はじめての仮想通貨
TOP 新着一覧 チャート 学習-運用 WebX
CoinPostで今最も読まれています

バイナンス、FATFの元幹部2名を「規制アドバイザー」に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

バイナンスがFATFの元幹部を雇用

大手暗号資産(仮想通貨)取引所を運営するバイナンスは25日、コンプライアンスおよび規制のアドバイザーとして、金融活動作業部会(FATF)の元幹部2名を雇用したことを発表した。

マネーロンダリング対策(AML)とテロ資金供与対策(CFT)を強化し、世界の規制機関や法執行機関との関係をより強固にする狙いだ。

バイナンスは仮想通貨関連サービスを拡充させながら、規制遵守の体制も強化している。11日には米上院の元民主党議員Max Baucus氏をアドバイザーとして雇用したことを発表し、米国での規制強化を担当することを明かした。これまでグローバルな分散型企業と称して運営して来たバイナンスだが、各国の規制対応も強化する意向を示している。

関連仮想通貨取引所バイナンス、米国の元議員を規制アドバイザーに起用

今回雇用されたRick McDonell氏とJosée Nadeau氏には、AML・CFTとベストプラクティスの強化を担当し、規制政策の指導を行うなど、グローバルなサポートを求める。両氏は過去に、各国政府や仮想通貨業界の組織に加え、国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)、世界貿易機関(WTO)、国連薬物犯罪事務所(UNDOC)といった国際的な機関と協業した経験を持つ。

McDonell氏とNadeau氏は今回の発表に際し、連名で以下のようにコメントを寄せた。

 

仮想通貨とブロックチェーンは広く普及が進んでおり、従来の金融機関もサービスを提供するようになってきた。

 

このような新しい技術は、人や組織がお金を管理する方法を変革する可能性を持っている。

   

我々は業界最大手企業のバイナンスで、世界基準のコンプライアンス対策やリスク管理が行えるように協力できることを嬉しく思っている。

バイナンスのChangpeng Zhao最高経営責任者(通称:CZ)は、「両氏には国際的なAML・CFT政策を実行するために、戦略的な指導を行ってくれることを期待している。重要な国際機関との業務経験は、バイナンスのチームに大きな価値をもたらしてくれるだろう」と説明。「これからもバイナンスと仮想通貨業界を、持続可能な方法で成長させていきたい」とした。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/18 木曜日
13:40
ウォーレン米議員ら、トランプ政権の仮想通貨特命官に対する倫理調査を開始
エリザベス・ウォーレン米上院議員ら8名の民主党議員が、トランプ政権のAI・仮想通貨特別顧問デービッド・サックス氏の特別政府職員としての任期制限超過疑惑について倫理調査を開始した。130日の上限を超過している可能性を指摘し、詳細な勤務日数報告を要求している。
13:35
米SECが承認、BTCやXRP投資のマルチ仮想通貨投資信託のETF転換
米SECがグレースケールのマルチ仮想通貨ETPを承認し、ビットコインやイーサリアムなど5銘柄への一般投資家アクセス投資が可能になった。新たな包括的上場基準も同時に導入されている。
13:02
ポリマーケットでの裁定取引で年間60億円の利益発生か 研究者ら分析
分散型予測市場ポリマーケットでミスプライシングを利用した裁定取引により年間60億円の利益が発生しているとの論文が発表された。研究者による分析を解説する。
12:04
FRB利下げ決定も仮想通貨の市場反応は限定的、BNB前週比9.2%高で1000ドルの大台迫る
FOMCでは米FRBが0.25%利下げを決定したが、暗号資産(仮想通貨)への影響は限定的だった。主要アルトコインでは、BNBが前週比9.2%高の1,000ドル目前に。背景としては、バイナンスの規制環境の進展の兆しとMegadropなどの需要が挙げられる。パウエル議長は年内2回の追加利下げを予想するも慎重姿勢を維持。
11:03
業界の行方を決める「天王山」に臨む──ビットバンク廣末氏が描く未来戦略
ビットバンク廣末紀之CEOが語る、預かり資産1兆円規模への成長と今後の展望。金商法への移行と分離課税実現に向けた2025年後半は業界の「天王山」。
11:00
ビットコイン・トレジャリー企業の勢い減速か、4社に1社が純資産割れで取引=K33報告
K33リサーチなどが報告したところによると、ビットコイン・トレジャリー企業の4分の1が純資産価値を下回る時価総額で取引されており、業界の統合が進む可能性が指摘された。
10:02
ヴィタリック、イーサリアムの開発計画をプレゼン
ヴィタリック・ブテリン氏は、仮想通貨イーサリアムの開発計画についてプレゼンを行った。大阪で開催されているイーサリアムのカンファレンスEDCONに登壇した。
09:40
フォワード・インダストリーズ、最大5900億円規模の資金調達でソラナ戦略を推進
米上場企業フォワード・インダストリーズが最大40億ドル規模のATM増資で仮想通貨ソラナトレジャリー戦略を推進する。DeFi Development Corpもソラナ買い増しを発表した。
08:45
トランプ・ジュニア出資のサムザップ、750万ドージコインを初購入
米ナスダック上場のサムザップメディアが750万ドージコインを200万ドルで公開市場から初回取得したと発表した。
07:20
米SEC、仮想通貨ETF上場手続きを大幅簡素化へ
米証券取引委員会が、ナスダック、Cboe BZX、NYSEアルカの3大取引所による包括的上場基準を承認。今後、仮想通貨を含むコモディティベース株式の上場プロセスが大幅に簡素化される見通しである。
07:10
SBI新生銀行、トークン化預金「DCJPY」の導入を検討へ
SBI新生銀行は、円建てトークン化預金DCJPYの導入を検討すると発表。JPモルガンらが参加するプラットフォームを活用し、トークン化預金での多様な外貨の取り扱いも検討する。
06:50
仮想通貨取引所Bullish、NY州からビットライセンス取得 米国展開へ
機関投資家向け仮想通貨取引所ブリッシュが17日にニューヨーク州金融サービス局からビットライセンスと送金業ライセンスを取得したと発表した。
06:25
マネーグラム、ステーブルコイン送金サービス開始 
国際送金大手のマネーグラムが9月17日にクロスミントと提携しステーブルコインを活用した新たな送金サービスを南米コロンビアで開始すると発表した。
06:02
カルシ、予測市場エコシステムハブ開始 ソラナとベースと提携
予測市場プラットフォーム大手Kalshiが17日、ソラナとベースとの提携によるエコシステム支援ネットワーク「カルシエコ」の開始を発表した。
05:45
米CME、ソラナとXRPの先物オプション取引を10月に提供予定
世界最大のデリバティブ取引所CMEグループが10月13日にソラナとXRPの先物オプション取引を開始すると発表した。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア
重要指標
一覧
新着指標
一覧