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英バークレイズのストラテジスト「ビットコインは投資資産として魅力が少ない」=Financial News

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコインの価値

銀行や投資に関するサービスを提供する英Barclays Private Bank(以下、バークレイズ)のチーフ・マーケット・ストラテジストGerald Moser氏が、ビットコイン(BTC)は投資資産として魅力が少ないとの見解を示した。英メディア「Financial News」が報じた。

価格変動が大きく、リターンの予測が難しいとして、年金ファンドなどの大口投資家がポートフォリオにBTCを加えるメリットがあるかは疑問だと主張している。

2020年から2021年にかけて価格を高騰させたBTC市場は、個人投資家が主体だった2017年の暗号資産(仮想通貨)バブルと違って、企業や機関投資家が価格上昇を主導したとの見方が強い。

Moser氏が例に挙げた年金ファンドは、株式市場や債権市場でも重要視される代表的な機関投資家だ。グレイスケールで新しいCEOに就任したSonnenshein氏も、自社が提供するBTCの投資信託(GBTC)について、「既存プレイヤーのヘッジファンドだけでなく、年金ファンドや大学のエンダウメントからの新規参入も見られ始めている」と説明。取引事業者の具体的な証言として、年金ファンドの関心が高まっていることを明かしている。

関連:400万円台到達のビットコイン、なぜここまで高騰したのか?

この点についてMoser氏は、BTCのパフォーマンスは現在でも大部分が個人投資家が左右していると主張。長期的な投資を行う機関投資家ではなく、継続するか分からない強気相場に参加する個人投資家が、値動きを牽引しているとの見方を示した。市場の先行きも不透明感が強い点を指摘している。

また、Moser氏はBTCと株を比較。2015年以降、株価が世界的に調整に入った局面でも、最近はBTCのパフォーマンスの方が低いと指摘。このような局面ではゴールド(金)や債券であれば投資家は利益を得られるが、BTCに投資したのでは損失を被ると説明している。

その上で、BTC価格は株価に合わせて変動していると指摘し、BTCは長期投資の合理的な手段ではなく、その価格高騰はバブルの側面が強いとした。

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