はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習 WebX
CoinPostで今最も読まれています

投資ファーム創設者:仮想通貨は世界を変える|現在の状況はインターネット黎明期

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨の不安定さの要因
投資家Brian Kelly氏は、現在の仮想通貨はFUD(Fear”恐れ” Uncertainty“不確定” Doubt“疑い”)の3要素に象徴されるとしつつも、現在の仮想通貨のボラティリティの高さはシンプルにその仕組みや存在が勘違いされていることによってもたらされていると考えているようです。
価格低迷に対し、現在が底値で今後高騰との見方
Kelly氏は、現在仮想通貨が置かれている現状は悲惨極まりないものである一方、これが底だろうと考えているようです。ウォーレン・バフェットの名言を引用しつつ、危機に見える今こそ仮想通貨投資のチャンスだと示唆しました。

仮想通貨の不安定さの要因

ビットコインの価格が2022年までには25万ドルに達するだろうと以前答えたことのある、投資家Brian Kelly氏はCNBC誌の企画「ファストマネー」内にてこう語りました。

仮想通貨の置かれた現状は1980、黎明期のインターネットに似ているでしょう。仮想通貨の技術は世界を変える可能性を持っています。ですがまだ非常に新しい技術なのです。

Kelly氏の発言から振り返ってみると、現在の仮想通貨はFUD(Fear”恐れ” Uncertainly“不確定” Doubt“疑い”)の3要素に象徴されるといってよいでしょう。

ビットコインなど仮想通貨がもつ、ボラティリティの高さは、こうした不確定な要素が絡み合っているのです。

しかし、技術的な部分を詳細に見てみれば、仮想通貨はいずれより大きな存在になることは明白だと考えている投資家は多く存在します。

その一人が投資ファームBKCM LLCのCEOであり創設者Brian Kelly氏です。

彼はこのデジタル資産投資ファンドのマネージャーを務める人物であると同時に、「Bitcoin Big Bang」を書いた人物としても知られています。

彼は現在の仮想通貨のボラティリティの高さは、シンプルにその仕組みや存在が勘違いされていることによってもたらされていると考えているようです。

彼は以下のように語りました。

仮想通貨や、ブロックチェーン技術は未来のCISCOやMicrosoftになるでしょう。

ですが、仕組みが大きく異なります。これらはオープンソースのソフトウェアです。特定の企業のことをさしているのではありません。

この部分を多くの人たちは勘違いしています。

価格低迷に対し、現在が底値で今後高騰との見方

「こうした状況の置かれている現在の仮想通貨は底値を示しているに過ぎない。

Kelly氏ら仮想通貨を肯定的に見る投資家たちはそう考えています。

4月5に行われたCNBCのインタビュー内でファンドストラット社の創業者にして、アナリストであるTom Lee氏はこう答えました。

4月17日までに仮想通貨が市場に大量に出回るでしょう。アメリカ国内の投資家たちは、推定で25億ドルのキャピタルゲイン税を払わなくてはなりません。それに対応するための売り圧力が強まっています。

Tom Lee氏はこうした現状を「悲惨」という言葉で表現していますが、彼もまた、Kelly氏と同様に、仮想通貨が今後高騰を見せると発言している人物として知られます。

彼自身は現在仮想通貨が置かれている現状は悲惨極まりないものである一方、これが底だろうと考えているのです。

こうした見解にKelly氏も同意します。

彼は名投資家ウォーレンバフェットが残した以下の言葉が現在のBitcoinを含めた仮想通貨マーケットでの投資を行うためのアドバイスとして適していると述べます。

多くのものが熱望している時こそを恐れなさい。そして多くの人たちがそれを恐れている時にそれを求めなさい。

そしてKelly氏は、バークレイズが先日の発表の中で仮想通貨をウィルスに例え、仮想通貨に高値が付くことはないと表現したことを引用してこう語りました。

バークレイの発表がありましたが、あれをみれば、ビットコインであろうとなかろうとどんな資産でも手に入れたくなりますね。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
13:35
AIや仮想通貨のショッピング活用進む Z世代が牽引か=Visaレポート
決済大手ビザの調査で、ショッピングにAIツールや仮想通貨を利用する消費者が増加していることが判明。特にZ世代が牽引していた。ステーブルコイン送金への関心も高まっている。
09:44
スベルバンク銀、ロシア初の仮想通貨担保ローン発行
ロシア最大の銀行スベルバンクが同国初の仮想通貨担保ローンを発行した。ビットコインマイニング企業に融資し、デジタル資産担保の仕組みを検証している。
12/28 日曜日
14:00
今週の主要仮想通貨材料まとめ、MTGOXハッキング容疑者関連のBTC送金やearnXRPローンチなど
前週比で振り返る仮想通貨市場の最新動向。ビットコインやイーサリアム、XRP、ソラナといった主要銘柄の騰落率や注目材料を一挙紹介。市場トレンドと関連ニュースを詳しく解説する。
11:30
ビットコイン年末相場、値頃感から買い戻し期待も|bitbankアナリスト寄稿
今週のビットコインは方向感に欠け1400万円周辺で推移。26日のオプションカット通過後の動向が注目される。底入れには12月高値9.4万ドルの回復が条件だが、割安感から買い戻されやすいとbitbankアナリストが分析。
11:00
週刊仮想通貨ニュース|Bybitの日本居住者向けサービス終了発表に高い関心
今週は、大手仮想通貨取引所Bybitの日本居住者向けサービス終了の発表、仮想通貨市場の調整局面、日銀の植田和男総裁の講演に関する記事が関心を集めた。
12/27 土曜日
14:00
ジーキャッシュのシールドプール供給シェアが23%で安定、プライバシー採用が定着
仮想通貨ジーキャッシュのシールドプール供給の市場シェアが2025年初頭の約8%から23%前後で安定している。プライバシー採用指標は依然として安定しておりプライバシー保護取引への持続的な関心を示している。
13:25
金融庁、仮想通貨ETFの導入に向けた税制改正──暗号資産取引の課税見直しと新たな可能性
金融庁が2026年度税制改正の資料を公開した。暗号資産取引を総合課税55%から申告分離課税20%へ変更することに加えて、ETF解禁や繰越控除などについても挙げられた。
11:10
KLab、ビットコインとゴールドを購入開始 「岐路に立つBTC」と分析
東証プライム上場のKLabが25日にビットコインとゴールドの購入を開始。AIを活用した市場分析レポートの不定期発刊も開始した。
10:05
ミームコイン市場は2025年に60%下落、「TRUMP」発行から始まった一年を振り返る
ミームコイン市場は2025年に60%下落した。トランプ氏による独自仮想通貨「TRUMP」発行や、ドージコインETF誕生など変化の激しかった一年を解説する。
09:10
イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ
仮想通貨イーサリアムが2026年に2つの大型アップグレードを計画している。Glamsterdamは並列処理とガスリミット拡大で性能向上を、Hegotaはプライバシー保護と検閲耐性の強化を目指す。
07:45
BNBチェーン、Fermiハードフォークを1月14日実施へ 
BNBチェーンが2026年1月14日にFermiハードフォークを実施する。ブロック間隔を750ミリ秒から450ミリ秒に短縮し、時間依存型アプリケーションへの対応を強化する予定だ。
07:00
プーチン大統領「米政府はザポリージャ原発でのマイニングに関心」
プーチン大統領は、ウクライナにあるザポリージャ原子力発電所で仮想通貨のマイニングを行うことに米政府が関心を持っていると述べたことがわかった。今後の和平交渉に注目が集まる。
06:35
米政府、1月末に再び閉鎖の可能性浮上 仮想通貨市場構造法案の審議に影響も
米政府が1月末に再び閉鎖される可能性が浮上した。再び発生すれば1月に審議入りが予定されている最重要な仮想通貨市場構造法案の議決がさらに延期されてしまう。
06:05
アーサー・ヘイズ氏がDeFiトークン買い増し、3億円以上のLDOとPENDLE
著名投資家アーサー・ヘイズ氏が185万ドルのLDOトークンと97.3万ドル相当PENDLEトークンを追加購入した。イーサリアムを売却して割安なDeFiトークンへの買い増しを加速。
05:50
バイナンス傘下トラストウォレットの10億円不正流出、CZ氏が全額補償を表明
バイナンス創設者のCZ氏が同社傘下のトラストウォレットのハッキング被害について10億円以上の全額補償を表明した。ブラウザ拡張機能の脆弱性が原因で、内部関係者の関与が疑われている。
通貨データ
グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧