CoinPostで今最も読まれています

XRP(リップル)とライトコイン、Flare Network上のDeFiプラットフォームで活用する方針

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

FlareのDeFiプラットフォーム、XRPやライトコインなど3名柄を基軸に

暗号資産(仮想通貨)XRPのネットワークにスマートコントラクト機能を導入するプロジェクト「Flare Network」でDeFi(分散型金融)プラットフォーム提供を目指すFlare Financeが、主軸通貨としてXRPとライトコイン(LTC)がSpark(FLR)と共に活用されることを発表した。

XRPとライトコインの2通貨が、直接DeFi機能を提供される数少ない例だと形容している。

Flare Financeとは

Flare FinanceはFlare NetworkでDefi機能の提供を目指すプラットフォーム。ショートペーパーによるとFlare Networkローンチ後、XRP保有者とSpark保有者、スマートコントラクトを活用したスワップ、ステーブルコイン、イールドファーミング、ローンや保険、イールドマイニングなどが予定されている。

なお、公式ブログによると、Flare Financeは、正式にはFlare Network、ならびにリップル社などから出資を受けず、また関係性も保たない独立したチームだと説明。基本的には内部メンバーは匿名性を保つとしている。

Flare Financeのライトコイン対応の発表は、週末に行われたFlare Networksの発表に続いた形となる。

Flare Networksは8日、21年4月から6月頃に想定されるメインネットのローンチに先立ち、時価総額5位の仮想通貨ライトコインも「統合」することを発表。ライトコイン保有者へのトークン分配に係る詳細は翌週(執筆時点で今週)明らかにするとの方針を示していた。

関連リップル社出資のプロジェクト「Flare Networks」、ライトコイン(LTC)を統合へ

8日の発表を受け、ライトコイン財団もFlare Networkへの導入により、ライトコイン(LTC)にスマートコントラクト機能と相互運用性が見られるとコメントを残している。

Flare Networkとは

Flare Networksは米リップル社の投資部門RippleX(旧称:Xpring)が出資を行い、XRPの分散型台帳「XRPL(XRPレジャー)」上で、スマートコントラクト機能を導入するプロジェクト。2019年11月にリップル社の投資部門から出資を受けた後、2020年5月にはテストネットが始動していた。

また20年12月12日に行われたXRP保有者向けのスナップショットを目前に国内の仮想通貨事業者12社(オブザーバー1社)が共同声明を発表。「Spark(FLR)が2022年6月12日までに日本暗号資産取引業協会(JVCEA)と金融庁に上場承認された場合、Sparkを請求し、XRP保持者に分配する」旨を明らかにしていた。

従来は国際送金など決済領域に重心を置いてきたXRPLedgerだが、Flare Networkの稼働後には、仮想通貨XRPを直接DeFi(分散型金融)などスマートコントラクトを活用した、新たなユースケース拡大が期待されている。

CoinPost App DL
注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
07/27 土曜日
08:10
マスク氏のX(旧ツイッター)、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除か
イーロン・マスク氏がオーナーのX(旧ツイッター)は、ビットコインなどの仮想通貨絵文字表示を削除した。ドージコイン擁護のためか。
07:35
BitwiseのETH現物ETFの横断幕、NYSEに掲揚
仮想通貨運用企業Bitwiseのイーサリアム現物ETFの横断幕が、ニューヨーク証券取引所に掲げられた。同社は、取引終了のベルを鳴らすことも報告している。
07:05
野村傘下のレーザーデジタル、利回り提供のイーサリアムファンド販売予定か
野村ホールディングスの仮想通貨資産子会社であるLaser Digital(レーザーデジタル)は、イーサリアム現物ETFの代替商品の導入を計画しているようだ。
06:40
米SEC、グレースケールのミニ版ビットコインETFを承認
仮想通貨投資企業グレースケールが提供するGBTCは手数料(1.5%)が最も高く資金流出は続いていたが、新商品を導入し0.15%という業界最安の手数料設定で競争力を高める狙いだ。
06:20
ビットコイン価格が21年後に最大で75億円に到達か、マイケル・セイラー氏の強気予想
ビットコインを最も保有する米上場企業マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏はカンファレンス「ビットコイン2024」で、BTCの今後の強気予想のプレゼンテーションを行った。
07/26 金曜日
17:10
「米大統領選で価格変動 トランプやハリス由来のミームコインの買い方
トランプトークンの概要 ドナルド・トランプ前米大統領とその「Make America Great Again」(アメリカを再び偉大に)というスローガンからインスピレーションを得…
17:10
ヤマハ発動機が初のVTuberコラボNFTを発行、Yamaha E-Ride Baseを訪れて進化可能
ヤマハ発動機が初のNFTデジタルステッカーを発行。横浜のYamaha E-Ride Baseで進化するダイナミックNFTを体験し、限定グッズをゲットできる。
15:13
ビットフライヤーがFTX Japan買収完了、カストディ事業展開へ
株式会社bitFlyer HoldingsはFTX Japanの株式100%を取得し、完全子会社化を発表。8月26日までに社名を変更し、クリプトカストディ事業を展開予定。法制度整備後の暗号資産現物ETF関連サービス提供も視野に入れている。
14:43
Neo Xメインネットが正式稼働 EVM互換でネオのエコシステムを拡張
Neoは高性能EVMベースのサイドチェーン「Neo X」のメインネット正式稼働を発表。クロスチェーンブリッジで流動性と互換性が向上し、エコシステムの可能性が広がる。
14:15
カマラ・ハリス氏のミームコインが過去最高値を記録、大統領候補指名の期待受け
PolitiFiと呼ばれる政治パロディのミームコインが、仮想通貨領域で独自のジャンルを形成しており、カマラ・ハリス副大統領のパロディコイン「 Kamala Horris(KAMA)」が急騰し話題となっている。
12:55
アルトコインETFの未来、ブラックロックが語る現実と可能性
ブラックロックのデジタル資産責任者は、イーサリアム現物ETFが承認されていても他のアルトコインETF誕生には困難があると話した。
12:14
仮想通貨相場反発、ビットコイン・カンファレンスのトランプ登壇に関心集まる
昨日までの大幅下落とは打って変わり暗号資産(仮想通貨)相場は反発した。強気シグナルのハッシュリボンが点灯しているほか、今週末にはビットコインカンファレンスに米国のトランプ前大統領が登壇予定であり、投資家の関心が集まる。
11:00
トランプ前大統領の陣営、4〜6月期で仮想通貨で6億円の寄付金調達
トランプ前大統領は、ビットコインなど仮想通貨で6億円以上の選挙資金を調達。「ビットコイン2024」でもさらに資金を集める予定だ。
10:30
BTCが290万ドルに到達するシナリオ、VanEckが公開
仮想通貨ビットコインが2050年までに290万ドルに到達するシナリオをVanEckのアナリストが公開。このシナリオを実現するための条件を説明している。
10:00
ソラナ初事例、パラオ共和国がデジタルID発行
主権国家が仮想通貨・ブロックチェーンであるソラナ上で、法的アイデンティティを発行する初めての事例となった。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア