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ビットコイン投資ファンド、トロント証券所で取引開始

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ビットコイン投資ファンド

カナダの資産運用企業「Ninepoint Partners LP(以下、Ninepoint)」は27日、ビットコイン(BTC)投資ファンドの販売が完了し、トロント証券所で取引が開始されたことを発表した。

投資家が現物を購入・保有することなく、BTCに投資を行なうことができる仕組みで、安全なプラットフォームを通してより簡単に低いコストでBTCへのエクスポージャーを獲得できる(投資ができる)機会を提供する。

Ninepointはトロントを拠点にして様々なファンドを運用している。公式ホームページによると、自社でデジタル資産の投資ファンドを提供するのは、ビットコインが初めてだ。全体の資産運用額は70億カナダドル(約5700億円)に上る。

BTCの投資ファンドで販売されたのは合計約1800万口で、1口の価格は米ドルだと10ドル(約1040円)、カナダドルは12.762ドル(約1030円)となっている。BTC投資ファンドの規模は2.3億カナダドル(約186億円)で、3種類発行された投資ファンドのうち「Class A」に分類されたものが、米ドル建とカナダドル建で27日からトロント証券所で取引が開始された。

価格のベンチマークには「MVIS CryptoCompare Institutional Bitcoin Index」、またはそれに代わることのできる高水準の指標を利用している。「MVIS」は「MV Index Solutions」の略で、BTCのETF(上場投資信託)の申請を行っているVanEck社の指標部門を指す。

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NinepointのJohn Wilson共同経営者は、同社のBTC投資ファンドの販売額はカナダ最大規模であるとしており、James Fox共同経営者は「手数料が安く、かつ質の高い当社の投資ファンドの仕組みは、投資家が以前から望んできたことだ」と今回の商品に自信を見せている。

なお、Ninepointは自社のBTC投資ファンドについて、認可を得ていないため米国での販売は行わないと説明している。

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