WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

中国官報が異例の報道「仮想通貨は今年最もパフォーマンスに優れた資産」

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

中国の異例な報道

中国の主要公式メディア(新聞紙・ネット新聞・テレビ番組)が、暗号資産(仮想通貨)市場の強気相場について報じていたことが確認された。仮想通貨の取引を全面禁止する国としては異例となるメディア露出だ。

中国事情通のDovey Wanが当内容をSNSに掲載し、「中国メディアが、なんの目的でこのような組織的な取組みを取ったのか不明だ」とコメントした。

具体的に、中国の政府系新聞紙「参考消息」や、新華社(ネット新聞)、CCTV2(テレビ)が、仮想通貨市場は今年において最もパフォーマンスの良い資産として報じた。

内容では、ブルームバーグの仮想通貨指数「Bloomberg Galaxy Crypto Index」を引用し、米ブルームバーグが報じた仮想通貨の全体パフォーマンスが株、ゴールド(金)や債権よりも年初来の上昇幅を超えていたことなど、幅広く取り上げた。

テレビ番組では、「仮想通貨市場の時価総額が3400億ドル超」や、「分散型金融への受け入れが改善」などの内容も放送された。

Dovey Wanはメディアの動きを受け、その「動機」や「理由」が理解しがたいと指摘。「国内では、為替市場へのコントロールを強化しているため、仮想通貨を間接的に宣伝することは本末転倒だ」、と言い、「しかも、デジタル人民元の普及のため、わざわざ仮想通貨を伝える必要もないだろう」と話した。

中国の中央銀行は国内の資産を外貨に流れないように米ドルなどの購入制限を設けており、FX市場をコントロールしている。仮想通貨の取引禁止もその政策の一環に該当すると見られている。

OTC取引業者で銀行口座凍結事例

昨日報じたように、中国の中央銀行(PBoC)が資金洗浄対策強化の一環として、一部の仮想通貨OTC業者の銀行口座やクレジットカードの利用を凍結していることが確認された。

関連:中国のビットコイン取引に暗雲 OTC取引業者で銀行口座凍結事例──中銀が資金洗浄対策を強化

国内で取引所が禁止されているため、人民元からUSDT(テザー)などへ換金するための主要経路となるOTC取引は、中国の仮想通貨投資家を支える重要なゲートウェイだ。最新の動きでは、銀行の強化した資金洗浄対策を受け、複数のOTC業者は口座が凍結事例が確認されており、「3年以内銀行のカードを通じたOTCのトランザクションが禁止される」といった厳格な対策が講じられたという。

こういった状況に置かれる中国で、政府が運営するメディアがなぜ仮想通貨の大盛況を報じたのか、ますます不思議だ。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/01 木曜日
13:30
仮想通貨投資商品に年初来最大の週間流入、約5600億円=コインシェアーズ
コインシェアーズは、先週の世界の仮想通貨投資商品への流入額が35.5億ドルと年初来最大になったと報告した。ビットコインが牽引し、地域別では米国からの資金が大半を占めた。
11:55
エルサルバドルでステーブルコイン送金アプリ始動、ビットコイン局は報道に反論
エルサルバドルとモドヴェオンは、ステーブルコインを活用した送金もできるSivarをローンチしたことを発表。一方、ビットコイン・オフィスは、政府は仮想通貨やステーブルコインのウォレットを運営する計画はないと述べている。
11:25
米CFTC、予測市場イベント契約めぐる規則2件をホワイトハウスに提出
米CFTCは、予測市場のイベント契約を「スワップ」に含める提案規則とカジノ型ギャンブル商品を除外する規則の2件をOIRAに提出。州との管轄争いが背景にある。
10:57
メタマスク、セキュリティ事案でバリデーターの予防的退出を開始
メタマスクは9月30日、インフラの一部に影響するセキュリティインシデントに対応中と公表した。予防措置としてステーキング事業で影響を受けたバリデーターを退出させる。Lidoによると、同プロトコル上の退出は10月7日までに完了する見込み。
10:00
ビットワイズCIO、クラリティー法案頓挫は追い風 SECの迅速対応を評価
ビットワイズのホーガンCIOは、米上院でクラリティー法案が頓挫した後もビットコインなど仮想通貨相場が上昇した理由を分析。ステーブルコインや取引所、トークン化、収益型トークンの4分野を恩恵先に挙げ、SECの迅速な規制対応を評価した。
09:15
ステーブルコインOUSDがローンチ、イーサリアムなど4チェーンで発行可能に
オープンスタンダードが提供する企業コンソーシアム型の米ドルステーブルコインOUSDがローンチ。発行可能なブロックチェーンや参加企業の役割が明らかになった。
09/30 水曜日
17:27
ビットバンク、JADAT全株式を三井住友信託銀行に譲渡へ
仮想通貨取引所のビットバンクは9月25日、デジタルアセット特化の信託会社設立準備会社JADATの全株式を三井住友信託銀行に譲渡すると発表した。2022年に両社が合意した共同構想は、三井住友トラストグループ傘下で進むことになる。
16:48
HSBC、香港ドル建てステーブルコイン「HSBC RedCoin」を年内提供へ
HSBC香港は30日、香港ドル建てステーブルコインの名称を「HSBC RedCoin」と発表した。4月に取得したHKMAのライセンスに基づき、PayMeと同行アプリで2026年後半に提供を始める。個人間送金から始め、法人向けへ広げる計画だ。
15:27
財務省、国債のオンチェーン即時決済に関する研究会 10月8日初開催=報道
財務省は9月30日、国債取引の即時決済を念頭に「オンチェーン対応に関する研究会」を立ち上げると発表した。東大・早大の研究者らで構成し、日銀・金融庁も交えて、翌営業日決済の現行慣行と比べたメリットとデメリットを整理する。
15:01
KDDIら、au PAYアプリで暗号資産ウォレット提供開始
KDDIなど3社は30日、au PAYアプリ上で使える暗号資産ウォレット「αU wallet」の提供を開始した。PontaポイントでETHやJPYCに交換でき、au PAY残高へのチャージにも対応する。HashPort吉田CEOが取材に応じた。
13:25
バイナンスペイ、訪日旅行者向けに仮想通貨でのPayPay加盟店決済に対応
バイナンスは9月30日、訪日外国人旅行者が全国のペイペイ加盟店で仮想通貨決済を行えると発表。期間限定で10%割引も受けられる。
11:32
カカオペイ証券、オンドおよびディナリと提携──韓国上場株のトークン化を検討
カカオペイ証券がオンド・ファイナンス、ディナリとそれぞれMOUを締結。韓国上場株のトークン化と海外投資家への流通を検討する。
10:55
メタプラネット独立取締役が書簡、新株予約権の希薄化批判に回答
ビットコイン保有企業メタプラネットの独立社外取締役が、経営陣向け第10回新株予約権の経緯を説明する書簡を公表した。対象株式を約41%削減した見直しの内容と、ヴァンエックが関連分析を削除した経緯を伝える。
10:50
米下院の予測市場インサイダー取引調査、ハイパーリキッドなどに情報提供を要請
米下院監視・政府改革委員会は、予測市場におけるインサイダー取引を調査する一環として、ハイパーリキッドなど3つのプラットフォームに書簡を送付。文書や情報の提供を求めた。
10:30
ロビンフッドが無期限先物開始、週末取引も追加へ──トレーダー争奪
米ロビンフッドは無期限先物取引を開始し、週末の株式取引開始も計画していると発表した。レバレッジ最大10倍の無期限先物提供や、ナスダックなど大手取引所の取引時間拡大の動きと合わせ、個人投資家の取引環境が広がる可能性がある。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧