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DeFi大手Uniswap、V3コードがイーサリアムテストネットで利用可能に

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

Uniswap V3の進捗

DEX(分散型取引所)Uniswapで実装予定の新たなバージョン『V3』に関して、開発組織のUniswap Labsがそのコア及び周辺コントラクトをイーサリアム(ETH)の主要テストネットにデプロイしたことを発表した。

これからV3のコードを利用する開発者はRopsten、Rinkeby、Kovan、Goerliのテストネットでそれぞれのコントラクトやアドレスを利用することが可能になったという。アドレスやコントラクトなどは全てGithubに掲載されている。

また、公開されたアドレスは最終版ではなく、今後周辺コントラクトにおけるリポジトリのアップデートに伴い変更されるとした。

V3に関して

『V3』は、Uniswap Labsが3月に発表した次世代版のUniswapで、正式のローンチ日程は5月5日となる。

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V3の主な特徴は、Optimism L2(セカンドレイヤー)や「Concentrated Liquidity positions」という流動性プロバイダー(LP)の資本効率を改善する新たな仕組みといったガス代改善策や流動性強化に関する新機能だ。

一方、ネイティブトークンUNIの流動性マイニングは昨年11月に終了し、第二弾に関しては現在目処は立っていない。V3実装後、UNIのエコシステムがどのように強化されていくかDeFi(分散型金融)界隈で議論されている。

イールドファーミングとは、需給バランスによって常に変化する利率に応じて流動性の提供先を変え、最も大きなリターンを得る取り組みのこと。

流動性マイニングはイールドファーミングを行う人達を惹き付けるために、流動性提供の対価として利息の他にガバナンストークン(ガバナンスへの参加権を表現するトークン)が付与されることを指す。

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