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92億ドルを運用する米ヘッジファンド、ビットコイン関連ファンドの立ち上げを申請

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

SkyBridge Capitalのビットコイン関連ファンド

92億ドル(約9,700億円)の資産を運用する米大手投資企業SkyBridge Capitalが、暗号資産(仮想通貨)ビットコインの関連ファンドの立ち上げを申請していることが、証券取引委員会(SEC)に提出された書類で判明した。

SkyBridge Capitalの創設者Anthony Scaramucci氏は著名投資家でありながら、2017年7月にトランプ政権でホワイトハウス報道官に就任した人物。報道官は、過激な発言などが原因でわずか10日で辞職している。運営するSkyBridgeは、他社のファンドに投資を行っていることから、「ヘッジファンドのファンド」とも呼ばれる存在だ。

SECの21日付けの書類によると、同ビットコイン関連ファンド「SkyBridge Bitcoin Fund L.P.」は、最低投資額は5万ドル(約500万円)に設定する。

SkyBridge Capitalがデジタル通貨への投資を検討していることが明らかになった11月の報道では、アルトコインやICOといった高リスクなものを含めて、あらゆる形態の「デジタル資産」への投資を検討していることを明かしていた同社だが、まずはビットコインに関連したファンドの立ち上げからスタートした格好。

ビットコインの運用手段については、書類では明確に記述されていないが、11月にSECに提出された目論見書を参考にすると、デジタル通貨に投資する機会を提供するファンドに投資し、仮想通貨へのエクスポージャーを得ることが言及されており、今回も仮想通貨市場へ(ファンド等を通じて)間接的に投資を行う可能性が高いと指摘されている。

なお、創業者のScaramucci氏が初めてデジタル通貨の投資への関心を公の場で示したのは今年5月のTheBlockのポッドキャスト「The Scoop」だ。ヘッジ・ファンド界のベテラン投資家Paul Tudor Jones氏のビットコイン投資についてコメントし、運用するファンドにデジタル通貨に関連する投資を組み入れることに意欲を示している。

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