CoinPostで今最も読まれています

マネックスがコインチェックに買収案提示|経営陣一新で子会社化か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

マネックスがコインチェックに買収案提示か
日本経済新聞にて、買収額数十億円、コインチェックの議決権を過半数を握り、経営陣を派遣、和田晃一良社長と大塚雄介取締役を取締役から外す(株主としては残る)、などの内容が報じられています。
 

マネックス証券がコインチェックに買収案提示

4月3日、マネックス証券(以下、マネックス)がコインチェックに対し、買収による子会社化の案を提出したことが、日経新聞により報じられました。

買収案は、以下の内容で報じられています。

  • 買収額数十億円
  • コインチェックの議決権を過半数握り、経営陣を派遣
  • 和田晃一良社長と大塚雄介取締役を取締役から外す(株主としては残る)

これらの内容は、両社は週内に発表する見通し、とのことです。

マネックス証券は仮想通貨交換業参入の方針を伝えていましたが、金融庁の取り締まりが厳しくなった結果、新規登録には膨大な時間がかかるため、既存システムを活かすことができるコインチェックに目をつけた可能性があります。

ネット証券大手の「マネックス証券」などを運営するマネックスグループは、2017年末に「マネックスクリプトバンク」を設立しており、今回のニュースとの関連性も注目されます。

CoinPostの関連記事

マネックスクリプトバンク|マネックスの仮想通貨取引所が開設間近か
ネット証券最大手の「マネックス証券」などを運営するマネックスグループは、仮想通貨取引所を新たに開設予定です。2017年末に設立した「マネックスクリプトバンク」に関する情報など、東証一部上場会社の動きをまとめています。

マネックス証券がツイッター上でコメント

今回の件について、マネックス証券の公式ツイッターが行なったコメントは以下の通りです。

報道は公式発表のものではない、としましたが、内容については否定しておらず、今後さらに詳細情報が公開される可能性も考えられます。(現時点では確定情報ではないので、ご注意下さい。)

株式市場も反応

これを受けて、株式市場では「マネックスグループ(8698)」の株価が急騰。記事執筆時点(13:40)で+23.26%のストップ高に。

コインチェックに出資(※1)している仮想通貨銘柄の「セレス(3696)」も高騰するなど、関連銘柄が出来高を伴って買われています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄の最新情報まとめは、以下の記事を参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

※1 セレスへの出資について(2017/11/30):サイバーエージェントのプレスリリースより

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
13:00
BAYCで知られるYuga Labs、事業再編でチームメンバー削減 
Yuga Labsは、事業再編の一環としてチームメンバーの一部を削減した。「より小規模で機敏でクリプト・ネイティブなチーム」にする意向だ。
10:30
米国で仮想通貨発行の推奨事項5ヶ条、a16z明かす
大手ベンチャーキャピタルa16zは、米国で仮想通貨トークンを発行する際の推奨事項を挙げた。特に証券性など米SECをめぐる対処を中心としている。
09:30
ビットコインRunesデビュー1週間、200億円以上の手数料生み出す
手数料については、ミーム仮想通貨取引への高い需要が原因で、4月初めの5ドルから平均40ドルまで高騰している。ビットコインのマイニング報酬が半減し、収益が大幅に減少する見通しとなっていた採掘業者にとっては朗報だ。
08:00
半減期後のBTCのリターン、Nansen主席アナリストが分析
半減期後の仮想通貨ビットコインのリターンを、ブロックチェーン分析企業Nansenの主席リサーチアナリストが分析。半減期後250日までが最もリターンが高いという。
07:30
円安158円台に、米ハイテク株高 来週FOMC金利発表|金融短観
本日の米国株指数は反発。エヌビディアやアルファベットなど大手IT株がけん引役となった。前日発表の米1-3月期GDPは予想を下回って悪材料となっていたが、昨夜発表の米3月PCEデフレーターはほぼ予想通りだった。
05:55
パンテラ、FTXの仮想通貨ソラナを追加取得
FTX破産財団はこれまですでにロックアップされた仮想通貨SOLの約3分の2を手放した。その多くは4年後に完全にアンロックされる見込みだ。
04/26 金曜日
14:22
「ミームコインは危険なカジノのよう」米アンドリーセン・ホロウィッツCTOが警鐘鳴らす
米大手VCアンドリーセン・ホロウィッツの エディ・ラザリン最高技術責任者は、ミームコインを「危険なカジノ」に例え、仮想通貨エコシステムから「本物の起業家」を遠ざける可能性があると主張した。
14:00
米FBI、マネロン防止ルール非遵守の仮想通貨サービスに注意喚起
米連邦捜査局は、マネーロンダリング防止基準を遵守していない仮想通貨送金サービスを利用しないよう、アメリカ国民に対して呼びかけた。
12:55
BTC半減期後に最初に採掘されたSatoshi、3億円超で落札
仮想通貨ビットコインの半減期後に最初に採掘されたSatoshiがオークションで3億円超で落札。Ordinalsの誕生によって、今はレア度の高いSatoshiに需要が生まれている。
12:32
ビットコインの反騰失速、ブラックロックのETF(IBIT)への資金流入が初めて途絶える
暗号資産(仮想通貨)市場では、自律反発のビットコインが日足50SMAを抜けられず再反落。ブラックロックのビットコインETF「IBIT」への資金流入は、ローンチ後71日間で初めて途絶えた。
10:15
著名な「Buy Bitcoin」のサイン、1.6億円で落札
「Buy Bitcoin」と書かれた著名な法律用箋が、オークションで1.6億円で落札された。仮想通貨ビットコインで入札され、正確な落札価格は16BTCである。
09:40
フランクリン・テンプルトンの600億円規模「BENJI」トークン、P2P送信可能に
米大手資産運用企業フランクリン・テンプルトンは、米国政府マネーのトークン化ファンドFOBXXで資産のピアツーピア送信を可能にしたと発表した。
08:30
強気相場継続の兆しか? パンテラが新たな仮想通貨ファンドで1500億円以上調達計画
2024年の仮想通貨相場感が2023年から好転しておりVCの調達案件も着実に増えている状況だ。昨日、野村グループのLaser Digitalが主導するラウンドで、zkSync Era基盤のWeb3ゲーム開発会社Tevaeraは500万ドルを調達した。
07:35
ETHの証券性巡りConsensysがSECを提訴
仮想通貨イーサリアムは証券ではないとの判断などを裁判所に要請するため、 Consensysが米SECを提訴。同社は事前にウェルズ通知を受け取っていた。
07:15
米SEC、イーサリアム現物ETF申請を非承認する可能性高まる
イーサリアム現物ETFの米国での承認は不透明。SECとの一方的な会合や訴訟の影響で、2024年後半までの承認延期が予想されETH今後の価格に下落圧力がかかっている状況だ。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア