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4/16(月)|BTC90万円をタッチするも規制系ニュースが相場の不安要素に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ビットコインは90万円ラインをタッチし、楽観的指標とされるアルトコインの伸びがビットコインより目立ち始めるなど良い状況でしたが、本日になりファンダメンタルズ要因としての悪材料が散見、一時的な市場の下落につながった可能性があります。
日米株価市場
シリアへの攻撃の警戒感から先週末のNY市場は下げ、週末にシリアへの空爆が実際に開始されたものの、月曜日週明けの東京市場の反応は限定的でした。しかし、ロシアや中国の反応など不透明要因も多く、引き続き警戒が必要です。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は4月12日に下げ相場から反転し、そのまま堅調に推移する形で、本日BTC/JPYは90万円代を記録しました。

時価総額も3日間でさらに300億USDも増加するなど、市場全体が良い形で続伸していましたが、日本時間11時頃でBTCに大きな下落が見られ、執筆現在(21時)では86万円で推移しています。

「マネックス」によるコインチェック買収やヤフーの仮想通貨市場参入など日本だけでも好材料が多くなる中で、楽観的指標とされるアルトコインの伸びがビットコインより目立と始めるなど良い状況でしたが、本日になりファンダメンタルズ要因として悪材料が散見、一時的な市場の下落につながった可能性も考えられます。

ロシア:約100万円以上の仮想通貨取引を規制の可能性

ロシアの仮想通貨メディアforklogによると、ロシア政府が60,000ルーブル以上のフィアットと仮想通貨の取引を行う場合、外国為替規制を適用することを検討していることを報じました。

また仮想通貨取引所がマネロン対策などの基準を尊守出来ない場合、ロシア金融監督庁からのライセンスが剥奪されるなどロシアもライセンス制による取引所整備を進めていることが明らかになりました。

CoinPostの参考記事

ロシア:約100万円以上の仮想通貨取引を規制か|企業の国外流出懸念
ロシアが60,000ルーブル(約104万円)以上の仮想通貨取引の規制を検討しています。独自通貨「クリプトルーブル」の検討等、仮想通貨・ブロックチェーン技術に対する関心を高めていると同時に、法整備についても重視していることが伺えます。

アリババ子会社のタオバオの仮想通貨関連サービスを全面禁止

中国最大級のネットショップ淘宝(タオバオ)は、近日発表されたICO関連サービスの禁止から拡大、仮想通貨サービスの全面禁止を表明しました。

新しい規則は4月17日から有効となる模様で、ブロックチェーンベースの仮想資産の販売などが禁止される形になります。

CoinPostの参考記事

アリババ子会社の淘宝(タオバオ):仮想通貨関連サービスを全面禁止
ネット通販最大手「アリババ」の子会社で、中国最大のネットショップ「淘宝(タオバオ)」は、仮想通貨サービスの全面禁止を通告。dAppsゲーム「Crypto Kitties」などの仮想通貨を使用したデジタル資産も、規制対象になるとしています。

仮想通貨は初期段階にあるとの声も

ビットコインの価格が2022年までには25万ドルに達するだろうと言及したBrian Kelly氏は、仮想通貨の置かれた現状は1980、黎明期のインターネットに似ており、仮想通貨の技術は世界を変える可能性を持っているが、まだ新しい技術であると言及した上で、現在の仮想通貨のボラティリティの高さは、FUD(Fear”恐れ” Uncertainly“不確定” Doubt“疑い”)の3要素に象徴され、シンプルにその仕組みや存在が勘違いされているとしました。

CoinPostの参考記事

投資ファーム創設者:仮想通貨は世界を変える|現在の状況はインターネット黎明期
投資家Brian Kelly氏は、現在仮想通貨が置かれている現状は悲惨極まりないものである一方、これが底だろうと考えているようです。ウォーレン・バフェットの名言を引用しつつ、危機に見える今こそ仮想通貨投資のチャンスだと示唆しました。

ADAの価格上昇

また、仮想通貨市場が下落している中で価格を10%上昇させたADAは、中国大手取引所Huobi Proに上場されることが確定となり、4月16日に取引所に上場、17日から取引が開始されると発表されました。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

大手仮想通貨取引所「コインチェック」を傘下に収めた「マネックスグループ(8698)」が、寄りから買いが集まってギャップアップ。

年初来高値をブレイクして633円を付けるも、大幅反落となった「マザーズ指数」を中心に個人投資家の多い新興市場や、一部の仮想通貨銘柄が売り叩かれていたことに加え、短期的な過熱感から売り優勢に転じ、一時573円まで下落するなど乱高下。

しかし、大引けにかけて再度強さを見せて、3.15%高の590円で引けました。

短期筋による激しい応酬が続いたことで、先週の出来高をも上回る「出来高2.4億株、売買高1400億円」を超えるなど、株式市場に上場する全銘柄中1位となる大商いを継続。

この出来高は、2位の「みずほフィナンシャルグループ」の3倍以上、売買代金では2位の任天堂の2倍以上にも及ぶ圧倒的な規模であり、桁外れのマーケット注目度を如実に表しています。

出典:Yahooファイナンス

一部報道では、「訴訟問題やレピュテーション(評判)リスクを抱える買収案件」との指摘もありますが、本日コインチェックの臨時株主総会で新経営体制が発表されており、目下最大の焦点となる業登録(金融庁による認可)の進捗状況など、今後の展望からますます目が離せません。

なお、下落の目立った銘柄では、下落トレンドに転換したdAppsゲーム銘柄の「アクセルマーク(3624)」が7連続陰線で9.68%安を付けたほか、決算を出した「メタップス(6172)」が5.25%安と大きく売られています。

仮想通貨関連事業にも注力するメタップス社は、韓国の子会社によるICOを2017年9〜10月にかけて実施。

これに伴い、時価総額10億円相当のイーサリアム(ETH)を35,000円時点で受理、1月上旬の第1四半期決算ではETHが最高値170,000円ほどに到達、約5倍の含み益があるとしていましたが、1月中旬以降の仮想通貨市場の暴落が直撃する形で、直近のETH価格は50,000円台まで急落しています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄の最新情報一覧は、以下の記事を参考にどうぞ。

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NY市場

  • NYダウ:24,360.14(-122.91)
  • NASDAQ:7,106.65(-33.60)
  • S&P500:2,656.30(-7.69)

先週末13日のNY株式市場は主要三指数揃って下落。

NYダウは寄り付き直後は決算への期待からプラス圏内で推移していたものの、引き続きシリア問題への懸念が相場の重しとなった他、ミシガン大学消費者信頼感指数が市場予想を下回った事で徐々に値を下げ、結局122ドル安で引けました。

WTI原油先物価格はシリア問題を材料に小幅続伸し、67.39ドルとなりました。

シリア攻撃が実行された場合、原油供給の懸念材料となる事が予想されております。

個別ではウェルズファーゴが、決算内容が市場予想を上回ったものの、消費者金融保護局や通貨監督庁との和解協議で10億ドルの費用計上を想定しているとの事が悪材料となり、終値ベースで3.43%下落した他、テスラは下期での黒字化と、キャッシュフローの改善を予想し、2.13%の上昇となりました。

決算期待の上昇などを期待する向きもありますが、シリア情勢等の不安材料が相場の重しとなる展開が引き続き予想されます。

東京市場

  • 日経平均:21,835.53(+56.79)
  • TOPIX:1,736.22(+6.86)
  • マザーズ:1,122.39(-34.00)

週明け16日の東京市場は高安まちまちとなりました。

週末に、アメリカとイギリス、フランスが合同でシリアへの空爆を行いましたが、反応は限定的で日経平均は小幅高で引けた他、為替も107円台で落ち着いています。

ただ、東証一部売買代金は2兆388億円と低調な結果に終わり、投資家が慎重に状況を見極めてる事が見て取れます。

本日も売買代金トップはマネックスグループ。

その他、任天堂、ファストリなどが続きますが、日経平均の寄与度上位は上からユニファミリーマートHD、KDDI、アステラス製薬、リクルートホールディングス、日本ハムとなった一方で、寄与度下位は下からファーストリテイリング、ファナック、信越化学、ソフトバンク、TDKの順となりました。

2月から3月にかけて海外投資家の売り圧力が強かったものの、売りも一服し、新年度相場の4月に入って以降、国内機関投資家の買いとみられる動きも見られています。

シリアへの空爆への市場の反応も限定的である事から一部の投資家からは楽観的な見方が聞かれますが、地政学リスクは依然として高く、不透明要因も多くある事から引き続き警戒が必要です。

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