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米大手銀行JPモルガン、人工衛星でブロックチェーン決済を実験=ロイター

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

JPモルガンがブロックチェーン決済を実験

米大手銀行JPモルガン・チェースが、地球を回る人工衛星同士がブロックチェーンを活用した決済を実行するテストを行い、デジタル機器を正常に動作させることに成功したことが分かった。ロイターが報じた。

「IoT(Internet of Things)」の技術を使い、スマートデバイスが自動で取引を実行できるようになった時に、支払いの処理を行えるように準備することが目的。完全に分散化された方法で、IoT決済を実現することが狙いだ。

IoTは、従来インターネットに接続されていなかった様々なモノが、ネットワークを通じてサーバーやクラウドサービスに接続され、情報交換する仕組みや技術を指す。

昨年11月には三菱UFJフィナンシャル・グループが、米Akamai Technologiesと提携し、ブロックチェーンを基盤とした決済ネットワークサービスを2021年にも開始することが分かった。IoT時代を見据えた決済サービス開発の事例だ。

関連:三菱UFJと米アカマイ、ブロックチェーン基盤の新決済ネットワークを来春にも提供=日経

JPモルガン・チェースは今回の実験を行うために、独自に人工衛星を飛ばしたわけではない。デンマーク企業GOMspaceの人工衛星の中でソフトウェアを稼働させている。

JPモルガン・チェースは昨年10月、ブロックチェーンを利用する次世代決済システム等の新規事業を展開するために「Onyx」という部門を立ち上げた。OnyxのUmar Farooq最高経営責任者(CEO)は今回のテストについて、「宇宙空間は地球から離れていて、最も分散されている場所。実験に非常に適している」と説明している。

そして「今回のテストは、ブロックチェーンが日常生活の決済の質を向上させることが示された」と述べた。

ブロックチェーンや暗号資産(仮想通貨)のエコシステムとの協業も担当し、Onyxの監督役を務めるChristine Moy氏も今回のテストについてコメント。

米テスラ社だけでなく宇宙関連事業を行うSpaceXでもCEOを務めるイーロン・マスク氏や、今年米アマゾンのCEOを退任することを発表し、退任後は自身が設立した航空宇宙企業Blue Originでの活動等に精力的に取り組むとしているジェフ・ベゾス氏らに向け、「仮想通貨を利用した宇宙の経済について話をしよう」と呼びかけた。

関連:イーロン・マスク氏、ビットコイン支持の理由を語る

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