はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用
CoinPostで今最も読まれています

4/20(金)|XRPとBCHに大きな動き・BTCは重要な局面にあるか?

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
仮想通貨市場は、ビットコインやイーサリアム、リップル(XRP)などの主要通貨が、引き続き強い価格推移を見せており、全体の時価総額も節目となる3500億USDを超え、3720億USDまで急伸しています。
日米株価市場
NY市場、東京市場ともに半導体関連銘柄が売られる展開に。SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)も4%下落するなど、相場全体の重しになり、NYダウは83ドル安となり、日経平均は28円安となりました。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は、ビットコインやイーサリアム、リップル(XRP)などの主要通貨が強い価格推移を見せており、仮想通貨全体の時価総額でも節目となる3500億USDを超え、3720億USDまで急伸しています。

今年1月からの仮想通貨市場は高いボラティリティ(価格変動率)に悩まされており、アルトコインと比較して安全資産と捉えられるビットコインに資金が移動したことで、アルトコイン全体が燻っていた時期がしばらく続きました。

しかし、底値から反発して以降の値動きは以前とは対象的となっており、ビットコイン価格も堅実に推移しながらも、アルトコインの強さがしっかりと伺える相場に移行しつつあります。

本日も、昨日の堅調な動きを引き継ぎ仮想通貨市場は全面高となりましたが、そんな中XRPとBCHが20%近い急騰を見せるなど、主要通貨である反面、数ヶ月価格の伸びに悩まされた2通貨に大きな変化が見られています。

CoinPostの参考記事

XRPの高騰止まらず:世界の取引高の50%以上は日本と韓国が占める
仮想通貨市場は好調に推移しており、時価総額3500億USDを突破する好調相場の中で、時価総額Top25の中でXRPが一番高い上昇幅を記録、取引高の約50%が韓国の4取引所から行われており、取引高が増加する中でBitbankも世界のXRP取引高で3位に位置しています。

次の仮想通貨市場のターゲットは、4000億USDの時価総額になると見られており、この水準まで戻すことができれば”直近2ヶ月で最も高い水準”となるため、仮想通貨やビットコインが底を打ったという見方が一層強まりそうです。

4000億USD(約40兆円)到達時のビットコイン価格の目安としては、現在強い値動きを見せているアルトコイン価格次第ではありますが、BTC/JPYで100万円弱になると見られています。

ビットコイン価格は重要な局面

有名トレーダーである「Brian Kelly」氏は、CNBCの番組にて、現在のビットコイン価格は重要な局面にあると言及しました。

現在の価格上昇のファンダメンタルズ要因について、以下のように述べています。

①米国の確定申告終了:米国の確定申告(タックスリターン)期限を4/17に迎え、税金支払いのための売り圧力が終了した

②トランザクションの増加:この上昇相場を維持するためにはビットコインの取引数が重要だが、高い水準で維持されている

③市場外資金:一部ファンドは、未だビットコインに投資していないものの多くの余剰資金を有している。彼らが仮想通貨投資に傾くために、なにかしらの刺激が必要だ

これらのファンダメンタルズ要因のサポートがしっかりと作用すれば、ここからさらなる上昇の流れが始まる可能性があり、重要な局面にあるとしています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄では、昨日大きく下落した「マネックスグループ(8698)」が、寄り底の形で反発を見せ、+4.14%高の553円で引けました。

全上場銘柄中1位となる出来高1.5億株は、2位のみずほフィナンシャル:1億株、3位の三菱UFJフィナンシャル:0.6億株を大きく引き離す数値であり、26日に決算を控える中、決算説明会などでコインチェックに関する新たな情報開示や進展報告が発せられるのかどうか、国内外から強い関心を集めています。

また、昨日「SBI Ripple Asia」主導の証券コンソーシアム発足を発表した「SBIホールディングス(8473)」が、仮想通貨市場におけるリップル(XRP)急騰の影響もあり、+5.04%高と連騰。引け新値となる2,812円に乗せており、年初来高値の2,846円をブレイクできるかどうかにも注目です。

CoinPostの関連記事

SBI Ripple Asia主導の証券コンソーシアム発足|大手証券会社など35社が参加
4月19日、米Ripple社とSBIホールディングスの合弁会社「SBI Ripple Asia」が主導する「証券コンソーシアム(共同事業体)」が正式に発足。2018年1月に発表された18社から大幅に規模を拡大し、大手証券会社を中心に35社が加盟しています。

そのほか、国内でも有数の仮想通貨関連企業として「サイバーエージェント(4751)」が出資している「セレス(3696)」が、3.68%高となる1,634円に。

先日リリースしたスマホアプリが絶好調で、直近取引高の急増を見せている仮想通貨取引所「bitbank(ビットバンク)」を持分法関連会社化していることでの見直し買いが集まったほか、

マネックスに買収される前に出資していた「コインチェック」からも、株式売却時の持分比率に応じたレベニューが支払われる『アーンアウト条項』が付与されており、収益貢献を期待する向きが強まったと見られます。

同社は、20日(金)大引け後に、コインチェック株の売却益(約4.76億円)を含む業績修正を発表。

18年12月期の経常利益を従来予想の2.1倍(4.7億円→9.9億円)に上方修正、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが好感され、執筆時点(19:00)のPTS取引では、+5.14%となる1,718円を付けています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄の最新情報一覧は、以下の記事を参考にどうぞ。

CoinPostの関連記事

bitbank:XRP取引量世界一を記録|国内で板取引がメジャーとなる時代へ
現在注目度を高めている仮想通貨取引所のbitbank(ビットバンク)が、1時間のXRP取引量世界一位を記録しました。bitbankは、多くのアルトコインを板取引で安く入手可能です。
仮想通貨(ブロックチェーン)本命銘柄|関連株の最新情報まとめ
株式市場の仮想通貨(ブロックチェーン)の関連株一覧です。仮想通貨(暗号通貨)の将来性と市場の盛り上がりに伴い、時価総額(株価)の大幅上昇を期待できる本命銘柄と最新のポイント解説をまとめています。

NY市場

  • NYダウ:24,664.89(-83.18)
  • NASDAQ:7,238.06(-57.18)
  • S&P500:2,693.13(-15.51)

主要三指数揃って下落。

米長期金利が1ヶ月ぶりに2.9%台に乗せた事や、原油高なども背景にインフレ率が高まるとの懸念が悪材料となった事が相場の重荷となりました。

しかし、取引終了にかけては、モラー特別検察官がロシア疑惑問題で、トランプ大統領が捜査の対象ではないとの見解をトランプ大統領本人に伝えたと報じられたこともあり、引けにかけてダウはやや値を戻したものの、結局83ドル安で引けました。

半導体受託生産の世界最大手TSMCが業績に対して慎重な見方を示した事で、エヌビディアが-3.10%となった他、インテルが-2.59、アドバンスド・マイクロ・デバイセズ(AMD)が-2.41%するなど半導体関連銘柄に売りが広がり、SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)は4%下落しました。

また、ドイツ製薬大手のメルクから一部事業を買収すると発表したP&Gは、買収の財務負担の影響などへの警戒感から-4.18%。半導体のクアルコムも、オランダの半導体企業NXPセミコンダクターズの買収について、中国当局が慎重な姿勢を見せていることが報じられ、-4.82%となりました。

一方で、アマゾンは前日に有料会員が1億人を突破したとの発表が好材料となり、1.90%と堅調な動きを見せた他、決算内容が市場予想を上回ったアメリカン・エキスプレスとアルコアも上昇しました。

東京市場

  • 日経平均:22,162.24(-28.94)
  • TOPIX:1,751.13(+0.95)
  • マザーズ:1,134.33(+8.72)

20日の東京市場は高安まちまちとなりました。

米国市場の半導体銘柄の下落を受けて、東京市場でも半導体銘柄及びハイテクセクターが下げを主導。

一部押し目買いや中小型株などへの買いなどが入り、株価は一時プラス圏になる場面もありましたが、結局日経平均は28円安となった他、東証一部売買代金は2兆4976億円となりました。

ファナックが-2.34%、信越化学が-4.86%、東京エレクトロンが-2.05%となり、この3銘柄だけで日経平均を約59円押し下げた他、武田薬品工業がアイルランドの製薬会社シャイアーを巡る提案で、相手型に拒否されたことや巨額買収に伴う財務負担だけでなく、新株発行などが要因で4.67%安となり、年初来安値を更新。

一方で、人気ゲーム機向け工作キットの発売を開始した任天堂が3.94%プラス。伊藤忠商事の子会社化が報じられたユニ・ファミリーマートホールディングスも上昇しました。

日米首脳会談や地政学リスクの低下などポジティブな材料もありますが、国内政治リスクは依然として高いままであり、リスクオンになるには材料不足の展開がしばらく続きそうです。

厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06/14 土曜日
09:30
ソラナ現物ETF承認へ前進か、複数企業がSEC要請でS-1書類を修正提出
米SEC要請を受けフランクリン・テンプルトンやフィデリティなど複数企業がソラナ現物ETFのS-1書類を修正提出。ステーキング機能組み込みも検討され承認に向け前進。
08:20
ホスキンソン氏、エイダをビットコインやステーブルに替えることを提案
カルダノ創設者チャールズ・ホスキンソン氏は、1億ドル相当の仮想通貨エイダをビットコインや複数のステーブルコインに替えることを提案。背景や目的を説明し、売り圧を懸念する声にも応えている。
07:30
現在最注目の仮想通貨関連法案、来週火曜日に米上院で最終採決見込み
米上院が来週火曜日にステーブルコイン規制法案「GENIUS法」の最終採決を実施。米ドル裏付け義務化や年次監査要件など包括的な規制枠組みを設定する重要法案の行方に注目。
07:05
今年最大規模の流入、ビットコイン長期保有ウォレットに3万超BTC=アナリスト分析
月11日にビットコイン蓄積ウォレットへ3万BTC以上が流入。2025年最大規模で、史上最高値圏でも長期投資家の積極的な買い増しが継続している状況が明らかに。
06:30
ウォルマート・アマゾンが独自ステーブルコイン検討、競争激化でビザとマスターカード株価急落
米大手小売企業がステーブルコイン発行を検討中。年間数十億ドルの決済手数料削減が狙い。競争激化でビザ・マスターカード株価下落、大手銀行も共同発行で対抗策を模索している。
05:55
米ナスダック上場企業、1000億円規模のビットコイン購入を計画 SPAC調達で
著名仮想通貨投資家ポンプリアーノ氏がProCapBTCのCEO就任を協議中。SPAC合併により750億ドルを調達し、全額ビットコイン購入に充当する計画が明らかになった。
05:35
米SharpLink Gaming、670億円でETH大量購入 イーサリアム財団に次ぐ世界2位の保有企業に
米上場企業SharpLink GamingがETH176,270枚を670億円で購入し、イーサリアム財団に次ぐ世界第2位の保有企業となった。Consensys主導の私募増資で最大ETH保有戦略を推進。
06/13 金曜日
21:13
​​セガとDJTが満を持してリリースする『魁 三国志大戦』 BCGの新潮流を切り拓けるか?
セガの「三国志大戦」がWeb3テクノロジーを取り入れた新作『魁 三国志大戦』として生まれ変わった。CoinPostでは、開発を担うdouble jump.tokyoの創業者である上野 広伸氏にインタビューを実施。開発背景や作品の魅力を語ってもらった。
18:35
MEXC関連企業、ソラナ開発者育成で新プログラム アジア太平洋地域で展開
MEXC IgniteXとSuperteamが戦略的提携を発表。Solana Summit APACで「IgniteX Solana Talent Lab」を始動し、APAC地域のブロックチェーン人材育成を推進。
17:00
超富裕層の投資戦略が大転換、株式から仮想通貨などへシフト=BNYレポート
米大手金融機関BNY Mellonが公開した最新のファミリーオフィスの投資動向調査レポートで、超富裕層による投資戦略の大きな転換が明らかになった。上場株式への投資から、プライベート市場や仮想通貨を含むオルタナティブ投資へと積極的なシフトが進んでいる。
15:46
リミックスポイントのビットコイン保有量が目標の1000BTC突破 8.9億円買い増し
リミックスポイントが56.87BTCを8.9億円で追加購入し、保有量が目標の1000BTCを突破。暗号資産全体の時価評価額は172億円、評価益21億円に。
13:40
米SEC、ゲンスラー時代のDeFi・仮想通貨規制案を正式撤回
米証券取引委員会がDeFiと仮想通貨カストディの規制強化案を撤回。アトキンス新委員長は「イノベーション免除」制度を検討し、業界の規制不確実性解消へ大幅な方針転換を表明した。
13:30
株価8倍暴騰、カナダ上場企業Tony G、6300万円で仮想通貨HYPEを購入
カナダの投資持株会社トニーG投資ホールディングスがHYPEトークン10,387枚を平均42.24ドルで取得。DeFi分野への初進出で株価は8倍以上の急騰を記録。
13:16
ビットポイント、トランプトークン(TRUMP)取り扱い開始
2025年6月、ビットポイントがトランプ大統領公認の暗号資産「TRUMP」の日本初取り扱いを開始。時価総額2850億円の政治系ミームコインの特徴、投資リスクを詳しく解説します。
13:00
石破首相、G7サミットで北朝鮮の仮想通貨ハッキング対策を議題に=報道
石破首相はG7サミットで北朝鮮による仮想通貨ハッキング対策について各国協力を呼びかける予定だ。ハッカー集団「ラザルス」などによる被害拡大を受け国際協力強化を目指す。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧