Bakktが事業の最新情報を公開
インターコンチネンタル取引所(ICE)の仮想通貨(暗号資産)子会社Bakktが、機関投資家向けカストディビジネスの顧客を70超まで増加させていることが分かった。
Bakktのトップは18日にブログを更新し、仮想通貨事業の取り組みについて最新情報を伝えた。昨年11月、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)の認可を取得し、機関投資家を対象にしたカストディサービスの提供を発表したBakktは、着実に顧客を増やしている模様だ。
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また、カストディサービスの顧客に5億ドル(約537億円)超の保険を提供するため、保険仲介企業Marshと提携したことも発表。Bakktのカストディサービスでは、すでに1億2500万ドル(約134億円)の保険を利用できるようになっていたが、増額によってサービスが拡充していることが分かった。
さらにGeminiやコインベース、BitGoなどの仮想通貨企業に続いて、会計事務所が実施する「SOC 1 Type Iと「SOC 2 Type II」のテストを終えたことを明かした。SOC認証とは、組織における財務、情報、および運用の統制を評価するものだ。
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ロイヤリティプログラムサービス企業「Bridge2 Solutions」買収したBakkであったが、この分野で新たに大手金融機関2社と提携したことも発表した(具体名は出ず)。その企業の3000万超の顧客が旅行のポイント、商品、ギフトカードなどの交換に、Bakktのロイヤリティプログラムサービスを活用していくという。
Bakktは今年の夏に、消費者向けのアプリのローンチを予定している。本アプリではデジタル資産の売買だけでなく、クレジットカードのポイントや旅行のマイルの利用も対象している。
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