セキュリティトークン分野に本腰か
Tezos Japanは15日、一般社団法人日本セキュリティトークン協会(JSTA)の賛助会員として入会したことを発表した。
日本セキュリトークン協会は、日本の金商法改正法で「電子記録移転有価証券表示権利等」と定義されるセキュリティトークンの利用の健全な発展を推進するために設立された団体だ。
3月には東海東京フィナンシャル・ホールディングス株式会社、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社があらたに正会員として加入している。
Tezos Japanの加入により、現在JSTAは正・賛助会員あわせて18社、パートナー2社が参画している。
イーサリアムと同様、Tezosのブロックチェーンはスマートコントラクト機能を搭載しているが、Tezosはハードフォークをすることなくブロックチェーンをアップデートできるなどの特徴をもつ。そのため、トークン化された資産管理に適している、との評判がある。2017年にICOを行い、すでにプラットフォームとしてのユースケースが徐々に増えており、STOプラットフォームなどでの採用例がある。
参考: CoinPost
セキュリティトークンをこれから拡大が予想される分野として選択し、今回の入会を決めたと考えられるが、今のところ、入会した動機など、詳細は明らかにされていない。
Tezosのコミュニティ団体Tezos Commonsは最近、「Tezos Around the World」と題し、世界中でのテゾスコミュニティの活動の様子をまとめた動画を公開した。
日本の東京はその動画の中で最初に登場しており、世界でも日本はTezos側にとっても戦略的に重要な地域と位置づけられている。
参考:PR TIMES