WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

新型コロナ 、日本政府が緊急事態宣言に踏み切る意向

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

緊急事態宣言への準備が加速

安倍晋三首相は緊急事態宣言へ向けて、大きく舵を切ったようだ。 本日中にも、諮問委員会に諮り、宣言を出す方針を表明、早ければ明日7日にも宣言する見通しだ。

緊急事態宣言では都道府県を単位とする区域や実施期間が示されるが、今回対象地域として候補にあがっているのは、首都圏及び大阪府や兵庫県などとのことだ。

世界各地で新型コロナウィルスの感染拡大による影響が深刻化する中、日本政府の対応が注目を集めていた。 同宣言は、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づくもの。ただし、同措置法の下では、世界に先駆けて都市封鎖を行った武漢市をはじめ、諸外国で行われているような強制力をもつ都市封鎖(ロックダウン)は行えない。

公共交通機関の停止や道路封鎖はもとより、外出禁止を強制することもできない。あくまで、外出自粛の「要請」にとどまるが、国が緊急事態宣言を発することで、対象地域となった自治体の知事権限が強化されることになる。

緊急事態宣言後は、都道府県知事が、外出自粛要請に加え、学校を始め人が多く集まる商業施設の使用制限や停止を要請・指示できる。 さらに、感染者の急増による医療施設の増設が必要となった場合、所有者の同意がなくとも知事が土地や建物を使用することが可能になる。医薬品や食料品に関しても、知事は事業者に対し売却を要請、応じない場合は収容することもできるようになるなど、その権限が大幅に拡大される。

コロナウイルスに関する企業調査

世界規模で新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、経済的打撃へ対する不安も高まっている。

国内最大手の信用調査会社、帝国データバンクのコロナウイルス感染症に関する企業調査によると、回答を寄せた企業の8割以上がが自社の業績に「マイナスの影響がある」と見込んでいるという。

1万1330社が回答した今回の調査は、2月に続いて2回目。コロナウイルスの悪影響を実感している企業は前回よりも16.9ポイント増え、この1ヶ月で影響がさらに深刻になっていることを示す結果となった。

マイナスの影響があると答えた企業のうち、半数近い46.5%は既に影響を受けていると回答している。一方、「影響はない」(9.0%)や「プラスの影響がある」(2.1%)と見込む企業もあった。

最も影響を実感しているのは

「既にマイナスの影響がある」と回答したのは、「娯楽サービス」が84.2%でトップ。次いで「旅館・ホテル」(83.9%)、「飲食店」(83.6%)という結果となった。 また「広告関連」(81.7%)も上位に入っている。

業界別にマイナスの影響を見込む企業を見ると、最も高かったのは84.5%の「運輸・倉庫」業。

インバウンドの観光客の激減や企業の出張取り止めなどの影響で、新幹線の乗車率は前年比5割を切り、さらに東京都知事の外出自粛要請により東京駅や新宿駅、上野駅などターミナル駅の利用者数も8割前後、減少しているという。

2位と3位となったのは「小売」(84.2%)と「卸売」業界(83.8%)で、業種別にみると「家具類小売」(100.0%)、「飲食店」(98.2%)、「繊維・繊維製品・服飾品小売」(97.0%)と高い数字となった。 また、既に影響を受けていると回答した、「旅館・ホテル」(96.8%、サービス業)の先行きの見通しも深刻なものとなっている。

上記の業界は、感染拡大への危機意識が高まるにつれ、外出を伴う個人消費の抑制により、大きな打撃を受けている顕著な例だと言えるだろう。 東京商工リサーチによると、2月以降の新型コロナ関連倒産では、最多となる8件が旅館や飲食業、旅行業などのサービス業だった。

プラスの影響を見込む企業は

一方、スーパーマーケットなどの「各種商品小売」は、20.4%、「飲食料品小売」が11.0%、「医薬品・日用雑貨品小売」が8.7%と、「プラスの影響」を見込んでいることがわかった。 これらの業種は、外出自粛などによる消費者の「巣ごもり需要」の増加とも関連しているが、近く発令されると言われている政府の緊急事態宣言を受けても、生活必需品として需要が減少すること考えられない。

しかし、経済全般で見るとプラスの影響は非常に限定的だ。感染拡大による需要の落ち込みは、幅広い業種で実感されており、企業経営が急激に悪化していることは明らかだ。

政府による緊急事態宣言は、国民や企業に対し、外出自粛や企業活動の一時停止など生活に大きな影響を与えるものだが、同時に、停滞する経済活動への補償も盛り込んだものでなくてはならないだろう。

政府は4日、緊急経済対策として「危機対応融資」枠を5兆円に拡大し、企業の経営支援を行うと報道されている。

出典:帝国データバンク

CoinPostの市況関連記事

ビットコイン市場にも追い風か、新型コロナ「緊急事態宣言」報道も日経平均株価は反発
新型コロナウイルスに関する「緊急事態宣言」の予告報道も、日経平均株価は一時前週末比500円超と反発。先行き不透明な状況が続くなか、当面の悪材料を市場が織り込んでいる場合、投資家心理の改善はビットコインなど仮想通貨市場にも追い風となり得る。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/13 火曜日
21:30
メタプラネット、初のユーロ円建転換社債を520億円相当分発行へ
メタプラネットは13日、想定発行額520億円、利率0%の同社初のユーロ円建転換社債型新株予約権付社債の発行を発表した。仮想通貨ビットコイン担保の有利子借入の一部を無担保・無利息の資金に置き換え、借入返済と自己株式取得に充てる。
19:16
利上げ後アルトコイン中央値は21%上昇、実質金利が鍵=バイナンス・リサーチ
バイナンス・リサーチの週次レポートによると、9月の利上げ以降、BTCは9.3%、ETHは2.7%上昇した一方で、その他194銘柄の中央値は21%上昇した。米10年債の実質金利上昇を軸に、株式・仮想通貨市場の動向と今後の注目材料を解説する。
17:15
韓国地銀、ビットコイン担保のウォン建て融資を開始
韓国の全北銀行が法人向けに仮想通貨ビットコイン担保のウォン建て融資を開始したと伝えられる。背景の一つには民事執行規則改正があり、担保は外部のカストディ業者が保管する。
13:05
米上場ビットコインマイナーIREN、AIクラウドでアンソロピックと複数年契約か=報道
The Informationは仮想通貨採掘・データセンター企業IRENと生成AIのアンソロピックが複数年のクラウド契約を結んだと報じた。現在のところ両社とも公式発表はしていない。
11:41
コインチェックG子会社の関連企業、アブダビの金融事業免許の原則承認を取得
コインチェックグループ子会社3iQの関連企業は、アブダビの金融事業免許の原則承認を取得。長期的には、仮想通貨ビットコインやイーサリアムのETFの提供などを世界の適格投資家へ拡大していきたいと述べている。
09:55
スタンダードチャータード、リップルのRLUSDのカストディを開始
スタンダードチャータードは、リップルのステーブルコインRLUSDの機関向けカストディサービスを開始したことを発表。リップルとLMAXグループとの協業も公表した。
10/12 月曜日
21:10
ストラテジー、4週連続でビットコイン買い増し 34億円相当BTCを取得
ビットコイン保有最大手のストラテジーが10月5日から11日に250BTCのビットコインを取得し、買い増しは4週連続となった。保有量は848,250BTCに達し、1億9,240万ドル分のSTRC優先株の買い戻しも実施した。
12:54
カルシ、トランプ次期報道官の起用を的中させた取引を調査 確率1%
米予測市場カルシは、トランプ大統領の新報道官にケイティ・ザカリア氏が指名される直前の不審な取引を調査中だ。確率約1%の予想が的中し、約173ドルが約9,600ドルになる見込み。指名報道の20分前に行われた取引もある。
12:05
FTX元幹部、ネットフリックスによる事件の「ラブストーリー」化を批判
仮想通貨取引所FTX元COOのコンスタンス・ワン氏が、ネットフリックスの新ドラマ「The Altruists」の予告編について、職場や人物像の描写は実態と異なると批判している。
11:35
ハイパーリキッド系1000倍DEX、価格操作でトレーダーが約2億円利益か
ハイパーリキッド上で10日に取引を始めた最大1,000倍レバレッジのDEX「Papertrade」で、あるウォレットが参照価格を動かす取引を繰り返し、約128万ドルの利益を得た。運営は建玉上限の緩さが原因と説明し、引き締めに動いた。
10:32
XRP不正生成の脆弱性、悪用防止で投票経ず修正 XRPL財団が説明
XRPレジャーで新たなXRPを生み出せる脆弱性が見つかった問題で、XRPL財団が12日に経緯を説明した。同財団によると、XRPは生成されておらず、悪用の形跡もない。修正版をアメンドメント投票を経ずに適用した理由も示した。
09:23
仮想通貨ウォレット大手レジャー、被害デバイス内に不正ハードウェアを確認
仮想通貨ウォレット大手レジャーは販売店クリプトビリス経由の被害者端末に不正ハードウェアを確認した。流出額は分析企業により約9,320万ドルとも推計されているところだ。
08:50
OKJ、NIGHTを13日に取扱い開始 板取引は「国内初」と発表
国内取引所OKJは10日、ゼロ知識証明を使うプライバシー特化型チェーン「ミッドナイト」のNIGHTを13日から扱うと発表した。板取引での提供は国内初(同社調べ)としている。仕組みと国内の取扱い状況をまとめた。
08:19
ビットコイン、8.5万ドル突破が焦点 最大の取得価格帯=アナリスト
クリプトクアント寄稿者のダークフォスト氏は、ビットコインの取得価格分布で8.4万から8.5万ドルが最大の価格帯だと指摘。8.3万ドル時点で投資資金の53%がこの水準より上で入ったとし、下値では7.7万から7.9万ドルを支持帯に挙げた。
10/11 日曜日
11:30
ビットコイン原油高・中東緊迫化で1300万円割れも、CPIと8万ドル水準が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は原油高・中東緊迫化を背景に一時1268万円まで急落。8万ドル近辺のサポート維持が焦点で、CPI・PPIの結果と現物ETFの資金フローが相場の行方を左右する。bitbankアナリストが週次分析。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧