はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

エクスペディア掲載のホテル、再び仮想通貨決済に対応

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

エクスペディア掲載のホテル、再び仮想通貨決済に対応

世界大手旅行予約サイトのエクスペディアに掲載されるホテルが、仮想通貨決済を利用した予約サービスに対応した。

バイナンスが出資するTravala.comがエクスペディア・パートナー・ソリューションズ(EPS)との提携を発表。RapidAPIを通じて、掲載される70万店舗に仮想通貨決済を選択肢として対応したことを発表した。

リリースで、エクスペディアの上席役員は、世界で支払いの選択肢は日々進化していることは認識しているとして、今回の提携が決済規模の拡大に役立つとコメントした。

過去には、ビットコイン決済を自社導入

エクスペディアは2014年、自社でビットコイン決済を導入した企業でもあったが、以下のような理由で2019年に廃止を決定している。

  1. 安定性に欠ける仮想通貨
  2. 進まない商用導入
  3. 法定通貨への換金

今回の提携に至った背景には、コロナ危機による世界情勢の変化もあるという。

Travela

宿泊料金を仮想通貨で決済できることを目指す旅行プラットフォームのTravelaは、大手Booking.comとも提携している企業だ。

大手予約サイトのホテルなどに対応することで、仮想通貨の決済シーンを拡大してきた。

エクスペディアが述べるように、Travelaの需要も、6月に入り急拡大している。同社を通じたホテル予約の収益は前月比で170%増、宿泊予約は81%増だった。

独自トークン「AVA」を利用した支払いも、このうち13%も占めていたとしており、国際的に利用する旅行予約サイトで、仮想通貨の決済利用や還元キャンペーンを受ける需要が拡大していることがデータからも示された格好だ。

Travala

Travalaの仮想通貨決済では、20銘柄以上の主要な仮想通貨が対応している。

代表的なものはビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ダッシュ(DASH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、イオス(EOS)、ステラ(XLM)、カルダノ(ADA)、バイナンスコイン(BNB)、モネロ(XMR)、トロン(TRX)、リップル(XRP)、ダイ(DAI)などがある。

利用が拡大していることが報告されたAVAトークンの支払いでは、旅行代金の割引やロイヤルティ(特典)を受けることができる。

世界最大の旅行会社「エクスペディア」 ビットコイン決済廃止で仮想通貨業界に残した教訓とは
エクスペディアは2014年に、ビットコイン決済を導入し、仮想通貨のユースケースを大々的に世に示すも、2018年の夏にビットコイン決済の受け入れを終了している。これら一連の事象は、我々にどのような教訓を与えるのだろうか?
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
11/20 木曜日
10:36
米大手仮想通貨取引所コインベース、予測市場・株式取引機能を導入か
米コインベースが12月17日に「新時代」を発表予定。リーク情報から予測市場・株式取引機能の実装が示唆され、カルシとの提携深化やブロックチェーン株式取引の展開が期待される。
10:14
仮想通貨XRP、ステーキングを導入する案が浮上
RippleXのエンジニアリング部門のトップは、仮想通貨XRPへのステーキング機能導入を考察していると説明。ステーキングは報酬が発生する仕組みであり、投資家からも注目を集めている。
09:41
「銀行の仮想通貨保有について、基準見直す必要性がある」バーゼル委員会議長
バーゼル委員会議長がステーブルコインの台頭を背景に、銀行の仮想通貨保有規制の見直しが必要だと発言した。現行の厳格な資本要件の緩和が焦点となっている。
06:48
「ビットコインとはサービスである」Bitwiseが価値の本質を指摘
仮想通貨運用企業Bitwiseの最高投資責任者は、ビットコインはサービスであるとの見方を示した。マイクロソフトと比較しながら、価値の本質を説明している。
11/19 水曜日
18:44
ストラテジーのセイラー会長、ウォール街参入による「ビットコイン弱体化」論を否定 
ストラテジーのセイラー会長がフォックス・ビジネスで、機関投資家の参入によりビットコインのボラティリティが大幅に低下していると発言した。2020年の約80%から現在50%まで縮小し、今後はS&P500の1.5倍程度に収束すると予測している。
18:25
アーク・インベスト、コインベースとサークル株を買い増し
ARK投資のキャシー・ウッド氏、コインベースとサークル株を計720万ドル購入。ステーブルコイン市場の成長を見据え、仮想通貨関連株への投資を拡大。
13:55
ブラジル、仮想通貨のクロスボーダー決済に課税検討 規制強化で抜け穴封じ=報道
ブラジル政府が仮想通貨を利用したクロスボーダー決済への課税を検討している。中央銀行は2026年2月から新規制を施行し、ステーブルコインを含む国際送金を外為取引として扱う方針だが、税収漏れ対策として金融取引税(IOF)の対象とする案が浮上している。
13:35
サークルが「xリザーブ」発表、USDC担保型ステーブルコインを展開可能に
サークルがブロックチェーン間でUSDC担保型ステーブルコインを展開可能にする相互運用インフラ「xリザーブ」を発表した。
13:15
米SEC、2026年度検査で仮想通貨監視を重点項目から削除 規制緩和加速
米SECが2026年度の検査優先事項から仮想通貨監視を除外。トランプ政権下で規制姿勢が執行重視から対話重視に転換。コインベースやリップルとの訴訟解決など、業界への軟化姿勢が鮮明に。
11:35
イーサリアム財団、レイヤー2を単一チェーンのように操作できる「相互運用レイヤー」構想
仮想通貨イーサリアムの財団が複数のL2を単一チェーンのように操作できる相互運用レイヤー(EIL)の構想を解説。現在開発中のEILへの参加を呼びかけている。
10:50
コインベース上のモナドICO、開始23分で65億円弱調達も販売ペース鈍化
コインベースで開始されたモナド(Monad)のトークンセールは、開始23分で64.5億円を調達したが、その後失速。高いFDV評価額やVC比率の高さが投資家の慎重姿勢を招いたとみられる。
10:33
全米初のビットコイン担保地方債、米ニューハンプシャー州が承認
ニューハンプシャー州が全米初のビットコイン担保地方債を承認した。1億ドル規模の債券でデジタル資産が140兆ドル規模の世界債券市場に参入する道を開く可能性が出た。
10:00
ハイパーリキッド・ストラテジーズ、ナスダック上場に向けた合併が延期に
ソネット・バイオセラピューティクスらの合併によるハイパーリキッド財務企業の上場が延期された。株主投票の賛成票が必要数に達していない形だ。
09:45
ビットコインとイーサリアムの現物ETF、資金流出が継続
仮想通貨ビットコインとイーサリアムの現物ETFは、資金が純流出する日が継続している。この点について、ソラナやXRPなどのETFに資金が循環している可能性が指摘された。
08:50
テザー、ビットコイン担保融資企業レドンに戦略投資
テザーがビットコイン担保融資のリード企業Lednに戦略的投資を実施した。Lednは設立以来28億ドル超の融資を実行し、2025年だけで10億ドル超と見込まれている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧