はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨テザー(USDT)、平均送金額でビットコインを上回る

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

大きなマイルストーンに

ステーブルコインの一つであるテザー(USDT)の直近の平均送金額が、ビットコインの送金額を上回ったことが確認された。

CoinMetricsがレポートで明らかにした。

テザーの7日間平均の調整済み送金額は35億5000万ドル(およそ3800億円)となり、ビットコインの29億4000万ドルを上回った。

レポートでは、DeFiの人気の高まりと共に利便性の高いステーブルコインの利用が増加しているとの考察が加えられている。

出典:CoinMetrics

取引所BitfinexのCTOを務めるPaolo Ardonio氏は、ツイッター上で、「2020年はテザーに年となる」としてテザーの時価総額が200億ドルを突破するとの見方を示した。

2020年、テザーの勢いを振り返る

それまでも勢いよく発行額を増加させていたテザーは、今年5月には時価総額3位に位置していたXRPを抜かしたことも報じられた。

テザーがイーサリアムの時価総額を超えるのは時間の問題との見方 も出ている。

関連:仮想通貨XRP(リップル)、時価総額4位に後退 テザーが3位に

今月15日、テザーの時価総額は120億ドルを突破した。テザーの時価総額は、3月の50億ドルから140%拡大していることになる。

CoinMetricsによると、テザーを含むステーブルコインが時価総額60億になるのに要した期間は5年であり、その2倍である120億ドルに達するのに要した時間は僅か4か月である。

関連:テザー(USDT)の時価総額、120億ドル突破

DeFi(分散型金融)とテザーは共にその成長を支えあってきた存在だ。今月の24日、分散型金融取引所Uniswapの過去30日間におけるイーサリアム(ETH)ガス消費量が、USDT(テザー)を上回っていることがわかった。

なお、テザーはイーサリアムブロックチェーン以外でも複数のチェーンでテザーを発行している。

関連:分散型取引所Uniswap、イーサリアム(ETH)のガス消費量でテザー超え

参考:CoinMetrics

USDTがDeFiの準備通貨に

BitfinexのCTOを務めるPaolo ArdoinoはCoinPostの取材に応じて、USDTのDeFiにおける立ち位置について意見を語った。

Ardoinoによると、ビジネスのセトルメントやトランザクション、記録などのためにDeFiには信頼のできるペイメント媒体が必要で、USDTのような流動性の高い仮想通貨はDeFiという新興金融システムにとって必要不可欠な存在だという。「120億ドル以上の時価総額を持つUSDTはマーケットリーダーで、DeFiセクターで中心的役割を担っている」と強調した。

関連テザー(USDT)の時価総額、120億ドル突破

上述のUniswapの事例で示されたように、USDTの利用率が高い。USDTを取り入れているDeFiプラットフォームも以前より増えてきている。Ardoinoはこの点について、「多くのDeFiプロジェクトはUSDTの利用を取り込み続けている。我々としては、USDTがDeFiの準備通貨になることを目指している」、と期待感を寄せた。

ERC20版USDTの増加について

さらに、USDTのイーサリアム版の発行増加についてもArdoinoは見解を述べた。USDTは、ERC20やOmni版のほか、TRC20など複数のブロックチェーンを利用し発行を行なっているが、直近では他のブロックチェーンからイーサリアムブロックチェーンに移行する傾向が確認されている。

この傾向に関して、Ardoinoはこのように話した。

ヘッジファンドやアービトラージを専門とするトレーダーから、USDTの新規発行の要望が増えている。

実際、取引所に送金するまでのプロセスでは、新規発行のUSDTはTRC20版が主だが、取引所がその一部をERC20版に変換することもある。

また、USDTの「在庫補充」という動きもよく見られるが、このプロセスについて、Ardoinoはこのように説明した。

在庫補充とは、実資産に裏付けられていないUSDTだ。しかしこれらのUSDTは正式に発行されているわけではない。

実資産に裏付けられると、それらのUSDTは新規発行の準備が整えられるということになる。流通するUSDTが市場による需要に対応できないと、在庫補充(未発行)のUSDTは増える傾向となる。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07:02
仮想通貨ETFなど、3週連続で資金が純流出
コインシェアーズは、仮想通貨投資商品全体の先週の資金フローは約2,666億円の純流出だったと報告。ビットコイン商品などから資金が純流出する一方で、XRP・HYPEなどの商品は純流入した。
06:55
グレースケールのHYPE現物ETF、上場近づく 競合2社に続き3本目実現へ
グレースケールのHYPE現物ETF「グレースケール・ハイパーリキッド・ステーキングETF(HYPG)」の年間手数料が0.29%と判明した。ブルームバーグのETF専門家が今週中の上場を見込んでいる。
06:20
ビットマイン、イーサリアム取得ペースが急減速
米イーサリアム・トレジャリー企業ビットマインが保有ETH総数541万6,901ETH(総供給量の4.49%)を達成したと発表。ただし直近1週間の取得量は26,497枚にとどまり、前週の111,942枚から大幅に減速した。
05:55
バイナンスが7000銘柄の米国株取引を開始、トークン化株式「bStocks」も数週間以内に公開へ
バイナンスは6月1日、非米国ユーザー向けに7,000銘柄超の米国株・ETF取引を開始した。BNBチェーン上で株式をトークン化する「bStocks」も数週間以内に提供予定で仮想通貨と伝統金融の融合が加速。
06/01 月曜日
21:50
【速報】ストラテジー、32BTCのビットコインを売却 2022年以来初
仮想通貨資産運用会社のストラテジーが2026年5月26〜31日に32BTCを売却し、約250万ドル(4億円相当)を調達した。2022年12月以来初の売却で、優先株配当の支払い原資に充てる方針だ。
15:45
野村傘下レーザーデジタル、米通貨監督庁から信託銀行設立の条件付き承認を取得
野村ホールディングス傘下のデジタル資産企業レーザーデジタルが、米通貨監督庁(OCC)から条件付きで、国法信託銀行設立の暫定承認を取得した。機関投資家向けにデジタル資産と従来型資産を統合したカストディ・担保管理・決済サービスの提供を計画している。
15:15
SBIネオメディアHD、電通と業務提携 Web3・ステーブルコインで広告取引網を構築へ
この記事のポイント Web3・ステーブルコイン活用の次世代広告決済システムを3社で検討 金融データ×広告データ連携でAIマーケティング基盤を共同開発/li> SBIネオメディア…
14:38
金融庁、仮想通貨仲介業の新制度を6月1日施行 登録で媒介業務が可能に
金融庁は6月1日、電子決済手段・暗号資産サービス仲介業に関する新制度を施行した。資金決済法に基づく登録により、所属業者の委託を受けた仮想通貨売買の媒介業務が可能となる。登録申請の様式や事前説明会資料も公開された。
13:41
カルダノ、コミュニティ投票で賛同得られず2026年のサミットを中止
カルダノ財団が2026年サミットの中止を発表。仮想通貨ADAを充てる予算案への賛成票が可決に必要な数に届かなかった。カルダノでは分散型代表者がガバナンス投票を行っている。
11:48
福島銀行、SBIのSHIMENAWAを定期預金ノベルティに採用 ブロックチェーンで米の産地情報を管理
福島銀行の定期預金キャンペーン特典の「GIRO米」に、SBIトレーサビリティのSHIMENAWAが採用。NFC内蔵シールをスマートフォンでタップすると、生産者情報や活動背景をデジタルで確認できる。ブロックチェーンによる産地情報の透明化を金融機関が活用した事例。
11:15
バイナンス、新たな株式トークン化商品をまもなく提供開始か
仮想通貨取引所バイナンスが株式関連の新サービス立ち上げをほのめかす投稿をXに公開した。Ondoとの連携や独自トークン「bstocks」導入の可能性で憶測を呼んでいる。
10:27
セイラー氏「Working Better」投稿 ビットコイン追加購入を示唆か
ストラテジーのマイケル・セイラー会長が5月31日、恒例のオレンジドットチャートとともに「Working Better」と投稿。過去の購入発表前に繰り返されてきた行動パターンで、数週間ぶりとなるBTC買い増しへの観測が広がっている。
08:39
FRBウォラー理事、ステーブルコインが米金融政策の影響を世界に拡大と発言
米連邦準備制度理事会のウォラー理事が5月31日、クロアチアの経済会議でステーブルコインの世界普及が米金融政策の波及効果を広げると発言。CBDCには懐疑的な立場を改めて示し、英中銀との見解の相違も浮き彫りになった。
08:03
ビットコインのボラティリティ、金に接近 IBITは株式を上回る=専門家
この記事のポイント ビットコインの60日ヒストリカル・ボラティリティが金水準に接近 IBIT、イラン戦争勃発後もSPY比2倍超のリターンを維持 ブラックロックのシニアETFアナ…
05/31 日曜日
11:30
ビットコイン停戦延長報道で下げ渋り、米株動向と中東情勢が焦点に|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)対円が1230万円台から1160万円台へ軟化。米・イラン軍事衝突が重石となるなか、停戦60日延長の報道で下げ渋り。米株ETFへの資金流入とトランプ氏の停戦承認が目先の焦点。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧