336BTCが盗まれる
英国拠点の仮想通貨取引所Cashaaのビットコイン約3億3300万円分(336BTC)が11日、ハッキング被害に遭った。
Cashaaは12日、ハッキングの事実とハッキングに用いられたビットコインアドレスをリストで掲載、すべての仮想通貨取引を停止したことを報告した。
なお、法定通貨出金は継続的に対応しており、出口詐欺の可能性は低いとされている。
One of our wallets with https://t.co/kOkoOMdrEm was compromised and funds were transferred to 14RYUUaMW1shoxCav4znEh64xnTtL3a2Ek #Cashaaexchangeissafe #Cashaafightsfraud @coincrunchin
— Cashaa (@yourCashaa) July 11, 2020
Cashaaは、資金の移動先からハッカーがインドのデリーに関連しているとみている。既にデリーのサイバー犯罪対策部門に協力を要請、binanceやWazirXといったインドのすべての取引所ではハッキングに用いられたアドレスに関連したビットコイン取引をブロックしている。
ハッキングに用いられたアドレスのその後の資金の動きを見てみると、細かく複雑な移動が繰り返されており、追跡を逃れるためにミキシングが行われていることが伺える。
なお、Cashaaは今回のハッキングの原因について、両替送金に使用していたパソコンがマルウェアに感染したことが原因と分析している。