はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

続伸のビットコインにゴールデンクロス、BSV前日比20%高など一部アルトが活性化

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市況

7日のビットコイン(BTC)は、前日比+2.15%高の100万円(9320ドル)と続伸した。

チャート上に買いシグナル

日足MACDは、ゴールデンクロスを形成している。 過去のチャートを確認すると、BTCにおけるゼロライン下のMACDゴールデンクロスには、一定の信頼度が伺える。

BTC/USD MACD推移

MACDとは

主にトレンドの発端を知る目的でよく使われるテクニカル指標の一つ。「Moving Average Convergence/Divergence Trading Method」の略で、「移動平均収束乖離トレード法」と訳される。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

関連:『MACD』でトレンドを知る、仮想通貨投資に役立つチャート講座

6月29日には、ビットコイン採掘速度の2つの移動平均インジケーターを示す指標「Hash Ribbons(ハッシュリボン)」にて、買いシグナル点灯の前兆が確認された。

hash-ribbons

前回のハッシュリボンの買いシグナル点灯時は、7,400ドル(79.4万円)から10,500ドル(112.7万円)まで上昇している。

btc_hash_ribbons

息を吹き返すアルトコイン

リップル(XRP)やイーサリアム(ETH)などのメジャーアルトが強気に推移したほか、時価総額6位のBSVが前日比一時20%以上急騰。

国内取引所には上場していないが、飛ぶ鳥を落とす勢いを見せるCypto.com Coin(CRO)やChainLink(LINK)は、今年3月のコロナ・ショックの急落分を吸収し、上場来高値を更新している。

CoinPostアプリ: LINK/USD CoinPostアプリ: CRO/USD

株価回復も投資家心理改善に一役買っている。

第一生命経済研究所エコノミストは、経産省の「POS小売販売額指標」の推移を根拠に、全国大型家電量販店の平均販売金額が前年比+71.0%である点をレポート内で着目。新型コロナ対策における国内の特別定額給付金(10万円)が、耐久消費財に向かっている可能性を指摘した。

米国では、GAFAM(グーグル、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)の存在する「米ナスダック指数」が過去最高値を更新するなど、コロナ禍のネット通販やテレワークの需要急拡大を背景に資金流入が加速している。約12.7万円の「一律給付金」のほかに、週6.9万円相当の新型コロナ対策の「失業手当」も配布されており、当面の生活資金に困窮していない層の内数%が相場に流れ込むだけでも、相応の買い圧力につながるものと思われる。

今年3月のコロナショックで米国や日本の株価が大幅安となったことをきっかけに、「チャンス」とみた個人投資家が殺到する形で、ネット証券口座の新規開設が急増しているとのデータもある。

冷静な見方も

一方、10,000ドル回復までの道のりは平坦ではない。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く米国では、先行き不透明感から株式市場が乱高下しており、仮想通貨市場も一筋縄ではいかないとの見方も少なくない。出来高減やインプライドボラティリティの推移を背景に、BTC市場の急変動を警戒する声も聞かれる。

オプションの「プレミアム」を基に逆算して算出するインプライドボラティリティ(IV:予想変動率)は、将来予測される価格変化率の標準偏差であり、市場参加者の将来の価格変動に対する期待や需給が反映されたものとなる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
12/17 水曜日
09:45
ソラナに大規模なDDoS攻撃、ネットワークは現時点で影響受けず
仮想通貨ソラナが過去最大級の6TbpsのDDoS攻撃を受けたが、現在トランザクション処理は正常に稼働している。市場の下落を受けビットワイズのソラナETFは初の純流出を記録した。
09:40
マーシャル諸島、ステラでベーシックインカム支給
マーシャル諸島共和国がブロックチェーンを利用した世界初のベーシックインカムのオンチェーン支給を完了した。ステラーブロックチェーン上の主権債USDM1を使い、四半期ごとの現金配送をデジタル送金に置き換えた。
09:00
ビットコイン、2026年に過去最高値更新は可能か=グレースケールの最新予測
グレースケールは最新レポートで、ビットコイン価格の30%下落について歴史的には平均的な調整範囲内で、強気相場中の典型的な変動に過ぎないとの見解を示した。また、2026年には最高値を更新する可能性があると主張している。
08:51
金融庁、ステーブルコイン・暗号資産の「仲介業」を規制対象に パブコメ募集
金融庁は12月16日、ステーブルコインや暗号資産の「サービス仲介業」を新たに規制対象とする政令・内閣府令案を公表し、パブリックコメントの募集を開始した。取引所以外も監督下に置く方針だ。
08:40
ウォーレン米議員がDEXの安全保障リスクを警告、パンケーキスワップを名指し
米国のウォーレン上院議員が分散型取引所パンケーキスワップの国家安全保障リスクについて財務長官と司法長官に書簡を送った。北朝鮮による資金洗浄とトランプ関連ステーブルコインとの関係を指摘。
08:05
ビットコイン保有企業カインドリーMD、株価低迷でナスダック上場廃止リスク
医療・ビットコイン保有企業のカインドリーMDがナスダックから上場廃止警告を受けた。株価が30営業日連続で1ドルを下回り、2026年6月8日までに基準への適合回復が求められている。
07:10
Visa、米国でステーブルコインUSDCによる機関向け決済を開始
Visaは、米ドルステーブルコインUSDCでの機関向け決済を米国で開始したことを発表。銀行の初期の参加者が仮想通貨ソラナのブロックチェーン上でUSDCを使った決済を開始したと説明した。
06:35
米国XRP現物ETFの累計流入額、開始1ヶ月で10億ドルの大台突破
米国のXRP現物上場投資信託の累計資金流入額が月曜日に10億ドルを突破した。11月13日の取引開始以降の節目となり、アルトコイン系ETFへの機関投資家の関心の高まりを示している。
06:02
米FDICがステーブルコイン発行規則案を承認、銀行子会社の申請手続きを整備
米連邦預金保険公社が銀行によるステーブルコイン発行の規則案を承認した。今夏成立したジーニアス法に基づき金融機関が子会社を通じて決済用ステーブルコインを発行する申請プロセスを定める。
05:45
ロシア最大手銀スベルバンク、分散型金融商品をテスト
ロシア最大の銀行スベルバンクが分散型金融商品のテストを開始した。顧客の仮想通貨取引への関心増加に対応し、5月にはビットコイン仕組債の発行も開始している。
05:30
米SEC、4年にわたるAave調査を法的措置なしで終了
米証券取引委員会が分散型金融プラットフォームのAaveに対する約4年間の調査を終了した。法的措置の勧告はなく、創業者のクレチョフ氏が17日に調査終了を公表している。
12/16 火曜日
18:08
米SEC委員長が警告、「仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れ」
SEC委員長が仮想通貨タスクフォース円卓会議で、過度な規制により仮想通貨が史上最強の金融監視システムになる恐れがあると警告。国家安全保障とプライバシー保護のバランスを強調し、トランプ政権の方針と一致する姿勢を示した。
17:22
ナスダック、23時間取引体制を提案 仮想通貨取引モデルが影響か
ナスダックが1日23時間の株式取引体制を米SECに提案。仮想通貨の24時間取引が投資家の期待を変化させたことを背景に、2026年後半の導入を目指す。NYSEも22時間取引の承認を取得済み。
16:15
ペイパル、SparkでPYUSD貯蓄商品をローンチ 年利4.25%
ペイパルがSparkと提携し、年利4.25%のPYUSD貯蓄商品を開始。10億ドルの預金目標を掲げ、Paxosの連邦免許取得により規制面での優位性も確保。
15:27
中国で仮想通貨マイニング施設が大規模停止か 当局が2週間前に警告
中国新疆で仮想通貨マイニング施設の大規模停止が報じられた。ビットコインのハッシュレートが急落し、40万台のマシンが停止したとの推定も。2021年の全国取り締まり後、地下で復活していたマイニング活動に再び規制の動きか。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧