CoinPostで今最も読まれています

XRP(リップル)、大手CMCで時価総額4位後退の可能性 17年12月以来

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

XRP、大手CMCで時価総額4位後退の可能性

仮想通貨XRPが大手データサイトCoinMarketCapのデータ上で4位に転落する可能性が見えてきた。同サイト上でXRPが時価総額TOP3外となれば、XRPが400円近くまで急騰する前の2017年12月以来、およそ2年半ぶりとなる。

2020年現在

出典:CoinMarketCap

2017年末

出典:CoinMarketCap

時価総額3位に浮上する可能性がある銘柄はテザー(USDT)で、コロナ禍で「現金回帰」の流れを受け拡大した需要で、時価総額が急伸した。

USDTはステーブルコインであることから、時価総額の算出は発行数にその大半を依存する。CoinMarketCapでは、定期的にUSDTの時価総額をリアルタイムデータに合わせる。今回は13日に修正が行われ、XRPの時価総額と同水準に位置した。

CMCサイト上での時価総額の差は、1〜2億ドル。テザーの時価総額が増加するか、XRP価格が0.0045ドル下落したケースで、時価総額の順位が入れ替わる。

ステーブルコインの資産価値はわずか2カ月で70%以上増加し、5月12日には100億ドル(1兆700億円相当)を超えた。そのうちUSDTが占める割合は90%で、トレードやレンディング、手軽に取得できる仮想通貨の特性から自国法定通貨のインフレーションを懸念した資産逃避需要が影響している。

留意すべき点は、XRPの時価総額算出が、サイトによって異なる点だ。

出典:CryptoCompare

CryptoCompare、Forbes、Crypto Marketといった金融関係を含む時価総額算出サイトでは、時価総額で大きな差をつけて、XRPが3位に位置している。理由は主にリップル社の保有額を含んで時価総額の算出を行なっているか、否か。

Ripple社は、時価総額の定義が「現在の価格 X 資産の総数 = 時価総額」であることから、保有分を含む全資産を対象とした時価総額の算出方法を正式な基準として提唱している。

一方、仮想通貨業界におけるCoinMarketCapの位置づけも大きい。多くのサイトが参考価格に利用しているほか、サイト自体も仮想通貨関連サイトとしては異例の規模で、アクセスが減少した2020年4月のデータでも、1ヶ月で2800万人がサイトを訪れ、世界の全ウェブサイトで2750位に位置している。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
12/02 土曜日
16:25
エルサルバドルのブケレ大統領、2024年再選を見据え職務離脱へ
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン支持者で知られる、エルサルバドルのナイブ・ブケレ大統領が総選挙キャンペーンのため職を離れる。再選を目指す中で、国内政治のチェック・アンド・バランスの弱体化と、国際関係への影響を探る。
14:00
2024年に半減期を迎えるビットコインは約1800万円到達、Matrixport分析
Matrixportによる暗号資産(仮想通貨)ビットコインの価格予測を深掘り。2024年に1835万円到達の可能性、歴史的なデータ分析、マクロ経済要因と地政学的影響を詳細に解説。ビットコイン投資の未来を探る。
13:00
米サークル社、「テロ資金調達への関与はない」
ステーブルコイン「USDC」を提供するサークル社は、公開書簡を米議員らに提出。テロ資金など不正金融への関与はないと強調した。
12:00
イーサリアム運用で高利回りを実現、Cegaのデュアルカレンシー戦略とは?
セガ・ファイナンスが新しいオプション戦略「デュアルカレンシー」を発表。暗号資産(仮想通貨)イーサリアム、stETH、USDCホルダーに向けて、年利22%以上の収益を提供。この戦略は、リスクを最小限に抑えつつ、市場での高い固定利回りを実現する。
10:45
コインベースCEOがBaseトークン発行を否定 ソラナなどの統合計画も
米仮想通貨取引所コインベースのCEOは、イーサリアムL2「Base」に関する展望について話した。独自トークンや取引高速化について説明している。
09:55
コインベース・マイニング株大幅高、ビットコイン年初来高値更新|2日金融短観
本日のNYダウは+294.6ドルと続伸し、債券市場は反発した。この日にパウエル連邦準備制度理事会議長の発言からトーンダウンが示唆され2024年にFRBが利下げに動くとの観測がますます広がった格好だ。
08:30
Starknet独自通貨の無料配布、スナップショット実施済み
仮想通貨イーサリアムのL2「Starknet」は今週SNSで出回っていたSTRKトークンのエアドロップのスクリーンショットの真贋を確認し権利獲得にあたるスナップショットはすでに実施されたことを明かした。
07:20
ビットコイン価格は24年に上昇加速か=グレースケールレポート
仮想通貨運用会社グレースケールは、2023年11月版の市況レポートを公開。2024年は複数の条件が重なることによって、ビットコインの価格に上昇圧力がかかる可能性があるとの見解を示している。
06:50
ビットコインETFの上場申請めぐり今週3社目のSEC面談、専門家が承認楽観視
米SECは、GBTCから現物型ビットコインETFへの転換申請について、今週29日に申請側のグレースケール(2度目)と会議を行ったことが判明した。仮想通貨ビットコインは年初来高値を更新した。
06:00
ソラナDEX「Jupiter」、仮想通貨JUP無料配布の事前確認ページ公開
ソラナ基盤の分散型取引所アグリゲーター「Jupiter Exchange」は独自トークン「JUP」の無料配布(エアドロップ)計画について、事前確認の公式ページを公開した。
12/01 金曜日
17:41
「暗号資産の投資状況と確定申告」に関する調査、年内取引で約7割が利益
Aerial Partnersが2023年の暗号資産取引調査結果を公開。ビットコインなどの現物取引だけでなく、PoS銘柄のステーキング利用度が高まりつつあり、利益を出している投資家増加に伴い「確定申告」の必要性も上がっている。
16:03
米投資会社タイガー・グローバル、BAYCやOpenSea投資の評価額を大幅下方修正
タイガー・グローバル・マネジメントが、有名なNFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」(BAYC)と主要なNFTマーケットプレイスであるOpenSeaへの投資により、大幅な含み損を抱えていると報じられた。同社の直近の投資動向と報告内容についてまとめる。
16:00
「ビットコインがもたらす革命をSNSへ」Nostrasia特集を配信
第10回のGM Radio:Beyond The Priceは11月22日に公開。今回は11月に東京などで開催されたイベントNostrasiaを特集した。
14:00
「イルビウム」、eスポーツチームTeam Liquidと提携
Web3ゲームIlluviumは、世界最大級のeスポーツチーム「Team Liquid」と提携すると発表した。独自NFTのリリースやトーナメント開催を予定している。
13:21
4年越しの復帰、bitFlyerの加納CEOが“世界と戦う”ために求める人材は?
国内大手暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するbitFlyer HD加納裕三CEOに独占インタビュー。bitFlyerの強みや求める人材、ビットコインETFの影響について注目される暗号資産市場の展望について伺った。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア