクコイン)といった日本発の仮想通貨を決済に使うことができる。

参考:日本暗号資産市場株式会社

CoinPostの注目記事

『仮想通貨でモノを売買』eコマースプラットフォーム「和らしべ」誕生
暗号資産古物商協会の設立を経て、仮想通貨イーサリアムなど3通貨対応でフリマや商品代理購入マッチングサービスを提供する「和らしべ」がローンチ。代表の井元氏に、革新的なサービス内容や今後の展開について伺った。
『日本で未上場仮想通貨が物と売買できる時代へ』暗号資産古物商協会が設立される
暗号資産古物商協会が28日に設立された。古物市場を通じて各種未上場「仮想通貨トークン」の需要拡大や流動性向上が期待されるなか、同協会の監事を務める岡部氏に設立目的や経緯についてお話を伺った。
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/29 月曜日
14:23
ビットコインは持続的上昇局面に?4年サイクル論争と機関投資家の影響力
Bitwise CIOマット・ホーガン氏が「ビットコインの4年サイクルは終焉し、持続的上昇局面に入った」と主張した。ハーバード大学など大手機関がBTCを保有し、個人投資家から機関への資産移転が進行。ボラティリティ低下の理由と、「階段を上りエレベーターで降りる」値動きパターンを専門家2人が詳しく解説。
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
09:10
イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ
仮想通貨イーサリアムが2026年に2つの大型アップグレードを計画している。Glamsterdamは並列処理とガスリミット拡大で性能向上を、Hegotaはプライバシー保護と検閲耐性の強化を目指す。
07:45
BNBチェーン、Fermiハードフォークを1月14日実施へ 
BNBチェーンが2026年1月14日にFermiハードフォークを実施する。ブロック間隔を750ミリ秒から450ミリ秒に短縮し、時間依存型アプリケーションへの対応を強化する予定だ。
07:00
プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのマイニングに関心」
プーチン大統領は、ウクライナにあるザポリージャ原子力発電所で仮想通貨のマイニングを行うことに米政府が関心を持っていると述べたことがわかった。今後の和平交渉に注目が集まる。
06:35
米政府、1月末に再び閉鎖の可能性浮上 仮想通貨市場構造法案の審議に影響も
米政府が1月末に再び閉鎖される可能性が浮上した。再び発生すれば1月に審議入りが予定されている最重要な仮想通貨市場構造法案の議決がさらに延期されてしまう。
06:05
アーサー・ヘイズ氏がDeFiトークン買い増し、3億円以上のLDOとPENDLE
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が185万ドルのLDOトークンと97.3万ドル相当PENDLEトークンを追加購入した。イーサリアムを売却して割安なDeFiトークンへの買い増しを加速。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧