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Amazon、デジタル通貨のサービス開発で求人募集 新興市場国で提供か

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

「現金をデジタル通貨に変換」できるサービスで求人募集

Eコマース大手Amazonがデジタル通貨を用いるサービスの開発で、仕事に携わるソフトウェア開発マネージャーを募集している。

求人情報によると、採用されたスタッフは「新興市場の顧客向けの革新的な決済製品」を構築するための技術チームに加わることになる。製品が最初に立ち上げられるのはメキシコだという。

この製品により、顧客は現金をデジタル通貨に変換できる。これを使用して、商品の購入やプライムビデオなどのオンラインサービスを楽しめる。

Amazonで利用可能なスケーラブルなAWS(Amazon Web Services)テクノロジーを使用して、技術ソリューションの設計を行うことも職務の一環となる見込みだ。

応募要件としてはコンピュータサイエンスの学位や分散ソフトウェアシステムの管理経験などが挙げられている。

Amazonが現在、プラットフォーム上で提供している専用デジタル通貨としては「Amazonコイン」といったポイントに近い仕組みがある。新たに開発される製品が、これと似たものになるのか、あるいは違った用途を持つのかなどの詳細は明かされていない。

Amazonコインは、アプリやゲームの課金や、アプリ内商品の決済に使えるコイン(ポイント)で、500円から5万円まで6種類を販売。5万円相当のコインを執筆時現在4万1,000円で購入できるなど割引が設定されている。

メキシコを始めとして新興国で広く提供の可能性も

また、Amazonは、同時にデジタル・新興市場決済(DEP)部門でもソフトウェア開発担当シニアマネージャーを募集中。

「メキシコをはじめとする新興国向けの新しいイニシアチブ」で、3年間を目途とする計画の実現に参加することになるという。「ブラジルの顧客のためにエンドツーエンド決済」を用意することも重要な課題としている。

さらに「シアトル、サンパウロ、ブラジル、チェンナイ、インドのソフトウェアエンジニアのチームを率いて、両方の取り組みをリードしていただきたい」と続いており、サービスが潜在的に幅広い新興市場国を対象としている可能性もありそうだ。

新CEOへ交代

AmazonのCEO、Jeff Bezos氏は第3四半期にCEOを退き、取締役会長になることを発表。後任としては現在Amazon Web Services(AWS)のCEOであるAndy Jassy氏がCEOに就任する予定だ。

Andy Jassy氏は、2018年に「Amazon Quantum LedgerDatabase」と「Amazon Managed Blockchain」という2つの中央集権型ブロックチェーンの立ち上げを監督していた。

新たなCEOの元で、Amazonがブロックチェーンやデジタル通貨にどのように取り組んでいくのか注目される。

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