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ビットコインとポルカドットを繋げる「PolkaBTC」2021年Q1ローンチへ

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインをポルカドットに繋げる

ブロックチェーンの相互運用性プラットフォームであるPolkadot(ポルカドット)は、トークン化されたビットコインとしてトラストレスを実現した「PolkaBTC」を発表した。

大手ブロックチェーン財団「Web3 Foundation」より助成金でサポートを受けるプロジェクト、分散型金融(DeFi)向け相互運用性提供プロジェクトInterlayが、来年の第1四半期でのローンチを予定している。

Interlayは今年6月、Polkadotのネットワークを活用し、仮想通貨(暗号資産)ビットコインをロックしてトークンを発行する概念実証(PoC)を発表した。

関連:ビットコインをロックしてトークン発行 Polkadotで概念実証へ

PolkaBTCの特徴

PolkaBTC独自の特徴は、トラストレスであることを徹底的に追求したことにある。

トークン化することによって利便性を高めつつも、ビットコインのイデオロギー(主義・思想)であるトラストレス(非中央集権的)を失わないオープンな仕組みになっている。

最初のアルファテストは今年11月に、ベータテストは来年1月に予定されている。2月までにコードの監査等が終われば、その後メインネットがローンチされる見込みだ。

また、多くのプロジェクトとの提携が進行しており、ステイクテクノロジーズの開発するPlasm Networkも、自身のdAppsにてPolkaBTCを提供することを計画している。

BTC-パラチェーンを開発

Interlayは、BTC-パラチェーンの開発を2021年の第1四半期に完了させるべく取り組んでおり、このチェーンがビットコインとポルカドットとを繋げ、PolkaBTCの発行を可能にする。

ユーザーはビットコインをロックし、ロックされたビットコインと1対1の比率でPolkaBTCを発行することが出来るようになる。また、発行したPolkaBTCを焼却することで、ビットコインを取り戻すこともできる。

Polkadotはブロックチェーン間の相互運用性を実現することを目指しているプロジェクトであり、メインであるリレーチェーンには、平行を意味するパラレルから名付けられたパラチェーンが接続される。

パラチェーンはポルカドットのセキュリティなどの恩恵を得つつ、特定の目的のためのブロックチェーンなどをカスタマイズして実装することが可能だ。「Parachain(パラチェーン)」とは、相互接続と互換性を持たせるための独自チェーンのことを指す。

出典:interlay

このパラチェーンのひとつであり、Interlayの開発するBTC-パラチェーンは、PolkaBTCの生成を可能にするもので、ビットコインをポルカドットのエコシステムに組み込むことを目的としている。

関連:イーサリアム上でトークン化されたビットコイン、DeFiで巨大需要

トークン化ビットコインは需要が拡大

トークン化されたビットコインはその需要が高まっている。その背景には、今年に入ってからその認知度を急激に向上させてきたDeFi(分散金融)のサービスの多くが、イーサリアムのエコシステムに属していることがある。

ビットコインはこういったDeFi人気から、いわば蚊帳の外にある状態となっており、ビットコインを保有しながら、高い収益を得られるサービスもあるDeFi分野に参加できることに対しては、高い需要が見込まれている。

既に市場ではwBTCやtBTCなど様々なトークン化されたビットコインが存在している。例えばwBTCは暗号資産カストディアンのBitGoにビットコインを預けることでビットコインに連動したトークンであるwBTCを受け取ることができる。

ポルカドットのBTC-パラチェーンはこれに対し「当初より、個人やコミュニティメンバー、企業による非中央集権的なネットワークによって運営される」ことが特徴としている。

参考:Polkadot

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