Xpringが改名
リップル社の投資部門Xpring(スプリング)が「RippleX」に名称変更した。リップル社のグローバルオペレーションシニアディレクター 吉川絵美氏もSNSに投稿した。
RippleXは投資先にツールやリソースを提供し、XRPコミュニティと共にXRPにおけるトラスト、ユーティリティ、流動性に変化をもたらすことを目的とする。
RippleXに関する人事については、RippleXのジェネラル・マネージャーに、Monica Long氏が就任した。Long氏はこれまで、リップル社でコミュニケーションディレクター、マーケティングのVPなどを務めていた人物だ。
また、送金ソリューションを提供する「RippleNet」のジェネラル・マネージャーには、これまでプロダクトマネージメントのシニアVPを務めてきたAsheesh Birla氏が就任している。
RippleNetのサプライズ発表?
今回の発表では、10月14日〜15日の2日間で開催する予定の年次カンファレンス「Swell2020」で、RippleNetに関する発表も示唆されている。
「RippleNetの競争的アドバンテージは、Swellで明らかになる。このイベントでは、RippleNetの顧客、パートナー、産業リーダーを集結する」としている。
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各種ロゴもrippleのデザインに
さらに、リップル社各部門のロゴに、「ripple」のデザインが取り入れられたことがわかった。
それぞれで、ripple net、ripple x、ripple swell、ripple impactの4つとなる。
リップルインパクト(Ripple Impact)は、これまで「Ripple for Good」の名前で運営していたリサーチ・教育・慈善活動にフォーカスした部門だ。世界で30以上の大学が参加する大学ブロックチェーン研究イニシアチブ(UBRI)と共同で、リップルのプロダクトとサービスをグローバル規模で広める。
参考:公式発表