「収益の柱に成長」マネックス、仮想通貨取引所コインチェックの売買代金を適時開示へ

コインチェックの売買高を適時開示へ

マネックスグループは10日、2021年4月(2021年3月度実績)より新たにコインチェック株式会社の「取引所・販売所における暗号資産売買代金」をウェブサイトに掲載することを発表した。

今後、毎月月初3営業日目の開示を予定する。

開示理由として、「クリプトアセット事業セグメントが日本セグメント及び米国セグメントに並ぶ収益の柱として成長し、連結績への影響が高まっている直近の状況に鑑みた」と説明した。適時開示では、21年2月の売買高が20年12月比2.5倍になるなど、ビットコインなど国内仮想通貨市場が活況にあることが窺える。

マネックスグループは今年1月に発表した2021年第3四半期決算で、仮想通貨事業のセグメント利益は第3四半期単期で24.2億円となり、前期比で3.3倍を記録、グループ入り後最高益を更新したことを報告した。

来期からは、累計純利益の一部をコインチェックの旧株主に支払うアーンアウト条項が終了し、コインチェックの純利益の全額がマネックスグループに帰属するとしている。

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コインチェックの口座数は20年11月時点で371万口座に達し、国内全体のシェアの内、約30%を占める。

マネックスグループ決算資料

新規事業では、コロナ禍の需要を見越したバーチャル株主総会「Sharely」のほか、コア事業から派生するサービスとして、IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)による仮想通貨プロジェクトの資金調達支援、市場規模が急拡大するNFT(非代替性資産)マーケットプレイスなどに注力する方針を掲げる。

なお、JVCEA(日本暗号資産取引業協会)が開示した国内事業者26社の統計情報によれば、2021年1月次の現物取引高は、前年同月比7.7倍、前月比1.7倍の3.86兆円まで膨らんでいる。

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